2022/23シーズン途中に起きたトレードやFAの動きを記録していきます。
- 1 3月5日
- 2 バックスがゴラン・ドラギッチと契約
- 3 2月23日
- 4 クリッパーズがウェストブルックと契約
- 5 2月21日
- 6 ブルズがパトリック・べバリーと契約
- 7 2月19日
- 8 ヒートがケビン・ラブと契約
- 9 2月14日
- 10 シクサーズがドウェイン・デッドモンとマック・マクラング(2WAY)契約
- 11 サンズがテレンス・ロスと契約
- 12 ナゲッツがレジー・ジャクソンと契約
- 13 キャバリアーズがダニー・グリーンと契約
- 14 2月10日
- 15 ペリカンズ↔スパーズのトレード
- 16 クリッパーズ、ロケッツ、グリズリーズの3チーム間トレード
- 17 ロケッツ↔ホークスのトレード
- 18 クリッパーズ↔ホーネッツのトレード
- 19 レイカーズ、マジック、クリッパーズ、ナゲッツの4チーム間トレード
- 20 ウォリアーズ、ピストンズ、ブレイザーズ、ホークスの4チーム間トレード
- 21 サンダー↔サンズのトレード
- 22 ブレイザーズ、シクサーズ、ニックス、ホーネッツの4チーム間トレード
- 23 セルティックス↔サンダーのトレード
- 24 2月9日
- 25 ラプターズ↔スパーズのトレード
- 26 サンズ、バックス、ネッツ、ペイサーズの4チーム間トレード
- 27 ニックス↔ブレイザーズのトレード ※後に4チーム間トレードと判明
- 28 レイカーズ、ジャズ、ティンバーウルブズの3チーム間トレード
- 29 2月8日
- 30 キングス↔ネッツのトレード
- 31 2月7日
- 32 ヒート↔スパーズのトレード
- 33 2月6日
- 34 マーベリックス↔ネッツのトレード成立
- 35 1月24日
- 36 レイカーズ↔ウィザーズのトレード成立
- 37 1月5日
- 38 スパーズ↔セルティックスのトレード
3月5日
バックスがゴラン・ドラギッチと契約
ブルズを離れたドラギッチがバックスと契約しました。バックスがますます隙のないチームになってきています。
2月23日
クリッパーズがウェストブルックと契約
After finalizing a contract buyout with the Utah Jazz, nine-time All-Star guard Russell Westbrook plans to sign with the Los Angeles Clippers, his agent Jeff Schwartz of @excelbasketball tells ESPN. pic.twitter.com/OjZ0Mkuz5x
— Adrian Wojnarowski (@wojespn) February 20, 2023
2月21日
ブルズがパトリック・べバリーと契約
マジックからバイアウトになったべバリーがブルズと契約しました。ウォリアーズと契約するか悩んだそうですが、シカゴは高校時代を過ごした土地ということもあってブルズを選んだそうです。持ち前のディフェンスとガッツあるプレーをチームに注入してほしいですね。
2月19日
ヒートがケビン・ラブと契約
キャブスをバイアウト後のケビン・ラブがヒートと契約しました。キャブスはラブの背番号0を永久欠番にすると発表。ラブにはヒートでの活躍に期待したいですね。
2月14日
シクサーズがドウェイン・デッドモンとマック・マクラング(2WAY)契約
サンズがテレンス・ロスと契約
ナゲッツがレジー・ジャクソンと契約
キャバリアーズがダニー・グリーンと契約
元のチームをバイアウトした選手達が新しいチームと契約を交わしています。ベテラン選手達の奮起に期待です。
2月10日
ペリカンズ↔スパーズのトレード
- ペリカンズ獲得:ジョシュ・リチャードソン(1,219万ドル)
- スパーズ獲得:デボンテ・グラハム(1,155万ドル)、将来の2巡目位指名権4本(2024年、2026年、2028年、2029年)
ペリカンズがスパーズのリチャードソンを獲得。出場機会が減っているグラハムのサラリーがあと2シーズン続くことを考えると、リチャードソンは今シーズン限りなので良い動きでしょう。一方のスパーズは2巡目指名権を4本も引き出せたのでこちらも良い動きだと思います。
