今回はニックスがマジックのモー・バンバをトレードで獲得すべきだという記事を深掘りしていこうと思います。さっそくトレードパッケージを確認してみましょう。
ニックス ↔ マジック
- ニックス獲得:モー・バンバ
- マジック獲得:ナーレンズ・ノエル、2022年1巡目指名権
ニックスがノエルと1巡目指名権を出してまでバンバを獲得すべきなのか?という疑問について深掘りしていこうと思います。
というわけでバンバとノエルのスタッツや特徴を比べてみましょう。
バンバのスタッツと特徴
バンバは7フッターでありながら得点パターンが豊富で、さらにスリーが打てるという現代的な選手です。特に今シーズンは1試合平均の3PA3.9本で39.5%の高確率で決めているので、選手としての価値は今後高まっていきそうです。
シュート分布を見てもセンターでありながらペイント内だけでなく、ミッドレンジからスリーも満遍なく打っていることが判ります。シュートエリアはほとんど右寄りになっていて、やや偏りがあるようです。
それでもこれだけ色々な位置からオフェンスに参加できる選手は非常に貴重です。
ノエルのスタッツや特徴
対してノエルはというと今シーズンはケガで出遅れています。それでもFG%が脅威の77.8%を叩き出している点はさすがです。
続いてシュート分布を見てみるとFG%が高かった理由が一目瞭然です。ノエルのシュートエリアはリム周りに集中してます。得点パターンはノエルよりもバンバが多いことが判ります。
バンバとノエルのディフェンスを比較するのは難しいですが、昨シーズンのノエルの方がニックスの強力なディフェンスを支えたという意味で軍配が上がると個人的には捉えています。
バンバ、ノエルサラリー比較
続いてサラリーの比較です。マジックはジョナサン・アイザックとウェンデル・カーターJrとは契約を延長していますが、バンバとはまだです。今シーズンの活躍を考えると契約を見送るとは考えにくいですが、他のチームから魅力的なオファーがあれば検討するかもしれません。
ニックスは2021年の8月にノエルと3年2,700万ドルで契約したばかりです。これはノエルを長期的に戦力とみなしていることだと思いますが、チームにはリムプロテクターとリバウンダーという役割ができるミッチェル・ロビンソンも控えています。
それを考えると同じようなタイプの選手を2人抱えるよりは、ストレッチ5としての活躍が見込めるバンバに交換できたら戦力アップになりそうです。
まとめ
これまでモー・バンバとナーレンズ・ノエル+1巡目指名権というトレード案について検証してみましたが、ニックスはこれで獲得できるなら動いた方が良いと思います。
恐らくバンバはかなりの高額契約をマジックと結ぶものと思われます。もし何か間違いがあってバンバが売りに出されたら欲しいチームはたくさんあるはずなので争奪戦になるでしょう。
そういった意味では今後のサラリーに余裕があるニックスは有利です。
あと調べてみたらバンバはニューヨーク出身なようです。ニックスには同じようにニューヨーク出身のケンバ・ウォーカーも在籍していますし、ファンからも好意的に受け入れられそうです。
今回はこの辺で終わりにしたいと思います。最後まで読んでくださってありがとうございます。また更新します。
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