今回はニックスがグリズリーズのジャレン・ジャクソンJrをトレードで獲得するのではないか?という噂を取り上げてみます。
この噂の出所はFansided’s Daily Knicksからです。内容は以下の通り、
トレードの噂の内容
- ニックス獲得:ジャレン・ジャクソンJr
- グリズリーズ獲得:オビ・トッピン、ケビン・ノックス、2021年1巡目指名権、2021年2巡目指名権 ※指名権は19位と32位相当
この噂をそれぞれの選手の今シーズンや近年の成績や今後のサラリーを調べた上で理にかなっているか判断していきたいと思います。
ジャレン・ジャクソンJrの成績とサラリー
来年はプレイヤーオプションになりますが、恐らくグリズリーズ残留を選ぶはずです。サラリーも2年で2,100万ドルほどでコスパが良いのですが、心配なのは膝の半月板断裂の大怪我から復帰したばかりでトップフォームに戻れるのか?ということです。
またジャレン・ジャクソンJrはスリーポイントも得意としているので、もしニックスに移籍した場合はニックスのウィークポイントを補えるとともに、ジュリアス・ランドルとのフロントコートデュオはライバルチームにとってかなりの脅威になります。
オビ・トッピン、ケビン・ノックスの成績とサラリー
上がトッピンで下がノックスです。どちらも適正ポジションはパワーフォワードで身体能力やドラフト前の評判が高かったものの出場時間をもらえていない、現在伸び悩んでいる選手達です。
トッピンはジャンプ力やウィングスパンに優れていますが、まだその才能を試合で表現できていませんし、ノックスに関しては今シーズン11分しか出場時間をもらえていないので完全にトレード要員の一人になっています。それでもノックスはまだ21歳。まだ伸びる可能性を秘めています。
トッピンとノックス2人合わせて3,900万ドルほどになりますが、2人ともこのままの成績なら高い契約はもらえそうにありません。
グリズリーズのトレード成立後のチームサラリー
オビ・トッピンとケビン・ノックス加入、ジャレン・ジャクソンJrが抜けたと仮定したチームサラリーです。※ロスターにいない選手はグレーで色分けしています。見落としがあったらごめんなさい。
グリズリーズはバランチュナスとカイル・アンダーソンの契約交渉が控えています。
また、今回のトレードが成立した場合はニックスの1巡目指名権19位と32位がもらえることになるので、もともとのグリズリーズの指名権と合わせると1巡目2本(14位、19位)、2巡目2本(32位、52位)で合計で4人のルーキーを追加することになります。
そうなるとまたさらに若いロスターになりますね。今後プレーオフで勝てるチームにするにはベテランを追加した方が良さそうです。
ニックスのトレード成立後のチームサラリー
ジャレン・ジャクソンJr加入、オビ・トッピン、ケビン・ノックスが抜けたと仮定したチームサラリーです。
こうして見ていくとニックスは今シーズンで契約が切れる選手が多いですね。デリック・ローズやノエル、バークスなどは残りそうで、来シーズン中にはランドルの契約延長交渉が控えています。これはマックス契約になりそうですね。
まとめ
グリズリーズがジャレン・ジャクソンJrを出すとはあまり思えませんが、ジャレン・ジャクソンJrはニューヨークに近いニュージャージー州出身の選手なので本人が行きたがる可能性も充分にあります。
またニックスがどうしても彼を欲しいとしたら、もっと良い条件のトレードパッケージをグリズリーズに提案するかもしれません。
ここまで書いていながら、今のところよく分かりませんね・・。
モラントからのロブパスをトッピンがアリウープで決めるなんて姿は見てみたい気もします。
今回はこの辺で終わりにしたいと思います。最後まで読んでくださってありがとうございました。
https://theadmiral50.net/nba/jaren-jackson-jr-injury
https://theadmiral50.net/nba/2021-04-13-50-40-90_club
https://theadmiral50.net/nba/2021-05-09-t-j-warren
ブログを書くときに参考にしている本や単純に好きなもののリストです。興味がある方は覗いてみてください。↓
https://www.amazon.jp/hz/wishlist/ls/3FGV3I0LRXIE5?ref_=wl_share
[itemlink post_id=”2513″][itemlink post_id=”1289″]