今回はマイアミ・ヒートがペリカンズのブランドン・イングラム獲得を狙っているという噂を取り上げることにします。
そもそもブランドン・イングラムがトレード市場に出るという噂はありませんでしたが、ザイオンの家族が「ザイオンのためのサポートキャストを充実させろ」という要求が圧力となってイングラム放出の噂が過熱したことが発端のようです。
ペリカンズは先日、成績不振とザイオンとそりが合わなかったヘッドコーチのスタン・バンガンディーを解雇したばかりです。これからヘッドコーチ探しとザイオンのためのチームを再構築すると見られます。
そんな中マイアミ・ヒートがブランドン・イングラム獲得の意志があるというニュースが入ってきたわけです。さっそくマイアミ・ヒートのブランドン・イングラム獲得案2つを見ていきましょう。
ヒートのトレードパッケージ1
- ヒート獲得:ブランドン・イングラム
- ペリカンズ獲得:タイラー・ヒーロー、ゴラン・ドラギッチ、アンドレ・イグダラ、2025年1巡目指名権、2027年1巡目指名権
イングラムに対して1対5のトレードです。5年1億5800万ドルのマックス契約で延長したばかりのイングラムのサラリーを確認してみましょう。
イングラムを獲得するためですから5人放出は致し方ないでしょう。ヒートファンからすればタイラー・ヒーローの将来性をここで諦めるのは忍びないものの、バトラー、アデバヨ、イングラムの3人が揃うのは見てみたい人も多いのではないでしょうか。
ドラギッチとイグダラの来シーズンの契約はプレイヤーオプションです。これからチームとの話し合いが行われて残留するかFAになるかが決まります。
2025年と2027年の指名権なんてだいぶ先のように感じますが、バトラーとアデバヨが全盛期の内に優勝を狙うためには放出をためらうべきではないのかもしれません。
ヒートのトレードパッケージ2
- ヒート獲得:ブランドン・イングラム
- ペリカンズ獲得:ダンカン・ロビンソン、タイラー・ヒーロー、ケンドリック・ナン、プレシャス・アチウワ、ゴラン・ドラギッチ、将来の指名権
こちらにはダンカン・ロビンソンやケンドリック・ナンも含まれています。
サラリー面では折り合いがつかないですが、今後高額な契約になる可能性が高い選手ばかりです。しかもダンカン・ロビンソンとケンドリック・ナンはこのオフに延長交渉に入るものとみられ、特にダンカン・ロビンソンの契約は相当高くなると予想されています。
今回は2つのトレードの噂を追ってみましたが、バトラー、アデバヨ、イングラムが同じチームになったら他のイーストのチームからすれば脅威でしかありません。ただしそのためにはタイラー・ヒーローやダンカン・ロビンソンなどを放出することは避けられないでしょう。ただしチームの強化のためにときには大胆な決断を下す必要があります。
今回はこれで終わりにします。最後まで読んでくださってありがとうございます。
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