ジャーナリストのShams Charania氏によれば、ペリカンズのロンゾ・ボールはトレードデッドラインの3月25日までにトレードされる可能性が高いようです。
The Pelicans, viewed as a key team in NBA trade market, are receiving calls on Lonzo Ball and JJ Redick from interested teams and have shown openness to discussing both, per sources.
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— Shams Charania (@ShamsCharania) January 26, 2021
理由としては、ボールもレディックも契約の最終年であり、今シーズンもチーム状況が芳しくないため(2021年1月29日現在、6勝10敗でウェスタンカンファレンス14位)、それなら彼らに再契約のオファーはせずに、2人をトレードパッケージの一部にして見返りを得ようという思惑が潜在的にあります。
今回はそんなロンゾ・ボールに興味があるとされるチームと噂されるトレードパッケージを追っていきます。レディックはまた別の機会にします。
ニックスの場合
- ニックス獲得:ロンゾ・ボール
- ペリカンズ獲得:ケビン・ノックス、将来の1巡目指名権
ニックスは現在パスファーストのポイントガードの獲得を希望しており、ロンゾ・ボールならその希望に合う。ということでニックスのトレードパッケージは、ケビン・ノックスと将来の1巡目指名権あたりで落ち着くと予想されています。
ロンゾ・ボールとケビン・ノックスのサラリーの比較
この数字は『HOOPSHYPE』から引っ張ってきたもので表は自分で加工したものです。ロンゾ・ボールの2021/22シーズンと、ケビン・ノックスの2022/23シーズンはクオリファイング・オファー(Qualifying Offer)に該当し、所属チームの契約が最優先されるというものだそうです。MLBとNBAではまたルールが違うとのことで難しいですね。
ボールとノックスの活躍具合からすると、現状ではボールの方が格上になるため、1巡目になるか2巡目になるかはわかりませんが、ニックスからペリカンズに指名権を譲渡することになるという見込みです。
ブルズの場合
- ブルズ獲得:ロンゾ・ボール
- ペリカンズ獲得:ラウリ・マルッカネン
ブルズもロンゾ・ボールのようなパスファーストのポイントガードを獲得すれば、コビー・ホワイトとザック・ラビーンをシューティングに専念させることができるという狙いがあるようです。
ロンゾ・ボールとマルッカネンのサラリーの比較
そもそもブルズがマルッカネンを出さない気もしますが、ウェンデル・カーターやパトリック・ウィリアムズなどが台頭して、ペリカンズがボール+αでオファーしたらその可能性もなくはないですね。
ホーネッツの場合(番外編)
- ホーネッツ獲得:ロンゾボール
- ペリカンズ獲得:マイルズ・ブリッジズ
これはネタだろうと思ったのと、実現しなさそうなので「番外編」と銘打ちました。ポジションとプレースタイルが被るし、ラバー・ボールしか喜ばないトレードでしょう。
今回も最後まで読んで頂いてありがとうございました。参考にしたサイトのリンク先を貼っておきます。
https://pelicandebrief.com/2021/01/27/new-orleans-pelicans-need-lonzo-ball/3/
https://theadmiral50.net/nba/2020-12-17-2020-21-pelicans
https://theadmiral50.net/nba/2020-12-17-2020-21-knicks
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