というわけで今回は、先日ホークスとのトレードでサンダーにやってきたモーリス・ハークレスを取り上げてみることにした。
と思ったら9月30日にロケッツとのトレードでハークレスはロケッツに移籍しました。あっという間のできごとでした。
サンダーにやってきたばかりのハークレスですが、そのままチームに残る場合もありますが、他のチームに移籍する可能性もあります。
確かに今のサンダーは若手中心なので、チームに残ったとしてもハークレスの出場機会は少ないような気がします。それならハークレスを必要とするチームへの移籍という選択肢があってもいいでしょう。
ハークレスの移籍先候補は複数あるとのことですが、その前にハークレスがサンダーにやってきたトレードをおさらいしてみましょう。
ホークスとサンダーのトレードの狙いとは
- ホークス獲得:ヴィト・クレイチー、2025年2巡目指名権TOP40プロテクト※以前のトレードでホークスが所有していたもの
- サンダー獲得:モーリス・ハークレス、2029年2巡目指名権
ホークスの狙いは、ハークレスの2022/23シーズンのサラリーである456万ドルを動かすことで、ラグジュアリータックスを支払わなくて済むというのが一番の理由のようです。あとは単純にクレイチーが欲しかった。2025年の2巡目指名権のTOP40プロテクトに変えたかった。などの理由があります。
サンダーの狙いは、ドラフト2位のホルムグレンが全休になったことで発生したDPE(disabled player exception)によって、ホルムグレンの50%のサラリーに該当する選手としてハークレスを獲得した。2029年の2巡目指名権を獲得したかった。などが挙げられます。
サンダーがハークレスを獲得した理由が指名権のためだったとしたら、それほど彼に固執しない可能性が高いいとみていいでしょう。
ハークレスを必要としている候補のチームとは
1チーム目はグリズリーズです。オフにカイル・アンダーソンが出ていったことでウィングプレイヤーを必要としているのでは?というのが理由のようです。主にベンチからの出場になると思いますが、今シーズンのグリズリーズのウィングの選手は、ダニー・グリーンもケガをしているので確かに薄い感じがします(ジョン・コンチャー、ダニー・グリーン、ザイール・ウィリアムズ、デビッド・ロディなど)。
2つ目のチームはサンズです。クラウダーがチームから出ていくことがほぼ決まったので、ハークレスが獲得候補になっているとのこと。確かにサンズとしてもハークレス獲得は検討しても良さそうです。
ちなみにサンズのウィングの選手は、ミカル・ブリッジズ、ランドリー・シャメット、トーリー・クレイグ、デイミオン・リー、ジョシュ・オコーギー、キャメロン・ジョンソンなどがいます。こちらはグリズリーズよりは充実している様子です。
まとめ
モーリス・ハークレスのトレードの理由と移籍の可能性について調べてみましたが、個人的にはグリズリーズの方がサンズよりはありそうな感じがしました。もちろん他のチームの場合もあるでしょうし、サンダーに残る可能性もあります。本人が活躍できるチームに所属できると良いですね。
というわけで今回はこの辺で終わりにします。参考にしたサイトと関連するブログのリンクを貼っておきますので興味のある方はご覧ください。ではまた更新します。
https://www.si.com/nba/thunder/news/potential-destinations-if-maurice-harkless-is-bought-out