というわけで今回はウォーリアーズのジェームズ・ワイズマンのトレードの噂を探っていこうと思います。
ワイズマンの置かれた状況と今シーズンのスタッツ
ジェームズ・ワイズマンはウォーリアーズがドラフト2位で指名した将来のスター候補のひとりで、今シーズンは平均11.5得点、5.8リバウンド、0.9ブロックのスタッツを残しています。
残念ながら今シーズンは右ひざ半月板の手術を受けたため来シーズンでの復帰を目指しています。
ウォーリアーズとしては彼の成長を待つか、カリー、トンプソン、グリーンがいる間に彼をトレードして見返りに即戦力を獲得するかを選択できるというわけです。
ワイズマンのオンコート/オフコートスタッツ
問題なのはワイズマンがまだ成長段階にあって、彼がベンチにいるほうがチームの成績が良いということです。もちろん経験を積めば今後ウォーリアーズの中心選手になれるポテンシャルは充分にあると思いますが・・。
そんなワイズマンなのでトレードの噂がいくつか出ているので今回取り上げてみることにしました。
サンダー ↔ ウォーリアーズのトレード
- サンダー獲得:ジェームズ・ワイズマン、アンドリュー・ウィギンズ
- ウォーリアーズ獲得:アル・ホーフォード、ルゲンツ・ドート、テオ・マレドン、2022年第1ラウンドピック(LAC経由)
来シーズン以降のサラリーも入れてみました。赤はプレイヤーオプション、緑はクオリファイング・オファーになります。
サンダーはワイズマンを獲得すればシェイ・ギルジャス・アレキサンダーとのフレッシュなデュオの誕生となります。ウィギンズもサラリーこそ重たいですが、ディフェンス力やシュート成功率を向上させて有能なウィングの選手になりました。
個人的にはドート放出はちょっともったいない気もしますので、サンダーは今後2027年まで1巡目20本、2巡目19本も指名権を持っているので、この指名権を使ったトレードの方がいいと思います。
指名権についてのリンクです↓
一方ウォーリアーズは即戦力を獲得してすぐに優勝を狙えるロスターになります。ホーフォードならすぐにフィットしそうですし、ドートのディフェンス力は魅力です。マレドンは恐らくカリーのバックアップに回るはずです。
ロケッツ ↔ ウォーリアーズのトレード
- ロケッツ獲得:ジェームズ・ワイズマン
- ウォーリアーズ獲得:クリスチャン・ウッド
このトレードも面白いです。もし成立したら再建中のロケッツとしてもワイズマンを将来のフランチャイズプレイヤーとして育てることができますし、ウォーリアーズもウッドなら即戦力になるはずです。
ちなみにクリスチャン・ウッドは今シーズン、41試合出場で平均21.0得点、9.6リバウンド、1.2ブロック、スリーポイント成功率37.4%のスタッツを残しています。
今回はこれで終わりにします。最後まで読んでくださってありがとうございました。
https://theadmiral50.net/nba/2021-05-02-coach-of-the-year
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