20/21シーズン ハーデンのトレード先候補まとめ

はじめに

というわけで2020/21シーズン開幕直後、ロケッツのジェームズ・ハーデンにはトレードの噂が絶えなくなっています。

今のところハーデンの移籍先候補になっているチームは、ネッツ、シクサーズ、ヒート、バックスとされていましたが、新たにセルティックスとブレイザーズがリストに加わったとの噂があります。

今回は今現在の各チームのトレードの噂とトレードパッケージがどうなっているのかを確認していこうと思います。

ネッツの場合

一番はじめにハーデンのトレード先に名前が挙がったのがネッツでしたが、ネッツはこの中で最もトレードが実現する可能性が低いチームです。

理由はネッツがデュラント、アービングを維持したまま、そこにハーデンを加えるというスタンスであるためで、あまりに現実的でないからです。

実際この3人が同時にコートに立ってもボールがいくつあっても足りないですし、上手くいくイメージがまったく沸きません。サラリー面でも3人だけでチームサラリーの9割は埋まってしまうので実現の可能性は極めて低いといっていいでしょう。そのためこの噂も今では立ち消えになっています。

シクサーズの場合

シクサーズには長年ロケッツのGMを務めたダリル・モーリーがいるため、ネッツよりは実現の可能性は高いように思えます。

しかしシクサーズもエンビードとシモンズをキープしつつハーデンの獲得を目論んでいるとされており、こちらもなかなか進展しないようです。

clutchpoints.comの記事に以下のトレード案が出ています。

  • シクサーズ獲得:ジェームズ・ハーデン
  • ロケッツ獲得:トバイアス・ハリス、セス・カリー、将来の1巡目指名権2本、2巡目指名権1本

シクサーズが本気で優勝を狙うとしたら、ネッツよりは実現の可能性がまだあるような気がします。それでもかなりリスキーな話だと思います。

https://clutchpoints.com/the-best-trade-offer-sixers-can-make-for-rockets-star-james-harden/

ヒートの場合

ヒートにハーデンが加わるという話も難しい決断が迫られます。ヒートがバトラーとアデバヨをキープする場合のトレード要員は、ダンカン・ロビンソン、タイラー・ヒーロー、ケンドリック・ナンらのいずれかとドラフト指名権や金銭などをロケッツに渡さなければならないはずなので、これもあまりヒートに旨味がないように思えます。可能性はゼロではないかもしれませんが、厳しいように感じます。

https://clutchpoints.com/heat-rumors-miami-moves-on-james-harden-trade-talks/

バックスの場合

ックスはこのオフシーズンにプレイメーカーでディフェンスに優れたジュルー・ホリデーを加えたばかりで、昨シーズンとは違ったチーム作りに舵を取り始めたばかりです。したがって今すぐにハーデンをチームに加えなければならないというような差し迫った状況ではありません。

それにアデトクンボとハーデンの共存はどちらかがプレースタイルを変えなければあり得ません。

バックスにハーデンが加わる可能性は現時点では低いように思えます。

https://clutchpoints.com/bucks-rumors-giannis-antetokounmpo-milwaukees-level-interest-james-harden-trade/

セルティックスの場合

続いてセルティックスの場合ですが、こちらもclutchpoints.comにトレード案が出ていました。

  • セルティックス獲得:ジェームズ・ハーデン、P・J・タッカー
  • ロケッツ獲得:ジェイレン・ブラウン、マーカス・スマート、ダニエル・タイス、2021年1巡目指名権、2023年1巡目指名権

ジェイレン・ブラウンとマーカス・スマートには愛着を持っているファンも多いと思うので、このトレード話には拒絶反応を示す人が多いと思います。

ケンバ・ウォーカーならハーデンを活かしてくれそうですが、ハーデン中心のチーム編成で行くよりも今のままのロスターの方がバランスが良いいのではないでしょうか。したがってセルティックスもトレード候補としては弱いイメージです。

https://clutchpoints.com/the-best-trade-celtics-can-offer-rockets-for-james-harden/

ブレイザーズの場合

レイザーズにハーデンが加わるという話は最もなさそうに思えます。そもそもハーデンが移籍してもいいかな?というチームの候補のひとつとしてブレイザーズの名前を挙げているとのことなので、リラードからすれば、練習時間に遅れてくるような時間にルーズなタイプのハーデンをチームメイトとして受け入れないのではないでしょうか。

またロケッツにトレードする選手にはマッカラムが加わる可能性が高いとされているため、マッカラムとの関係性が良好なリラードからすれば、わざわざマッカラムを出してまでハーデン獲得を良しとする考えは低いように思えます。

https://clutchpoints.com/rockets-rumors-celtics-blazers-emerging-new-preferred-trade-destinations-james-harden/

まとめ

これまで各チームのハーデン獲得の可能性を追ってみましたが、現時点ではトレードがまとまる可能性は極めて低いように思えます。

個人的には、トレードデッドラインにサンダーのプレスティGMがこれまで貯め込んだ1巡目指名権を使ってもう一度ハーデンを獲得するところもちょっと見てみたいなあと思っています。

また何か動きがあり次第この話を追っていこうと思います。

最後まで読んでくださってありがとうございました。

https://theadmiral50.net/nba/2020-12-8-2020-21-rockets

https://theadmiral50.net/nba/2020-12-7-2020-21-nets

https://theadmiral50.net/nba/2020-11-29-2020-21-sixers

https://theadmiral50.net/nba/2020-12-7-2020-21-backs

https://theadmiral50.net/nba/2020-12-15-2020-21-heat

https://theadmiral50.net/nba/2020-11-22-celtics

https://theadmiral50.net/nba/2020-12-2-2020-21-blazers

[itemlink post_id=”1289″]



NBAランキング

Translate »