先日練習中の態度が原因でドック・リバースHCに帰宅を命じられるなど、いよいよチームに所属するのが難しくなってきたベン・シモンズ。
ここはもう「高く売る」ことにこだわらずに今できるトレードを成立させた方が良いのではないでしょうか。
というわけで10月21日付のベン・シモンズのトレード情報を探してみました。さっそく確認していきましょう。
キャバリアーズとのトレード
- シクサーズ獲得:コリン・セクストン、アイザック・オコロ、ケビン・ラブ、2022年と2024年の1巡目指名権の交換権、2023年の1巡目指名権、2025年1巡目指名権
- キャブス獲得:ベン・シモンズ、セス・カリー、シェイク・ミルトン、2022年と2024年の1巡目指名権の交換権
シクサーズはセクストンとオコロの若手とストレッチ4のラブ、1巡目指名権2本と1巡目指名の交換権(シクサーズ有利)というもの。セクストンとオコロとラブは低迷するチームから優勝候補のチームに移籍できるので良い話ではないでしょうか。
キャブスはセクストンとの契約延長を積極的には望んでいないようですし、ラブの受け入れ先もなかなか見つからないという状況でしたが、それが一転してシモンズを獲得できるというならこれも良い話だと思います。
ラプターズとのトレード
- シクサーズ獲得:OG・アヌノビー、ゴラン・ドラギッチ
- ラプターズ獲得:ベン・シモンズ、シェイク・ミルトン
シクサーズは急成長中の3&Ⅾのアヌノビーとプレーオフでの活躍が期待できるベテランポイントガードのドラギッチを獲得。これは中長期的に見れば戦力ダウンにならないのではと思うほど、個人的にアヌノビーに期待しています。
ラプターズはシモンズとミルトンを獲得。シモンズが本気で試合に取り組めばナースHC好みのハードなディフェンスを体現できるはずです。これも悪くないです。
ブレイザーズとのトレード
- シクサーズ獲得:CJ・マッカラム、ロバート・コビントン
- ブレイザーズ獲得:ベン・シモンズ、セス・カリー、ジェイデン・スプリンガー(SG)
シクサーズはマッカラムとコビントンという、すぐにチームにフィットしてくれそうな2人を獲得。マッカラムはポイントガードではありませんが、ボールハンドラーとしてもゲームメイカーとしても活躍できる選手で、シモンズよりもエンビードとの相性は良さそうです。
コビントンも2014年~2018年までチームに所属していたので、チームや地元のファンからもすぐに受け入れられるはずです。
ブレイザーズはシモンズがディフェンスでのハードワーカーぶりを発揮すれば、リラードの負担を軽くできます。またセス・カリーのスリーが加わることもオフェンス面で大きな好材料です。スプリンガーについては2021年の28位指名のSGで19歳ということくらいしか把握していないのでこれからの伸びしろに期待しましょう。
まとめ
これまでシモンズのトレード先候補3チームのトレード案を確認してきましたが、どれも悪くない感じがします。
個人的に気になるのはシモンズと一緒にトレードされる選手達です。正直なところシモンズがどこに移籍しても構いませんが、一緒にトレードされるセス・カリーとシェイク・ミルトンが気の毒です。
NBA選手に移籍はつきものなので、ビジネスと割り切って考えているとは思います。しかしベテラン選手にとっては再建中のチームへのトレードは面白くないはずですから。
というわけで今回はこの辺で終わりにしようと思います。また参考にしたサイトと関連するブログのリンク先を貼っておきます。興味のある方はどうぞご覧ください。
https://section215.com/2021/10/20/philadelphia-76ers-ben-simmons-trades-3/
https://theadmiral50.net/nba/2021-0929-ben-simmons
https://theadmiral50.net/nba/2021-10-15-goran-dragic
https://theadmiral50.net/nba/2021-22-9-14-cavaliers
https://theadmiral50.net/nba/2021-08-28-raptors
https://theadmiral50.net/nba/2021-22-9-15-blazers
https://theadmiral50.net/nba/2021-09-27-elton-brand