今回はユタ・ジャズのトレードの噂を追ってみます。元ネタはsaltcityhoops.comからです。
https://saltcityhoops.com/trade-talk-exploring-jazz-targets-as-trade-season-launches/
- 1 近年のユタ・ジャズの補強について
- 2 ジャズの獲得候補と噂される選手
- 2.0.1 ハリソン・バーンズ(サクラメント・キングス):平均17.3得点、6.4リバウンド、2.5アシスト、3P成功率39.9%
- 2.0.2 トバイアス・ハリス(フィラデルフィア・76ers):平均18.8得点、7.6リバウンド、3.4アシスト、3P成功率30.2%
- 2.0.3 ジェレミー・グラント(デトロイト・ピストンズ):平均20.1得点、4.9リバウンド、2.6アシスト、3P成功率33.1%
- 2.0.4 エリック・ゴードン(ヒューストン・ロケッツ):平均14.6得点、1.7リバウンド、3.5アシスト、3P成功率44.1%
- 2.0.5 キャメロン・レディッシュ(アトランタ・ホークス):平均12.1得点、2.7リバウンド、1.1アシスト、3P成功率37.0%
- 3 ジャズのトレードアセットとは?
近年のユタ・ジャズの補強について
まず2021/22シーズンのジャズの成績についてですが、2021年12月28日付で24勝9敗のウェスタンカンファレンス3位という素晴らしいパフォーマンスを維持しています。
ここ数年、安定した成績を収めているユタ・ジャズですが、あまりシーズン中に大きな補強をしないという特徴があります。これはそれだけチームが上手く行っているということになると認識していいでしょう。
今年も大きな問題もなくシーズン序盤を経てきたわけですが、今後さらにチーム力を向上させるためにトレードに動く可能性があります。
そうなった場合、ジャズが狙うべき選手は誰になるのでしょうか?獲得が噂される選手とジャズが獲得のために使える選手や指名権などを確認してみましょう。
ジャズの獲得候補と噂される選手
ハリソン・バーンズ(サクラメント・キングス):平均17.3得点、6.4リバウンド、2.5アシスト、3P成功率39.9%
トバイアス・ハリス(フィラデルフィア・76ers):平均18.8得点、7.6リバウンド、3.4アシスト、3P成功率30.2%
ジェレミー・グラント(デトロイト・ピストンズ):平均20.1得点、4.9リバウンド、2.6アシスト、3P成功率33.1%
エリック・ゴードン(ヒューストン・ロケッツ):平均14.6得点、1.7リバウンド、3.5アシスト、3P成功率44.1%
キャメロン・レディッシュ(アトランタ・ホークス):平均12.1得点、2.7リバウンド、1.1アシスト、3P成功率37.0%
まずはハリソン・バーンズですが、オフェンスもディフェンスも高水準な上に獲得コストもそれほどかからない優良物件だと思っています。サラリーも残り2年で約3,863万ドル程度です。
トバイアス・ハリスは今シーズンこそシュート成功率が若干低いものの、平均して高い水準を記録していますしケガも少ないのですが、ネックになるのは残り3年で約1憶1,290万ドルの契約です。そのためトレードしたくても相手が見つからない状態が続いています。高すぎるサラリーが評価を下げてしまっているという印象があります。
ジェレミー・グラントは優勝候補のチームやプレーオフ進出を狙うチームが獲得候補の筆頭に挙げていると噂になるほどの選手です。サラリーも残り2年4,100万ドルほどなので獲得するリスクも低いです。
エリック・ゴードンは今シーズン高いスリーポイント成功率を誇っていますが、残り3年約5,870万ドルのサラリーがネックになっており、トレードで獲るのはハイリスクです。
キャメロン・レディッシュはホークスで主にベンチからの出場でありながら高いパフォーマンスを披露しています。この5人の中で一番若く、サラリーも残り約2年3,626万ドルで獲得しやすいので、ロスターにベテランを多く抱えるジャズとしては獲得しておきたい選手です。
ジャズとしてはこの中ならハリソン・バーンズかジェレミー・グラント、キャメロン・レディッシュの内の誰かを狙いたいところです。
では次にジャズが用意できるトレードアセットを確認してみましょう。
ジャズのトレードアセットとは?
ジョーダン・クラークソン:平均14.4得点、3.5リバウンド、2.4アシスト、3P成功率30.6%
ジョー・イングルス:平均7.8得点、3.1リバウンド、3.6アシスト、3P成功率39.0%
ボーヤン・ボグダノビッチ:平均17.4得点、3.7リバウンド、1.6アシスト、3P成功率43.7%
2026年1巡目指名権
2028年1巡目指名権
2025年と2027年の1巡目指名権の交換権
2巡目指名権6つ
ジャレッド・バトラー(PG):2021年2巡目41位指名。ケガで欠場中。
ハリソン・バーンズ、ジェレミー・グラント、キャメロン・レディッシュのいずれかの獲得を狙うとしたら、ジョー・イングルスかボグダノビッチを軸にしながら指名権を絡めていくということになるでしょう。
イングルスが34歳、ボグダノビッチも32歳ということもあり、再建中のチームであるピストンズの場合は獲得にあまり魅力を感じない可能性があります。その場合は1巡目指名権を複数放出することになりそうです。
ジャズの地元のメディアの記事を追っていると、イングルスを放出すべきという声は聞こえてきませんが、ボグダノビッチは出してもいいという風潮があります。そうなるとボグダノビッチ+指名権etc…というのが現実路線なのかもしれません。
ボグダノビッチのトレード案だとスパーズのサデウスヤングとトレードすべきという声が挙がっています。ボグダノビッチ+1巡目指名権↔ボグダノビッチという感じです。
サデウス・ヤングはスパーズで出場機会を失いつつありますし、サラリーも1年1,419万ドルとお手頃なので、得点力は下がりますがコストカットという意味ではお勧めかもしれません。
でもジャズが本気で今シーズン優勝を狙うとしたら、サデウス・ヤングではなく、ハリソン・バーンズやジェレミー・グラントらを狙うべきです。
レディッシュを狙うとしたら、それは長期的な補強を意味することになるので、今回は狙わないのでは?と個人的には思っています。
というわけで結論を出すとしたら、ボグダノビッチと1巡目指名権etc…でハリソン・バーンズかジェレミー・グラントを狙うというのが一番ジャズの強化に繋がると思います。
今回はこの辺で終わりにしようと思います。寒くなって聞きましたので皆様、体調管理にはくれぐれもお気を付けください。