ニックスの2020年モックドラフトの予想順位と指名する選手は?

今回は少し前に遡りますが、『Forbes』誌のTommy Beer氏が3月22日に発表した記事を元にコメントしていきます。記事の内容をざっくり言うと、ニックスが指名する選手を予想しようというものです。

まず確認しておきたいことは、ニックスは2020年の1巡目指名権を2つ持っているということです。これはトレードデッドラインにマーカス・モリスを放出したことでクリッパーズから得たものが含まれています。つまりニックスは、今回のドラフトで自分のチームの1巡目指名権とクリッパーズの1巡目指名権を使って選手を指名できるということです。

出典:Tankathon 

その内の1つであるニックスの1巡目指名権の予想順位は上の表を見ていただくと、1位を獲得できる確率が9.0%、2位9.2%、3位9.4%、4位9.6%、5位がなくて6位8.6%、7位29.8%、8位の20.6%になります。つまり2020年のニックスのモックドラフト予想順位はトップ5以内か7~8位以内になるという確率が高いようです。ちなみにもうひとつのクリッパーズ経由の指名権の予想順位は26位~27位になるようです。

このオフシーズンにニックスが補強するポジションはポイントガード一択。そして主にターゲットとされているのがラメロ・ボール、キリアン・ヘイズ、コール・アンソニー、タイリース・ハリバートンの4人です。

ニューヨークファンの1番人気はラメロ・ボール

ロンゾ・ボールの弟で201㎝のサイズがあって視野が広く、得点力にも優れているというラメロ・ボールですが、NBL(ナショナル・バスケットボール・リーグ)というオーストラリアのリーグのイラワラ・ホークスというチームで1年間プレーし、最後の5試合の出場では平均得点23.2、アシスト9.4、リバウンド9.0を記録しています。ウェストブルックやドンチッチみたいなスタッツですね。個人的にはニックスには球離れの良いポイントガードが合うと思っているので、コール・アンソニーのような自分がオフェンスのファーストオプションというようなプレースタイルの選手は避けてほしいです。他にもデニ・アヴディア、ニコ・マニオンらの名前が獲得候補に挙がっています。

26位、27位の指名ではジャーミウスラムジー(SG)、バーノン・キャリーJR(C)といった、すぐに必要なポジションの選手ではなくてその時に指名できる一番良い選手を指名するだろうと言われています。確かにニックスにはシューティングガードやセンターポジションの選手が豊富にいるので、今必要なのはポイントガードになるのではないでしょうか。

まとめ

  • ニックスは2020年の1巡目指名権を2つ持っている
  • ドラフト予想順位はトップ5以内か7~8位以内と26位か27位
  • ポイントガードの獲得が噂されて一番人気はラメロ・ボール

このブログを書くのに参考にしたサイトのリンクになります。↓

https://www.forbes.com/sites/tommybeer/2020/03/22/latest-mock-draft-selections-for-the-knicks-what-pundits-predict-new-york-will-do-with-their-two-first-round-picks/#1aa337313417

http://www.tankathon.com/pick_odds

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