クリッパーズ、ロケッツ、グリズリーズの3チーム間トレード
- クリッパーズ獲得:エリック・ゴードン(1,956万ドル)、2巡目指名権3本(グリズリーズ)
- ロケッツ獲得:ジョン・ウォール(4,734万ドル)、ダニー・グリーン(グリズリーズ・1,000万ドル)、2023年1巡目指名権の交換権(クリッパーズからバックス経由)
- グリズリーズ獲得:ルーク・ケナード(1,374万ドル)、将来の2巡目指名権の交換権
エリック・ゴードンがクリッパーズに、ジョン・ウォールとダニー・グリーンはロケッツ、ルーク・ケナードがグリズリーズという、何とも言い難いトレードが成立。中でもウォールは同じシーズンに2回のトレードで古巣に戻るという珍しいケースです。今後はバイアウト交渉に臨み、移籍先を探すことになるようです。
※ダニー・グリーンはキャブスと契約しました。彼も古巣復帰組みです。
ロケッツ↔ホークスのトレード
- ロケッツ獲得:ジャスティン・ホリデー(629万ドル)、フランク・カミンスキー(246万ドル)、2024年2巡目指名権(サンダー経由)、2025年2巡目指名権(サンダー経由)
- ホークス獲得:ギャリソン・マシューズ(200万ドル)、ブルーノ・フェルナンド(271万ドル)
ESPNによると、ホークスのサラリー節約を主とした目的のトレードと言われています。違った見方をするとマシューズとフェルナンドがホークスのディフェンスを改善できるかどうかということにも注目が集まります。
クリッパーズ↔ホーネッツのトレード
- クリッパーズ獲得:メイソン・プラムリー(908万ドル)
- ホーネッツ獲得:レジー・ジャクソン(1,121万ドル)、2028年2巡目指名権
ナゲッツからボーンズ・ハイランドを獲得したクリッパーズがレジー・ジャクソンをホーネッツにトレード。ジャクソンはホーネッツとバイアウト交渉に入り、別のチームへの移籍を目指すことになるようです。
※ジャクソンはその後ナゲッツと契約しました。
レイカーズ、マジック、クリッパーズ、ナゲッツの4チーム間トレード
- レイカーズ獲得:モー・バンバ(マジック)、ダボン・リード(ナゲッツ)、2024年2巡目指名権(クリッパーズ)、2025年2巡目指名権(クリッパーズ)
- マジック獲得:パトリック・ベバリー(レイカーズ)、2024年2巡目指名権(ナゲッツ)金銭(レイカーズ)
- クリッパーズ獲得:ボーンズ・ハイランド(ナゲッツ)
- ナゲッツ獲得:トーマス・ブライアント(レイカーズ)
前日にディアンジェロ・ラッセルの加入を喜んでいたべバリーがマジックにトレードされました。べバリーはマジックとバイアウトの話し合いに臨むようで、古巣のウルブズに戻るのでは?と報道されています。レイカーズはマジックからバンバを獲得するなど良い動きを見せています。
ウォリアーズ、ピストンズ、ブレイザーズ、ホークスの4チーム間トレード
- ウォリアーズ獲得:ゲイリー・ペイトンⅡ世(ブレイザーズ)、2026年、2028年の2巡目指名権(ホークス)
- ピストンズ獲得:ジェームズ・ワイズマン(ウォリアーズ)
- ブレイザーズ獲得:ケビン・ノックス(ピストンズ)、2026年2巡目指名権(ウォリアーズからグリズリーズ経由で31~42位プロテクト付き)、2028年2巡目指名権(ウォリアーズ)、2023年、2024年、2025年の2巡目指名権(ホークス)
- ホークス獲得:サディック・ベイ(ピストンズ)295万ドル
ESPNによると、ウォリアーズはワイズマンをトレードすることで今年700万ドル、来年3,000万ドルのラグジュアリータックスを節約できるそうです。
またウォリアーズにはペイトンⅡ世が再び加わることになりました。
サンダー↔サンズのトレード
- サンダー獲得:ダリオ・サリッチ(924万ドル)、2029年2巡目指名権
- サンズ獲得:ダリウス・ベイズリー(424万ドル)
デュラントを獲得したサンズがキャップスペースを空けるために出場機会を失いつつあったサリッチをトレードしました。サリッチ?シャリッチは実はまだ28歳ということに少し驚きました。貫禄がありますね。
ブレイザーズ、シクサーズ、ニックス、ホーネッツの4チーム間トレード
- ブレイザーズ獲得:マティス・サイブル(シクサーズ)
