今回はinquisitr.comの記事の中で、ニックスがロケッツのクリスチャン・ウッドを獲得する場合のトレードパッケージを見つけたので検証していこうと思います。さっそく確認してみましょう。
inquisitr.comのトレード案
- ニックス獲得:クリスチャン・ウッド
- ロケッツ獲得:オビ・トッピン、ケビン・ノックスII、クエンティン・グライムス、将来の1巡目指名権×2本
https://www.inquisitr.com/6498446/knicks-rumors-proposed-trade-would-send-christian-wood-to-new-y
トッピンは出場機会が増えればまだまだ成長しそうな選手です。ニックスだとビッグマンの序列でジュリアス・ランドル、ミッチェル・ロビンソン、ナーレンズ・ノエル、タージ・ギブソンの次くらいに位置していますが、ロケッツならスターターとして出場できる可能性は充分にあります。
また、このトレード案には1巡目指名権が2本も付いているのでロケッツには魅力的に映るはずです。
次はこのトレードが成立した場合のニックスのロスターを確認してみましょう。
スターター予想
- PG:ケンバ・ウォーカー
- SG:RJ・バレット
- SF:エバン・フォーニエ
- PF:ジュリアス・ランドル
- C:クリスチャン・ウッド
ベンチ
- PG:デリック・ローズ、イマニュエル・クイックリー
- SG:アレック・バークス
- SF:ドウェイン・ベーコン
- PF:タージ・ギブソン
- C:ミッチェル・ロビンソン、ナーレンズ・ノエル
クリスチャン・ウッドが加わると特にオフェンス力の向上が期待できます。というわけで今シーズンのウッドのスタッツを確認してみましょう。
クリスチャン・ウッドのスタッツ
今シーズンは昨シーズンと比べるとやや調子が上がらないようですが、それでも平均でダブルダブルを記録しています。フリースロー成功率が下がっているのが気になりますが、スリーを4割近く決められるのは大きいですね。
続いてエリア別のシュート分布という視点で見ていくと、全体のシュートの30%くらいがスリーということがわかります。実際に今シーズンはFGA14.2本中、3PAが5.2本です。それで38.6%の成功率はビッグマンとしてかなり優秀です。
オフェンスでは貢献できそうなことがわかりましたが、じゃあディフェンスやスタッツに表れないデフレクションやスクリーンアシスト数などはどうなのかと確認してみましたが、マッチアップした相手のスリーを難しいシュートにした「CONTESTED SHOTS 3PT」の指数でリーグ4位に着けていました。
このスタッツはビッグマンでありながらペリメーターディフェンスが得意ということがわかります。これはニックスのシボドーHCの好みに合いそうです。
最後はポジション別にディフェンスでマッチアップしたときの被FG%の数値についてですが、相手のスリーの成功率を平均で36.4%まで下げていることがわかりました。
ちなみSFLはシューティングファール数のことです。
センターとマッチアップした際にはウッドのサイズの問題もあって決められやすいですが、ガードやフォワードの選手に対してディフェンスできるという点は高評価でしょう。
まとめ
今回はクリスチャン・ウッドについて深掘りしてみましたが、オフェンスのみならず、ディフェンス面でもチームに貢献しそうなことが分かって、ニックスにはフィットしそうな感じがします。
しかしトレードで獲得するとなるとそれ相応の見返りを要求してくるはずなので、1巡目指名権2本の放出くらいで済めばいいですが・・・。
今回はこの辺で終わりにします。最後まで読んでくださってありがとうございます。
https://theadmiral50.net/nba/2021-22-09-17-knicks
https://theadmiral50.net/nba/2021-09-04-rockets
https://theadmiral50.net/nba/2021-11-11-mo-bamba
https://theadmiral50.net/nba/2021-11-2-john-wall
https://theadmiral50.net/nba/2021-11-2-eric-gordon-trade
https://theadmiral50.net/nba/2021-09-25-thunder-trade