今回はロケッツのエリック・ゴードンにトレードの噂が浮上しているとのことなので、各チームがどんなアセットを用意できるのかという情報を追ってみます。
ちょうど前回がジェイ・クラウダーについて書いたので、今回もそれと似たような内容になると思います。
The Athleticの記事によれば、ゴードンは自身の契約が切れる今シーズン中にロケッツと自分の将来についてチームに残るか他のチームに移籍するかどうかを検討しているとのことです。
エリック・ゴードンの契約状況
ゴードンは翌シーズンがチームオプションの契約のため(チーム側に契約するかどうかの主導権がある)、今シーズン中に次の契約を決めなければならない状況にあるようです。
では近年のエリック・ゴードンの主要スタッツを確認してみましょう。
エリック・ゴードンの過去3シーズンのスタッツ
- 2021/22:平均13.4得点、2.0リバウンド、2.7アシスト、0.5スティール、FG47.5%、3PT41.2%
- 2020/21:平均17.8得点、2.1リバウンド、2.6アシスト、0.5スティール、FG43.3%、3PT32.9%
- 2019/20:平均14.4得点、2.0リバウンド、1.5アシスト、0.6スティール、FG36.9%、3PT31.7%
昨シーズンは効率良くシュートを決めていたため、今のゴードンに興味を持つチームが増えたようです。それではゴードンのトレードの噂を見てみましょう。
候補1 マイアミ・ヒート
ヒートからはダンカン・ロビンソン+2023年1巡目指名権↔エリック・ゴードンという情報を見つけました。
ロビンソンは残り4年約7,433万ドルという契約を残しています。ヒートとしてもチームで出場機会が減っているダンカン・ロビンソンに4年契約を支払うよりは、1巡目指名権を付けて放出したいと考えても不思議ではありません。ロケッツとしても悪くない気がします。
候補2 ミルウォーキー・バックス
続いてnbaanalysis.netにあった、バックスとのトレード案です。ブルック・ロペス+ジョージ・ヒル+2029年1巡目指名権↔エリック・ゴードンというものです。
正直これはないと思います。バックスはケガでもしない限りはロペスを出すわけがないと思いますし、貴重な1巡目指名権を出すとも思えません。
候補3 シクサーズ、スパーズ、ロケッツの3チーム間トレード
最後はシクサーズ、スパーズ、ロケッツの3チーム間でトレードをしたら?という内容です。
https://spacecityscoop.com/posts/3-three-team-trades-eric-gordon-philadelphia-76ers/2
シクサーズがトバイアス・ハリスを出したいと考えていたら、まあありそうな話です。トバイアス・ハリスは良い選手ですが契約が重すぎます。個人的にリチャードソンが気の毒なので、バイアウトしてプレーオフに進めそうなチームに移籍してほしいです。でももしかしたらロケッツがプレーオフに進むかもしれないので何とも言えませんが・・。
まとめ
というわけで今回はエリック・ゴードンのトレードの噂を追ってみました。このオフにゴードンが動く可能性は低いと思われているようですが、シーズン中に動く可能性は充分にありそうです。
シクサーズには元チームメイトのハーデンがいるのでゴードンとしてもやりやすい環境だと思います。個人的にはシクサーズへのトレードなら良いと思います。それでは今回はこの辺で終わりにします。最後まで読んで下さってありがとうございます。また更新します。