- シクサーズ獲得:ジェイレン・マクダニエルズ(ホーネッツ)、2024年2巡目指名権(CHA→NYK経由)、2029年2巡目指名権(POR)
- ニックス獲得:ジョシュ・ハート(ブレイザーズ)
- ホーネッツ獲得:スビ・ミハイリュク(ブレイザーズ→ニックス)、2023年2巡目指名権(PHIからATL/CHA/BKNの高い方)、2027年2巡目指名権(PORからPOR/DENの高い方)
ジョシュ・ハートを放出したブレイザーズですが、すぐにサイブルを獲得しました。またミハイリュクはハートのトレードでブレイザーズ加入したばかりでしたが、一度もプレーせずにホーネッツ行きとなりました。
セルティックス↔サンダーのトレード
- セルティックス獲得:マイク・マスカラ(350万ドル)
- サンダー獲得:ジャスティン・ジャクソン(184万ドル)、2023年2巡目指名権、2029年2巡目指名権
セルティックスがロバート・ウィリアムズとアル・ホーフォードのバックアップセンターにマスカラを獲得。プレーオフで当たる可能性の高いエンビード対策として、獲得は成功ではないでしょうか。
2月9日
ラプターズ↔スパーズのトレード
- ラプターズ獲得:ヤコブ・パートル(939万ドル)
- スパーズ獲得:ケム・バーチ(666万ドル)、2024年1巡目指名権(TOP6プロテクト)、2023年、2025年の2巡目指名権
スパーズが今回のデッドラインにどのくらい動くのかは分かりませんが、ついにパートルをトレードしました。先日デッドモンを獲得したことでパートルのトレードがありそうと思っていたら本当にそうなりました。逆にラプターズはまだ今シーズンを諦めていないということになるでしょう。
サンズ、バックス、ネッツ、ペイサーズの4チーム間トレード
- サンズ獲得:ケビン・デュラント(4,419万ドル)、TJ・ウォーレン(262万ドル)
- バックス獲得:ジェイ・クラウダー(サンズ・1,018万ドル)
- ネッツ獲得:ミカル・ブリッジズ(2,010万ドル)、キャメロン・ジョンソン(588万ドル)、2023年1巡目指名権(サンズ)、2025年1巡目指名権(サンズ)、2027年1巡目指名権(サンズ)、2029年1巡目指名権(サンズ)、2028年のドラフト交換権(サンズ)、2028年2巡目指名権(バックス)、2029年2巡目指名権(バックス)
- ペイサーズ獲得:ジョーダン・ヌウォラ(バックス)、サージ・イバカ(バックス)、ジョージ・ヒル(バックス)、2巡目指名権 x 3(バックス)、金銭
Kevin Durant is on his way to the Valley of the Sun pic.twitter.com/IegCUWEQuF
— Adrian Wojnarowski (@wojespn) February 9, 2023
これもかなりのビッグニュースです。サンズは一気に優勝候補に躍り出て、ネッツはチーム解体といった感じでしょうか。尚、ペイサーズはイバカを解雇する予定だそうです。
ニックス↔ブレイザーズのトレード ※後に4チーム間トレードと判明
- ニックス獲得:ジョシュ・ハート(1,296万ドル)
- ブレイザーズ獲得:キャム・レディッシュ(595万ドル)、ライアン・アーチディアコノ(229万ドル)、スビ・ミハイリュク(197万ドル)、2023年1巡目指名権 ※14位以内の場合は代わりに2巡目指名権2本に変わる
ハートとブレイザーズのチームメイトは、試合直前にこのトレードを知った様子がツイッターに上がっていました。なかなか厳しい世界ですね。ただハートはニックスのジェイレン・ブランソンとは大学時代のチームメイトだったそうです。そういったこともあって今回のトレードに繋がったのかもしれません。
※ミハイリュクはその後ニックスからホーネッツにトレードされました。
レイカーズ、ジャズ、ティンバーウルブズの3チーム間トレード
- レイカーズ獲得:ディアンジェロ・ラッセル(←ウルブズ)、マリーク・ビーズリー(←ジャズ)、ジェレッド・バンダービルド(←ジャズ)
- ジャズ獲得:ラッセル・ウェストブルック(←レイカーズ)、ホアン・トスカーノ・アンダーソン(←冷夏ーズ)、デイミアン・ジョーンズ(←レイカーズ)、2027年1巡目指名権(←レイカーズ)※4位以内はレイカーズのプロテクト付き
