『The Ringer』が選んだ2019/20シーズンのシックスマン賞候補5人

  • 2020年7月12日
  • 2020年10月1日
  • NBA, 選手
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というわけで、今回は今シーズン主にベンチから出場してゲームの流れを変えるいわゆるシックスマン賞候補に注目していきます。

元ネタである『The Ringer』の Microwave Players‘’という表現をしています。おそらく短時間で効果的に活躍する選手だからなんでしょう。

そんなベンチから出場してすぐに活躍する選手5人をカウントダウン方式で紹介していきます。このランキングは The Ringerのスタッフの投票によるものだそうです。

 

5.デリック・ローズ デトロイト・ピストンズ

 

今シーズンのローズはケガからの復帰ということもあって、1試合平均で26分の出場ながら18.1得点、5.6アシストの成績を残しています。2年1,500万ドルという契約も今シーズンの活躍を見る限りではバーゲン価格と言えます。まだまだ活躍できることを証明したシーズンでした。

来シーズンにグリフィンがケガから戻ってきたらローズの活躍ももっと注目されるはずです。今シーズンはチームが勝てない状況が続いているので、あまり注目されていないのが残念です。このことからシックスマン賞の受賞は少し難しい気がします。

 

4.ダービス・ベルターンス ワシントン・ウィザーズ

ベルターンスはスパーズからの移籍1年目で得たチャンスを見事ものにしました。1試合平均29.3分の出場で、15.4得点、スリーポイントに至っては1試合平均で8.7本放っているのにもかかわらず、成功率42.4%という成績です。

スパーズ時代よりも出場時間や積極的なオフェンスの機会を増やしたおかげで、選手としての市場価値を大幅に高めることに成功しました。シーズン再開後にプレーしないことが決まったので、健康体でFAを迎えることができます。

3.デニス・シュルーダー オクラホマシティ・サンダー

今シーズンのシュルーダーは主にベンチから平均31分出場し、19得点、4.1アシスト、スリーポイント成功率38.1%の好成績を残しています。クリス・ポール、シェイ・ギルジャス・アレキサンダー、デニス・シュルーダーで形成するスリーガードのラインナップのクラッチタイムでの勝率はリーグ1位です。サンダーで2シーズン目のシュルーダーの活躍は驚異的です。

クリス・ポールの加入で一皮むけた感のあるシュルーダー。The Ringerの記者の投票では3位ですが、個人的にはシックスマン賞本命だと思っています。

2.モントレズ・ハレル ロサンゼルス・クリッパーズ

今シーズンのハレルは平均27.8分で18.6得点、7.1リバウンド、フィールドゴール成功率58%の活躍で強烈なインパクトを残しています。他のチームなら確実にスターターで起用される実力がありながらも、クリッパーズでは途中出場を受け入れています。本人も起用法に不満を持っていない印象のため、このことからもクリッパーズがとハレルの関係性は良好なようです。

来シーズンクリッパーズに残るかは未定ですが、今シーズン優勝か限りなく優勝に近づくことができなければチームを去る可能性が高まります。そうなった場合はハレルがシックスマン賞を受賞するチャンスは今シーズンが最後かもしれません。

1.ルー・ウィリアムズ ロサンゼルス・クリッパーズ

ルー・ウィリアムズは過去に3回シックスマン賞を受賞していて、今シーズンも受賞する可能性があります。今シーズンは平均29.3分で18.7得点、5.7アシスト、スリーポイント成功率36.3%の成績を残しています。チームメイトのハレルも活躍していることと、過去に3回同賞を受賞していることから今シーズンのルー・ウィリアムズの受賞はないような気がします。

他に複数の票を獲得している選手は、マーカス・スマート、バディ・ヒールド、スペンサー・ディンウィディー、パティ・ミルズなどがいます。

まとめ

電子レンジのように短時間であっという間に結果を残す選手達はどのチームにも必要とされますが、本人達が今の立場を受け入れているからこそ活躍できているのだと思います。ローズとウィリアムズ以外はまだ若い選手達なのでスターターにこだわるのなら移籍するでしょう。そうなった場合はルー・ウィリアムズのシックスマン賞受賞の可能性が高まります。

 

 

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