2022年9月20日現在、スパーズのヤコブ・パートルにはトレードの噂が複数出ています。今回はそんなパートルのトレード噂が具体的にどんなものがあるのか探してみることにしました。さっそく見ていきましょう。出所はnbaanalysis.netです。
ホーネッツとのトレードの場合
- スパーズ獲得:メイソン・プラムリー(1年908万ドル)、2023年1巡目指名権(15位~30位ならホーネッツが所有)
- ホーネッツ獲得:ヤコブ・パートル(1年939万ドル)
ホーネッツとのトレードの場合、メイソン・プラムリーと1巡目指名権とのトレードという記事を見つけました。プラムリーとパートルはほぼ同等のサラリーなので、ホーネッツがパートルを獲得するためにさらに1巡目指名権を付けるということになります。
2023年はあのビクター・ウェンバヤマがいますから、スパーズとしてはできるだけ多くの指名権を獲得しておきたいはずです。またプラムリーはポポビッチの下でアメリカ代表チームを経験しているので、そういった意味ではフィットしそうな感じはしますね。このトレードの記事についてはリンク先を貼っておきます。↓
ラプターズとのトレードの場合
- スパーズ獲得:ケム・バーチ(2年約1,364万ドル)、マラカイ・フリン(3年約1,181万ドル)、2024年1巡目指名権
- ラプターズ獲得:ヤコブ・パートル(1年939万ドル)
続いてはラプターズのバーチ(1年目約667万ドル)とフリン(1年目約214万ドル)と1巡目指名権というものです。
パートルとしても古巣に戻ることになるので、まったく知らない土地に行くことになるよりかは気分的に安心でしょうか。
スパーズ目線で考えると、バーチ(C)をパートルの代わりに使えますし、正ポイントガードが抜けたチームに同じくとフリン(PG)獲得で穴を埋められます。
ブルズとのトレードの場合
- スパーズ獲得:コビー・ホワイト(2年約1,735万ドル)、マルコ・シモノビッチ(2年約336万ドル)、2023年1巡目指名権(ブレイザーズ経由)
- ブルズ獲得:ヤコブ・パートル(1年939万ドル)
次はブルズとのトレードです。スパーズはコビー・ホワイト(PG/SG)とシモノビッチ(PF/C)と1巡目指名権。ブルズはパートルというものです。
ホワイト(1年目741万ドル)、シモノビッチ(1年目156万ドル)の2人合わせてちょうどパートルを同じくらいのサラリーなのでこれも一致します。これは個人的にどちらにとってもWIN-WINなように感じるトレードだと思います。
理由はパートルとしても元チームメイトのデローザンがチームにいますし、コビー・ホワイトもスパーズに足りない得点力をもたらしてくれそうだからです。そういった意味でも妥当なように感じます。
ウォーリアーズとのトレードの場合
- スパーズ獲得:ジェームズ・ワイズマン(3年約3,752万ドル)
- ウォーリアーズ獲得:ヤコブ・パートル(1年939万ドル)
最後はウォーリアーズのワイズマンとトレードするという案です。ワイズマンの今シーズンのサラリーが960万ドルなのでちょうどパートルと一致するということですね。
2020年のドラフト2位のワイズマンですが、膝のケガでこれまで2シーズンで39試合しか試合に出ていません。今年のサマーリーグで復帰したので健康を維持できれば若手主体のスパーズにとっては良い人材だと思います。ウォーリアーズがワイズマンを見限ったのなら実現するかもしれないですが、まだそういった噂は出ていないのでまだこのトレード案は時期尚早な気がします。ただし、確かに両チームにとっては良さそうな感じはします。
まとめ
というわけで今回はスパースのヤコブ・パートルのトレードの噂を追ってみました。スパーズ側は1巡目指名権2本を要求してるのでは?というニュースを見ましたが、実際は難しいように思います。ですので今回のような1巡目指名権1本と他の選手というのが妥当なラインではないでしょうか。
スパーズ目線で考えると、まだ若いパートル(26歳)を維持してもいいように思いますし、もし本当にパートルを出してビッグマンを獲れなかったら、次のシーズンはタンク確定だなと思ってしまいますね。そうなったらウェンバヤマを何としても獲得しておきたいですね。
今回参考にしたサイトのリンク先と、関連するブログのリンクを貼っておきます。気になる方はご覧ください。最後まで読んでくださってありがとうございます。また更新します。