2022/23シーズン開幕前のロスターをドラフトやFA、トレードなどの情報と一緒にまとめていきたいと思います。
新加入(FA&トレード・ドラフト・契約延長)
- ラッセル・ウェストブルック:ジャズをバイアウト後にFAで獲得
- エリック・ゴードン:クリッパーズ、ロケッツ、グリズリーズの3チーム間でロケッツから獲得
- 将来の2巡目指名3本:エリック・ゴードン絡みのトレードでグリズリーズから獲得
- ボーンズ・ハイランド:レイカーズ、マジック、クリッパーズ、ナゲッツの4チーム間トレードでナゲッツから獲得
- メイソン・プラムリー:レジー・ジャクソン、2028年2巡目指名権とのトレードでホーネッツから獲得
- ジョン・ウォール(ロケッツ):2年1,320万ドルで契約
- イビチャ・ズバッツ:3年3,280万ドルで契約延長
- ニコラ・バトゥーム:2年2,200万ドルで契約延長
- アミール・コフィー:3年1,100万ドルで契約延長
- ムサ・ディアバテ(C):2022年2巡目43位で指名、その後2WAY契約
John Wall agrees to a 2-year $13.2 million contract with the Los Angeles Clippers! @JohnWall pic.twitter.com/sJXkyGOD7v
— Klutch Sports Group (@KlutchSports) July 1, 2022
クリッパーズのオフシーズンは盤石といった印象ですが、何といってもウォールを安価で獲得できたことが1番のトピックスでしょう。
過去3シーズンで40試合しか試合に出ていませんが、実はまだ31歳。ケガからどのくらい復調できるかは分かりませんが、仮にベンチからの出場となっても他のチームからすれば脅威以外の何物でもありません。
退団、指名権放出
- ジョン・ウォール:エリック・ゴードン絡みの3チーム間トレードでロケッツに放出。その後ウェイブされFAに。
- ルーク・ケナード:3チーム間トレードでグリズリーズに放出
- 将来の2巡目指名権の交換権:3チーム間トレードでグリズリーズに放出
- 2024年2巡目指名権(クリッパーズ):4チーム間トレードでレイカーズに放出
- 2025年2巡目指名権(クリッパーズ):4チーム間トレードでレイカーズに放出
- レジー・ジャクソン:メイソン・プラムリーとのトレードでホーネッツに放出。その後ナゲッツと契約。
- 2028年2巡目指名権:メイソン・プラムリーとのトレードでホーネッツに放出。
- モーゼス・ブラウン:ウェイブ
- アイザイア・ハーテンシュタイン:FAでニックスと2年1,600万ドルで契約
- ジェイ・スクラブ:ウェイブ
控えのセンターのハーテンシュタインがいなくなりましたが、ズバッツと契約を延長したことで彼が出ていくのはある程度予想できました。ハーテンシュタインの移籍は大きな損出にはなっていないはずです。
最新ロスター(随時更新)
- PG:ラッセル・ウェストブルック
- SG:ポール・ジョージ
- SF:カワイ・レナード
- PF:マーカス・モリス
- C:イビツァ・ズバッツ
ベンチ
- PG:ボーンズ・ハイランド、
ルーク・ケナード、ジョン・ウォール、レジー・ジャクソン - SG:テレンス・マン、エリック・ゴードン、アミール・コフィー
- SF:ノーマン・パウエル
- PF:ロバート・コビントン、ニコラス・バトゥーム
- C:メイソン・プラムリー、
モーゼス・ブラウン
The Western Conference in the upcoming season is going to be a bloodbath. Which of the favorites do you like the most to come out on top? #NBAhttps://t.co/o8wIQUxJ4k pic.twitter.com/VeubEHNAir
— Daily NBA Fantasy (@DailyNBAFantasy) August 4, 2022
このロスターを見たらウェスタンカンファレンスの上位チームのオッズでウォーリアーズと同じなのも納得です。レイカーズが高いのがよくわかりませんが・・・。
少し気になるのはチームサラリーです。まあこのロスターを維持するのには仕方ないのでしょうが・・。優勝を目指すためにはシーズン中のテコ入れもありそうです。
いまのところクリッパーズが獲得に動くのでは?と噂に挙がっているのはドレイモンド・グリーン、パスカル・シアカム、ハリソン・バーンズです。
内容はドレイモンド・グリーン↔マーカス・モリス、ルーク・ケナード+αでのトレードだったり、ハリソン・バーンズ↔マーカス・モリス、ルーク・ケナード+αという内容です。恐らくシアカムを獲得する場合はもっと多くのアセットを出さなければならないはずなので現実的ではないのかもしれません。
最後にポール・ジョージの結婚式の様子を貼っておきます。ルー・ウィリアムズやべバリー、パトリック パターソンの姿も見えます。チームが変わっても関係性が続いてるのは微笑ましいですね。
Clippers News: Clippers come out and support Paul George at his wedding https://t.co/sVL0SNi9kI
— 2412 Edutainment (@educated79) July 20, 2022
トレードデッドライン後
選手層の厚さはリーグトップクラスだと思いますが、これだけ目まぐるしく選手が入れ替わるとチームケミストリーの構築に時間が掛かるのでは?と思ってしまいます。
しかもウェストブルックやエリック・ゴードン、メイソン・プラムリーを加えたことでさらに開幕前よりもロスターが強化されたと見ていいでしょう。役者がそろって噛み合えば優勝も見えてきそうです。