PJ・ワシントンのチーム内の役割の変化と立ち位置について

2021年10月26日。つい先ほどNBAの第1週目のイースタンカンファレンスの週間MVPにホーネッツのマイルズ・ブリッジズが選ばれました。

ホーネッツが強くなっていると感じて嬉しく思う反面、PJ・ワシントンはどうしてるのかが気になっていましたが、今シーズンはベンチスタートでの起用となっていました。

今回はそんな昨シーズンまでホーネッツのスターターを務めていたPJ・ワシントンのチーム内の立ち位置について調べていこうと思います。

PJ・ワシントンのキャリアスタッツ

NBA.com

NBA入りして3シーズン目を迎えるPJ・ワシントンですが、出場時間が少なくなっているのとベンチスタートになったせいか、スタッツ上も変化が見られます。もちろんこのベンチスタートというのもまだ4試合しか消化していないため限定的な起用方法なのかもしれません。

細かくスタッツを見ていくと、出場時間が昨シーズン30.5分だったのが今シーズンは23.2分、FGAも10.7本から7.0本に減っています。

まだ3試合とはいえ低調気味なのは気になります。苦労の原因は役割の変化に慣れているからだと思います。

PJ・ワシントンの起用法が変わった主な原因は、今シーズンのホーネッツのロスターに変化があったためです。それはケリー・ウーブレイJrとメイソン・プラムリーの加入です。

それではロスターを確認してみましょう。

ホーネッツのロスター

スターター(出場時間)
  • PG:ラメロ・ボール(29.2)
  • SG:ゴードン・ヘイワード(35.1)
  • SF:ケリー・ウーブレイJr(31.9)
  • PF:マイルズ・ブリッジズ(35.3)
  • C:メイソン・プラムリー(29.9)
ベンチ(出場時間)
  • PG:テリー・ロジアー(22.8)、イシュ・スミス(20.9)
  • SG:ジェームズ・ブックナイト(1.0)、スコッティ・ルイス
  • SF:コディ・マーティン(23.8)
  • PF:PJ・ワシントン(23.2)、バーノン・キャリーJr(0.8)、JT・トール(1.0)
  • C:ニック・リチャーズ(5.2)カイ・ジョーンズ(1.0)、ジェイデン・マクダニエルズ(11.5)

今シーズンからウーブレイJrとプラムリーがスターターで起用されているため、PJ・ワシントンがベンチスタートになっています。

もちろんこれはまだ4試合が終わった段階のことです。今後選手の調子の問題やケガなどによるアクシデントが起これば流動的になっていくでしょう。

ライバルの契約状況

HOOPSHYPE

次は契約状況を確認していきます。ウーブレイJr、マイルズ・ブリッジズ、PJ・ワシントン、コディ・マーティンの契約状況を並べてみました。

PJ・ワシントンにとっての最大のライバルはマイルズ・ブリッジズになると思います。1年早くNBA入りをしたブリッジズはアンダーサイズのパワーフォワードながら今シーズンブレイク中です。

試合を観ているとサイズ感がPJ・ワシントンと似ているのでたまに間違えてしまうことがあります。

1週目の週間MVPにも選ばれていますし、このまま活躍していけばチームの序列はますますワシントンよりもブリッジズになりそうです。

さらに今シーズンはウーブレイJrが加入しているので、今後ワシントンのチーム内での立ち位置が変わっていきそうです。

まとめ

オフシーズンにウーブレイJrやプラムリーが加わったことによってホーネッツの選手層がかなり厚くなりました。しかしそれによって昨シーズンまでスターターを務めていたPJ・ワシントンがベンチに回るなどの変化が生じています。

2年目までに目立った成長を示せなかったPJ・ワシントンなので致し方ないと思う反面、時折見せるポテンシャルの高さに歯がゆさも感じています。

とはいえまだ4試合を消化したばかり。今後のPJ・ワシントンの活躍に期待していきたいと思います。

今回はこの辺で終わりにします。最後まで読んでくださってありがとうございます。また更新します。

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