セルティックスのコアメンバーはどうやって集まったのか

カンファレンスセミファイナル第1戦で見事な勝利を収めたボストン・セルティックス。シーズン前はサイズ不足から昨シーズンよりも戦力ダウンを心配する声も多かったのですが、好調なラプターズ相手にも盤石な形で終始圧倒し続けました。この攻守にバランスの取れたチーム運営には本当に関心してしまいます。

そこで今回はボストン・セルティックス躍進の理由を近年のドラフトやトレードを振り返りながら深堀りしていきたいと思います。

スティーブンスHC就任から現在までの主なドラフト・トレードについて

現在のセルティックス躍進の理由のひとつとして、2013年にブラッド・スティーブンスをヘッドコーチに招いたことが挙げられます。今回はスティーブンスHCが指揮し始めたセルティックスのドラフトとトレードの動きを振り返ってみます。

  • 2013年6月クリッパーズとのトレード

セルティックス獲得:2015年1巡目指名権 ↔ クリッパーズ獲得:ドック・リバースHC雇用権

  • 2013年7月12日ネッツとのトレード

セルティックス獲得:ジェラルド・ウォーレス、クリス・ハンフリーズ、マーション・ブルックス、クリス・ジョセフ、キース・ボーガンス (サイン・アンド・トレード)、2014・2016・2018 1巡目指名権、2017年1巡目指名権(交換権)

ネッツ獲得:ケビン・ガーネット、ポール・ピアース、ジェイソン・テリー、D・J・ホワイト

  • 2014年1巡目6位 マーカス・スマート ※ネッツの指名権
  • 2015年1巡目16位 テリー・ロジアー、28位 R・J・ハンター
  • 2016年1巡目3位 ジェイレン・ブラウン ※ネッツの指名権
  • 2017年1巡目3位 ジェイソン・テイタム、2018年・2019年1巡目指名権 ※ネッツからの交渉権が1位になってさらにシクサーズとの1巡目2本もトレードで獲得
  • 2017年7月4日 ゴードン・ヘイワードと4年1億2800万ドルで契約
  • 2017年8月22日キャバリアーズとのトレード

セルティックス獲得:カイリー・アービング

キャバリアーズ獲得:アイザイア・トーマス、ジェー・クロウダー、アンテ・ジジッチ

  • 2018年1巡目27位 ロバート・ウィリアムス
  • 2018年7月19日 マーカス・スマートと4年5,200万ドルで契約延長
  • 2019年1巡目14位 ロメオ・ラングフォード、22位 グラント・ウィリアムズ
  • 2019年6月30日 ケンバ・ウォーカーと4年1億4100万ドルでマックス契約
  • 2019年10月22日 ジェイレン・ブラウンと4年1億1500万ドルで契約延長

セルティックスの現在のコアメンバーといえば、ケンバ・ウォーカー、ジェイソン・テイタム、ジェイレン・ブラウン、ゴードン・ヘイワード、マーカス・スマート。

こうして振り返ると2013年のネッツとのトレードでスマート、ブラウン、テイタムの3人を獲得したことがセルティックスのターニングポイントだったことがわかります。

また、ドラフトで獲得した生え抜きの選手達をしっかりと育成して、契約延長していることに好感が持てます。アービングやロジアー以外のほとんどの選手がそのままチームに残っていることから、スティーブンスHCのコーチングの上手さも伺えます。

2020年のセルティックスのドラフト指名権について

セルティックスは2020年のドラフト1巡目指名権を3本、2巡目を1本持っています。この指名権でそのまま4人指名するのか、トレードアップするのかはわかりません。

トレードアップの場合は来シーズンで契約が切れるゴードン・ヘイワードが大きく関わってくる可能性が高いです。

ゴードン・ヘイワードとの契約も名代と今後のコアメンバーのサラリーとについて

ケガがなければ活躍が見込めるヘイワードですが、1年3,400万ドルは高いと思います。今後ヘイワードと契約延長するかは分かりませんが、来シーズン、ヘイワードが健康で、さらにトレードデッドラインに他のチームがヘイワードを欲している場合は、将来の指名権や有望な若手選手を引き出せるかもしれません。

いずれにせよ、今後テイタムの契約も控えていますので、ヘイワードとの大型契約はあまり現実的ではありません。

ヘイワードのトレードの噂

ヘイワードはシクサーズ戦で負った怪我の影響で約4週間欠場する見込みなので、今シーズン、バブル内に戻ってプレーできるかは未定です。来シーズンのトレードの噂を追ってみましょう。

これは『hardwoodhoudini.com』に出ていたトレード案を共有します。正直成立しなさそうですが一応紹介しておきます。

セルティックス獲得:アル・ホーフォード、ジョッシュ・リチャードソン、シェイク・ミルトン、2020年1巡目指名権(サンダー経由)

シクサーズ獲得:ゴードン・ヘイワード、エネス・カンター

かなりセルティックス贔屓過ぎるトレードです。シクサーズが今のメンバーで何としても優勝を狙うとしても・・これは成立しなさそうですね。

まとめ

以上が「セルティックスのコアメンバーがどうして指名されたのか」という疑問を深掘りした内容になります。

ターニングポイントは2013年のネッツとのトレードでした。これによってテイタム、ブラウン、スマートの獲得に成功しています。

今後もエインジGM、スティーブンスHC体制が続く限りはセルティックスの将来に希望が持てます。

まずは今シーズンのプレーオフでチームがどこまでいけるのか注目していきたいと思います。

今回はダニー・エインジGMが過小評価されているという記事を参考にしました。

https://www.yardbarker.com/nba/articles/the_celtics_danny_ainge_is_the_nbas_most_underrated_executive/s1_16427_32746682

http://www.tankathon.com/celtics

https://hardwoodhoudini.com/2020/08/30/boston-celtics-2-hayward-trades/2/

https://clutchpoints.com/sports/nba/boston-celtics/

https://theadmiral50.net/nba/76ers-2013-2020


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