マジックのジョナサン・アイザックとティンバーウルブズのマリク・ビーズリーにトレードの噂が出ています。
今回はそのnbaanalysis.netのニュースをもう少し深掘りしてみようと思います。まずはトレード内容の確認です。
マジック ↔ ティンバーウルブズのトレードの噂
- ティンバーウルブズ獲得:ジョナサン・アイザック、2021年2巡目33位指名権
- マジック獲得:マリク・ビーズリー、ジェイデン・マクダニエルズ
ジョナサン・アイザックについて
マジックのジョナサン・アイザックは2020年の8月に左膝前十字靭帯断裂の大ケガを負って以来、今シーズンは1試合も出場していませんでしたが来シーズンには復帰予定です。
1シーズンプレーしないとどんな選手だったか忘れてしまいがちなのでアイザックのキャリアスタッツを添付します。
ジョナサン・アイザックは身長211㎝のフォワードで機動力と216㎝のウィングスパンを活かしたディフェンスが特徴の選手です。
ケガ前の2019/20シーズンは34試合の出場で平均11.9得点、6.8リバウンド、1.6スティール、2.3ブロックを記録しているエリートディフェンダーです。
ビーズリーとマクダニエルズについて
マリーク・ビーズリーは平均19.6得点、スリーポイントは1試合平均8.7本放って成功率39.9%を記録しています。このシュート成功率はシューターとして非常に優秀なものです。
しかし過去にマリファナや銃による容疑で2回逮捕されるなど、素行に問題があるという印象が根付いてしまっています。まだ24歳なのでこれからプレーで汚名を返上してほしいものです。
ジェイデン・マクダニエルズは2020年28位で指名された206㎝のフォワードで、今シーズンは平均6.8得点、3.7リバウンド、1.1アシストのスタッツを残しているこれからの選手です。
マジックの指名権について
このトレードでマジックが33位指名権をウルブズに送ったとしても、まだ5位と8位指名権があるのでドラフトでチームに足りないポジションを補うことができます。
ちなみにこの8位はブーチェビッチのトレードで獲得したものです。マジックは5位と8位で足りないポジションである、フロントコートの選手を狙うものとみられています。
サラリー比較
恐らくこのトレードを考えた人は、ジョナサン・アイザックとマリーク・ビーズリーのサラリー合わせとしてマクダニエルズを選んでいるだけのように思えます。
新ヘッドコーチのジャマール・モズリーについて
マジックは先日ヘッドコーチにジャマール・モズリーと契約を交わしました。
ちなみにこのモズリーという人は、ナゲッツでコーチとしてキャリアをスタートさせ、キャブスでアシスタントコーチを5シーズン。マーベリックスでやはりアシスタントコーチを7年務めています。
マブスでは2018年からディフェンスを担当していたということなのでマジックでもその手腕を発揮してほしいものです。
まとめ
もともとマジックはケガ人が続出しなければ現在のような再建モードにはなっていなかったかもしれません。
現在のロスターはマーケル・フルツ、コール・アンソニー、ギャリー・ハリス、テレンス・ロスなどのガードの選手が多く、ウェンデル・カーターJrがいるものの、今度のドラフトではビッグマンが欲しいところです。
ティンバーウルブズはエースのカール・アンソニー・タウンズにディフェンスに難があることから、そこにジョナサン・アイザックのような選手が加わればその問題を解消できるという狙いがあるようです。
今回はこの辺で終わりにしようと思います。最近トレードの噂も少しマンネリ化してきたので過去のブログをリライトしようと思っています。興味のある方は覗いてみてください。
今回参考にしたサイトと関連するブログのリンク先を添付しておきます。
https://theadmiral50.net/nba/jonathan-isaac-injury
https://theadmiral50.net/nba/2021-01-22-cole-anthony
https://theadmiral50.net/nba/2020-21-nba-trade
https://theadmiral50.net/nba/2020-nba-trade
https://theadmiral50.net/nba/2020-12-17-2020-21-magic
https://theadmiral50.net/nba/2020-12-17-2020-21-timberwolves
この本面白いです↓