最近どういうわけかドレイモンド・グリーンがブレイザーズに移籍するのでは?という噂が出ていますが、これはリラードがグリーンを批判したウォーリアーズファンに対してツイッターで警告し、さらにマッカラムもそれに賛同したことが発端のようです。
リラードやマッカラムのこういった行動は決してグリーンをブレイザーズに勧誘するためにではないとは思うのですが、一部メディアは面白がって「オフシーズンにブレイザーズにグリーンがやってくる!」と盛り上がってしまっています。
そこで今回はいま確認できるドレイモンド・グリーンがブレイザーズに移籍するためのトレードパッケージの内容とトレード成立後のブレイザーズのチームサラリーをシュミレーションしていこうと思います。
ブレイザーズとウォーリアーズのトレードパッケージ
余談ですがユニフォームは似合っている気がします。
- ブレイザーズ獲得:ドレイモンド・グリーン
- ウォーリアーズ獲得:ノーマン・パウエル(サイン&トレード)、ロバート・コビントン、アンファニー・サイモンズ、将来の1巡目指名権2本、2巡目指名権1本
続いてそれぞれのサラリーも比べてみましょう。
ドレイモンド・グリーンは残り3年で7741.9万ドル。最後の1年がプレイヤーオプションの契約です。
対してコビントン、パウエル、サイモンズ3人合わせて3428.8万ドル。パウエルの来シーズンの契約がプレイヤーオプションになることから、パウエルはサイン&トレードでの放出ということになります。
続いてそれぞれを当てはめたチームサラリーも比べてみましょう。
上がドレイモンド・グリーン加入後のブレイザーズ。下がコビントン、パウエル、サイモンズ加入後のウォーリアーズのチームサラリーです。
ブレイザーズはディフェンスに課題があることから、グリーンを獲得することでそのウィークポイントを補完できるだけでなく、同時にプレイメーカーとしての役割も任せることができます。
一方、ウォーリアーズはグリーンが抜けた穴は大きいものの、コビントン、パウエル、サイモンズという、アウトサイドシュートが得意でディフェンスでも期待できる即戦力だけでなく、1巡目指名権2本、2巡目指名権2本を獲得することになります。
とはいうものの、このトレードパッケージはもちろんアメリカの記者が考えた架空のものです。したがって全く信憑性のあるものではありません。
それでもこのトレードが本当に成立したら、ブレイザーズはリラード、マッカラム、グリーンの新しいビッグスリー誕生となりますし、ウォーリアーズもいよいよグリーンから離れて新しいチームとして舵を切ることになります。
特にウォーリアーズはプレーオフを2シーズン連続で逃しているので、このオフシーズンは大きく動く可能性が高いです。カリーとの契約延長を控えていますし、ウィギンズを残すかトレードするか、ウーブレイJrとの契約延長はあるのか、といった問題が待ち受けています。
リラードとマッカラムがツイッターでグリーンを擁護しただけで今回のようなトレード話が浮上したわけですが、割と両チームにとって良い話になるのではないでしょうか。
というわけで今回はこれで終わりにしようと思います。最後まで読んでくださってありがとうございました。また更新します。それではまた。
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