ブレイザーズがオフシーズンに狙うべき選手2

  • 2020年10月19日
  • 2020年11月17日
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NBA

ブレイザーズ関連の記事を調べていたらひとつに収まりきらなかったため、引き続きブレイザーズのオフシーズンの契約関連や補強について書いていこうと思います。

今回参考にしたサイトは『ripcityproject.com』とhttps://www.yardbarker.com/nba/articles/previewing_the_portland_trail_blazers_2020_offseason/s1_14822_32936393です。

最新のブレイザーズ契約状況

出典:HOOPSHYPE

『HOOPSHYPE』から最新の契約情報が更新されていたので貼っておきました。この契約状況からオフに取り組むことは、

  • ホワイトサイドとカーメロの再契約問題
  • アリーザを放出するか?保持するか?という問題
  • 上の2つを踏まえた上で補強すべきポジションと選手は誰か?

この3つを順に深掘りしていきます。

ホワイトサイドとカーメロの再契約について

まずはホワイトサイドについてです。

昨シーズンのホワイトサイドは67試合、30分の出場で平均15.5得点、13.5リバウンド、2.9ブロックというスタッツを記録しましたが、プレイオフではストッツHCの信頼を得られずにベンチにいる時間が増えました。

さらに来シーズンはヌルキッチがスターターに復帰するため、ホワイトサイドがバックアップに回ることがほぼ間違いありません。ブレイザーズは控えのセンターに高額の投資をするほどは余裕がないため、ホワイトサイドの契約をできるだけ抑えたいという思惑があります。

このようなことからホワイトサイドとの再契約は見送られるという見方が主流になっています。

カーメロ・アンソニーについては、本人がチームに残りたいと意思表示していることから残留するだろうというのが大方の予想です。

地元メディアもカーメルがチームのために安価で再契約してくれることを望んでいるようです。おおよその予想では希望も込めて300~500万ドルほどになるとみられています。

アリーザは放出か?残留か?

アリーザの2020/21シーズンの契約は1,280万ドルですが、現地時間10月18日までに放出すれば、ブレイザーズは180万ドルをアリーザに支払うだけで済むことになります。つまり10月18日までであればアリーザを放出することで1,100万ドルのキャップスペースをあけることができます。

ただしキープしたとしても、複数のポジションをディフェンスできるウィングの選手は貴重なので、1,280万ドルは決して高くなく、恐らくキープするだろうとみられています。

補強すべきポジションとは?

ホワイトサイドと契約しないとなると、ヌルキッチのバックアップセンターを補強する必要があります。前回書いたブログでは、

  • ジャマイカル・グリーン(クリッパーズ)500万ドル
  • エド・デイビス(ジャズ)500万ドル
  • エネス・カンター(セルティックス)505万ドル
  • ポール・ミルサップ(ナゲッツ)0ドル ※2019/20シーズン3,035万ドル
  • サージ・イバカ(ラプターズ)0ドル ※2019/20シーズン2327.1万ドル

などのフロントコートの選手に触れましたが、今回はまた違う選手の名前を見つけました。

  • ジャリル・オカフォー(ペリカンズ)0ドル ※2019/20シーズン 170万ドル
  • ナーレンズ・ノエル(サンダー)0ドル ※2019/20シーズン 188万ドル
  • ドラガン・ベンダー(ウォーリアーズ)0ドル ※2019/20シーズン 189万ドル
  • デリック・フェイバーズ(ペリカンズ)0ドル ※2019/20シーズン 1,765万ドル
  • アーロン・べインズ(サンズ)0ドル ※2019/20シーズン 545万ドル

この中からであればディフェンスができるという点でノエル、フェイバーズ、べインズあたりが望ましいです。ただし所属先で再契約になる可能性も高いので獲得するのは難しいかもしれません。

そこでFAで獲得が難しいなら、トレードで獲得する線も検討してみましょう。

2020年の4月頃から噂のあった、オルドリッジがブレイザーズに復帰する可能性を検証してみます。

そもそもオルドリッジがブレイザーズに復帰するという噂が出るようになった発端は、リラードが「オルドリッジがチームに残っていたら・・」と過去のインタビューで嘆いたためでした。

早いものでオルドリッジがスパーズに移籍してから早くも5年が経ちます。オフシーズンの動きに保守的なスパーズのことなので、実際にはトレードは起きない気もします。

これはブレイザーズ寄りのサイトに出ていたトレード案です。1巡目指名権1本ではさすがに実現は難しいと思います。それとオルドリッジのサラリーが2,400万ドルなので、ブレイザーズはややキャップオーバーになります。

それを考えると、スパーズ側の視点としては、オルドリッジと同じポジションのザック・コリンズ、またはシューターのロドニー・フッドなどを要求することが考えられ、やはり実現は難しいと予想します。

オルドリッジのキャリアを思うと、最後は好きな場所でプレーしてほしいのでブレイザーズとスパーズの柔軟な対応を願いたいものです。

まとめ

これまでブレイザーズ関連第2弾として、主にセンターとパワーフォワードの補強についてまとめてみました。発端はブレイザーズがホワイトサイドとは契約延長しないだろうとの見立てによるもので、そのためバックアップセンターが必要になると予想したからです。

昨シーズンのブレイザーズはディフェンスで苦戦したので、ホワイトサイドよりも広範囲を守れるディフェンシブなバックアップセンターの獲得がお勧めです。

オルドリッジのチーム復帰の噂も追ってみましたが、ディフェンスの向上はあまり期待できないのと、サラリー面を考えても実現はしないだろうと予想します。

ブレイザーズはアリーザ、カーメロに加えてオルドリッジも獲得するとなると、随分とベテランの多いロスターになりますね。そうなるとケガのリスクやシーズン中の疲労を充分に視野に入れた起用が必要になります。ただ、経験豊富な彼らがプレーオフで活躍することも期待できるため、それほど悪い話ではない気がします。

いずれにせよブレイザーズがプレーオフで好成績を収めるには主力選手のロードマネジメントが不可欠です。来シーズンにフルで戦えるロスターを作るにはベテラン、中堅、若手のバランスの良さが重要になります。

健康体のリラード、マッカラム、ヌルキッチ、コリンズ、アンソニー、アリーザがいれば優勝する可能性は充分です。

今後のブレイザーズの動きに注目していきたいと思います。

https://theadmiral50.net/nba/2020-10-14-portland-trail-blazers

https://theadmiral50.net/nba/spurs-5-actions

https://theadmiral50.net/nba/lillard-booker-mvp

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