今回はウォーリアーズのアンドリュー・ウィギンズのトレード情報を追っていきます。
今シーズンのウォーリアーズはウェスタンカンファレンス9位の39勝33敗の成績を残したものの、惜しくもプレーオフ進出を逃してしまいました。
その中でもウィギンズは71試合にスターターとして出場し、平均18.6得点、4.9リバウンド、2.4アシストを記録するなどの好成績を残しています。特にディフェンダーとしては非凡なものがあるのでトレードするという情報が流れれば、獲得したいチームはたくさん出てくるはずです。
というわけで今確認できるトレード情報2案をサラリーと合わせて紹介します。
ニックスとのトレード
- ニックス獲得:アンドリュー・ウィギンズ
- ウォーリアーズ獲得:ミッチェル・ロビンソン、ケビン・ノックス、2021年1巡目21位指名権(マーベリックス経由)、2021年2巡目32位指名権(ピストンズ経由)
ニックスは2021年のドラフト指名権を4本持っていて、ウォーリアーズの2本送ったとしても、19位と58位指名権が残るそうです。↓
続いてサラリーの確認をしてみましょう。ミッチェル・ロビンソンの契約がどのくらいに落ち着くかは分かりませんが、現状ではバーゲン価格と言えるでしょう。
余談ですがウォーリアーズが来シーズンにカリー、トンプソン、ウィギンズ、グリーンを維持すると、この4人だけで約1憶3,936万ドルのサラリーになってしまいます。そういった意味でも「ウィギンズを放出するべき」という声が出ているのだと思います。
ウォーリアーズは2021年の指名権を2本持っているわけですが、もしこのニックスとのトレードが成立した場合、一気に7位、14位、21位、32位の4本を保持することになります。そうなるとまた違った選択肢が出てきて、トレード戦線で優位に立つことができます。
指名権とミッチェル・ロビンソンを破格で獲得できるこのニックスとのトレード案はウォーリアーズにとって良い話ではないでしょうか。
シクサーズとのトレード
- シクサーズ獲得:アンドリュー・ウィギンズ、2021年7位、14位指名権
- ウォーリアーズ獲得:ベン・シモンズ
今度は先程とは打って変わって2021年の指名権を放出してベン・シモンズを獲得するというトレード案です。
ディフェンダーとしての完成度はもちろん、選手としての伸びしろやポテンシャルの高さでもベン・シモンズの方がウィギンズよりも優れていると思いますが、シモンズは一部で練習嫌いという声だったり、メンタルの弱さを指摘されていることを考えると、このトレードはちょっと危ない感じもします。しかしそれでもオールディフェンシブチームファーストチーム入りの選手ですからあまり贅沢は言えませんね。
サラリー面で見るとウォーリアーズは2022/23シーズンにカリーとの契約延長を控えているので、シモンズ獲得には慎重になるべきです。
シモンズがシュートを改善できればいいのですが、今シーズンもまったく試合でスリーポイントを打たなかったので、急に良くなるという印象が持てません。今回のプレーオフでのシモンズが残念だったせいでイメージが悪くなってしまいました。
ですので今回のニックスとシクサーズのトレード案で比べるとしたら、個人的にはニックスの方が両チームにとって上手くいきそうな感じがします。
今回はこの辺で終わりにしようと思います。最後まで読んでくださってありがとうございます。
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