- ウルブズ獲得:マイク・コンリー(←ジャズ)、二キール・アレクサンダー・ウォーカー(←ジャズ)、2024年2巡目指名権(ジャズ)、2025年2巡目指名権(←ジャズ)、2026年2巡目指名権(←ジャズ)
ついにウェストブルックのトレードが成立しました。噂ではジャズとバイアウトの交渉に入るそうで、成立したらクリッパーズが獲得に興味を指名しているとのことです。
レイカーズが一番上手くやったな。という印象を受けました。あとウルブズでコンリーとゴベアのデュオ復活です。
2月8日
キングス↔ネッツのトレード
- キングス獲得:ケスラー・エドワーズ(65万ドル)
- ネッツ獲得:デビッド・ミシノーのドラフト権 ※2016年2巡目39位のPG。NBAでは1分もプレーしていない。
ネッツはエドワーズのトレードで800万ドルのタックスの回避に成功。キングスはエドワーズをGリーグで調整させる模様です。若手ウィングなので良い方向に転がると良いですね。
2月7日
ヒート↔スパーズのトレード
- ヒート獲得:金銭
- スパーズ獲得:ドウェイン・デッドモン(470万ドル)、2028年2巡目指名権
Dewayne Dedmon Traded to San Antonio Spurs https://t.co/Q7wYxeTA1I pic.twitter.com/MrtYaIZPmE
— Def Pen Hoops (@DefPenHoops) February 7, 2023
ヒートからデッドモンと2巡目指名権がスパーズにトレードされるようです。理由はヒートがラグジュアリータックスを回避するためだそうですが、これはヤコブ・パートルのトレードの布石でしょうか?
2月6日
マーベリックス↔ネッツのトレード成立
- マーベリックス獲得:カイリー・アービング、マキーフ・モリス
- ネッツ獲得:スペンサー・ディンウィディー、ドリアン・フィニー・スミス、2029年1巡目指名権、2027年2巡目指名権、2029年2巡目指名権
Two days after Kyrie Irving requested a trade from the Nets, he has been traded to the Mavericks to join forces with Luka Dončić, sources tell @ShamsCharania.
More on a developing story, days ahead of the NBA trade deadline:https://t.co/LRHPj9Ajm2 pic.twitter.com/hI5tq98weT
— The Athletic (@TheAthletic) February 5, 2023
アービングがトレードを表明してからわずか2日で話がまとまりました。なかなか早かったですね。個人的にはてっきりレイカーズに行くものだと思っていましたが、ネッツのオーナーが拒否したようです。しかしまさかマブスに行くとは・・・。ESPNによると、他にもサンズやクリッパーズもアービング獲得に興味があったとのことですが、最終的にはマブスのオファーが一番魅力的だったのでしょう。
ネッツもマブスもトレードデッドラインまでにまた動くと予想されています。今後も注目ですね。
1月24日
レイカーズ↔ウィザーズのトレード成立
- レイカーズ:八村塁
- ウィザーズ:ケンドリック・ナン、将来の2巡目指名権3本(2023年、2028年、2029年)
Does Rui Hachimura make the Lakers a playoff team? pic.twitter.com/IIEpGhu5h5
— Bleacher Report (@BleacherReport) January 23, 2023
ついに八村塁選手のトレードが成立しましたね。しかもレイカーズになるとは・・。ビール、ポルジンギス、クーズマの3人がいても勝ちきれないチーム状況なのに、今後のウィザーズがどうしていきたいのかがよくわかりません。八村選手にとっては出場機会が増えるでしょうし、活躍が楽しみです。
1月5日
スパーズ↔セルティックスのトレード
- スパーズ:ノア・ボンレー、金銭
- セルティックス:将来の2巡目指名権
スパーズはボンレーを獲得後すぐに解雇しています。なかなか渋い内容のトレードです。