2020/21開幕時のトバイアス・ハリスのトレード先を考える

今回は『yardbarker.com』のZach Ciavolella氏の記事をもう少し突っ込んだ感じの内容にしていこうと思います。ちなみにすべてシクサーズ目線で展開していきますのでよろしくお願いします。それと元ネタはこちらです。↓

https://www.yardbarker.com/nba/articles/what_would_a_tobias_harris_salary_dump_trade_look_like/s1_16481_33667895

 

シクサーズはダリル・モーリーがチームにやって来るまで、アル・ホーフォードやトバイアス・ハリスとの大型契約のおかげでチーム解体の危機に瀕していましたが、このオフシーズンの積極補強によって見事な立て直しに成功しています。

シクサーズの開幕前の補強については下記のリンク先をご覧ください。

https://theadmiral50.net/nba/2020-11-29-2020-21-sixers

 

それでもトバイアス・ハリスとの4年約1憶5,000万ドルの契約は、今後のシクサーズにとっては非常に重く、もし良い引き取り先があるならトレードすべきだと思います。

そこでやっと本題に入りますが、トバイアス・ハリスのトレード先候補とトレード後のチームサラリーを中心とした話をしていきます。

 

キャブスとのトレード

  • キャブス獲得:トバイアス・ハリス(4年1憶5,000万ドル)、ヴィンセント・ポワリエ(1年262万ドル)
  • シクサーズ獲得:ケヴィン・ラブ(3年9,000万ドル)、ディラン・ウィンドラー(4年約1,437万ドル)

ケヴィン・ラブの契約は残り3年9,000万ドルです。もしこのトレードが成立すればシクサーズは約6,000万ドル近くのサラリーダンプに成功します。

またラブはハリスよりもスリーポイントを得意としているため、エンビードやシモンズとの相性も良さそうです。ウィンドラーという選手も昨シーズンはケガで試合に出ていませんが、シューターとしての活躍が期待されている選手なのでこちらもシクサーズにフィットしそうです。写真はウィンドラーです。

ASSOCIATED PRESS

ブルズとのトレード

  • ブルズ獲得:トバイアス・ハリス(4年1憶5,000万ドル)、マイク・スコット(1年500万ドル)、2021年2巡目指名権(ニックス経由)
  • シクサーズ獲得:オットー・ポーター・Jr(1年2,849万ドル)、サデウス・ヤング(1年2,773万ドル)

ポーター・Jrとヤング2人のサラリーが約5,620万ドルになります。このトレードが成立した場合シクサーズは9,880万ドルのサラリーダンプに成功します。

ポーター・Jrもサデウス・ヤングもディフェンスに秀でた選手でシクサーズにはフィットしそうですし、契約も短いのでお勧めなトレードです。

ブルズにとってもハリスが加わればプレーオフ進出に向けて戦力アップすることが期待できるため、悪くないのではないでしょうか。

 

ホーネッツ・サンダー・シクサーズの3チーム間トレード

  • ホーネッツ獲得:トバイアス・ハリス(4年1憶5,000万ドル)、フルカン・コルクマズ(1年176万ドル)
  • サンダー獲得:コディ・ゼラー(1年1,541万ドル)、マイク・スコット(1年500万ドル)、2021年2巡目指名権(ニックス経由)
  • シクサーズ獲得:テリー・ロジアー(2年約3,680万ドル)、ジョージ・ヒル(2年約1,963万ドル)、トレバー・アリーザ(1年1,280万ドル)

シクサーズはロジアーとヒルを獲得します。2人とも昨シーズンはスリーポイントを得意としていたのでシクサーズにとっては良い補強になるはずです。

一方で気の毒なのはアリーザです。良い選手なのにこのトレードが成立すると最も移籍した選手としての記録を更新することになるからです。※アリーザは2020年12月現在10チーム所属で史上最多

https://thedigestweb.com/basketball/detail/id=28995

 

今回も最後まで読んでくださってありがとうございました。また更新します。

https://theadmiral50.net/nba/2020-10-08-doc-rivers

https://theadmiral50.net/nba/2020-12-25-james_harden

https://theadmiral50.net/nba/2020-nba-trade

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