ニックスの一番の補強ポイントはポイントガードと言われていて、このオフシーズンにクリス・ポールやデイミアン・リラードなどをトレードで狙っているとのことです。
しかし、実際のところ彼らのような選手を獲得するとしたら、ニックスの方もランドルやバレットのような主力選手や将来の指名権などを複数手放さなければならなくなるので慎重になるべきです。
ですが、前述した選手達よりも現実的なターゲットに的を絞れば話は別です。例えばペイサーズのマルコム・ブログドン、ホーネッツのテリー・ロジアーなどはクリス・ポールやリラードと比べると比較的お手頃な価格で獲得できそうです。
というわけで複数のサイトからニックスが彼らを獲得するためのトレードパッケージを確認してみましょう。
ペイサーズとのトレード案
- ニックス獲得:マルコム・ブログドン
- ペイサーズ獲得:イマニュエル・クイックリー、ケビン・ノックス、2021年19位指名権、2021年21位指名権、2023年2巡目指名権(ジャズ経由)
ニックスはウィークポイントだったポイントガードをブログドン獲得で解消できて、見返りもブログドンを獲得できたなら問題ないと思います。
逆にペイサーズはこれでいいのか?という印象のトレード案です。先日ブログドンを中心としたベン・シモンズのトレードが破談になったという声が聞こえてきたので、ペイサーズはブログドンを手放してもいいと考えているようです。
次にペイサーズの2021年の指名権を確認してみます。
ペイサーズは今回のトレードによって13位、19位、21位の3本の1巡目指名権を持っていることになります。つまりその3本を使ってトレードアップ、または他のトレードを画策するという新しい選択肢も生まれます。
噂ではペイサーズはリラードやマッカラム、ベン・シモンズをターゲットにしているようなので、この3本の1巡目指名権はそういったトレードのための有効な手段になるかもしれません。
それと最近知ったのですが、チームがその年のドラフト指名できる人数は4人までだそうですね。
ホーネッツとのトレード案
- ニックス獲得:テリー・ロジアー
- ホーネッツ獲得:ミッチェル・ロビンソン、2021年21位指名権、2021年32位指名権
ロジアーも次は大型契約になる見込みのため、トレードされる可能性があります。またホーネッツには同じポジションにラメロ・ボールとデボンテ・グラハムがいることからもトレードされるかもしれません。
ニックスはミッチェル・ロビンソンを出したくないかもしれませんが、ロビンソンがケガで欠場していたときもチームはノエルの活躍もあって好調を維持していたので、ポイントガード獲得のためにはロジアーも放出するかもしれません。
それではトレード成立後のニックスの指名権を確認してみましょう。
このトレードが成立したとしてもニックスには19位と58位が残ります。つまりロビンソンの代わりの若いビッグマンをドラフトで獲りに行くことも可能です。
ホーネッツ視点に話を戻すと、ホーネッツのビッグマンにはコディ・ゼラーとビヨンボがいるものの、センターポジションは手薄です。そこにミッチェル・ロビンソンのようなリム・プロテクターが加わればその問題は解消されます。そう言った意味でもロジアーを放出する可能性はあると思います。
まとめ
ニックスのターゲットがリラードやクリス・ポールだったらトレードで獲得するのは難しいですが、ブログドンやロジアーだったら、そこまでニックスの手駒を出さずとも獲得することは可能ではないでしょうか。
またニックスの獲得候補にはロンゾ・ボールの名前をよく見かけますが、ロンゾ・ボールを獲得するトレード案については以前にも書いたので割愛します。
ちなみに最近見つけたトレード案は、ロンゾ・ボール+ジャクソン・ヘイズ↔ミッチェル・ロビンソンというものです。
今回はここまでにしようと思います。最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。今回参考にしたサイトのリンクと関連するブログのリンクを貼っておきます。
https://theadmiral50.net/nba/2021-06-26-zion-williamson-trade
https://theadmiral50.net/nba/2021-06-22-brandon_ingram
https://theadmiral50.net/nba/2021-06-09-terry-rozier
https://theadmiral50.net/nba/2021-05-18-knicks-trade
https://theadmiral50.net/nba/2021-04-28-knicks-2021-offseason
https://theadmiral50.net/nba/2021-01-28-lonzo_ball
https://theadmiral50.net/nba/2020-21-nba-trade