今回はシクサーズの新球団社長に就任したダリル・モーリーがロケッツ時代に行なったトレードとドラフトを時系列でまとめてみることにしました。
文字ばかりで見にくいかもしれませんが最後までご覧ください。
ダリル・モーリーとロケッツの関係
まずダリル・モーリーとロケッツとの関係についてですが、モーリーがロケッツのGMを務めた期間は2007年5月~2020年10月までの13年間です。
詳しくは、
- 2007年5月10日にゼネラルマネージャーに就任
- 2020年10月15日に辞任
この13年間をロケッツとダリル・モーリー、ドラフト、当時のFAの情報をWikipediaなどで追っていきたいと思います。漏れがあったらごめんなさい。
2007年~2011年までのドラフト&トレード
- 2007年ドラフト1巡目26位 アーロン・ブルックス
- 2008年ドラフト1巡目25位 ニコラス・バトゥム
※ロケッツはバトゥムを指名するもすぐにブレイザーズが2巡目33位で指名したジョーイ・ドーシーとダレル・アーサーの2人とトレード。その後ダレル・アーサーは、2008年28位にグリズリーズが指名したドンテ・グリーン獲得のためにトレード。
自分の文章力のせいで分かりにくいのですが、結局ロケッツが獲得した選手は、ジョーイ・ドーシーとドンテ・グリーンの2人です。
- 2008年オフ キングスからロン・アーテストをトレードで獲得。
- 2009年ドラフト2巡目32位 ジャーメイン・テイラー
※ロケッツはウィザーズが獲得したテイラーを金銭トレードで獲得。
- 2009年シーズン中 レイファー・アルストンをマジックにトレードで放出。
- 2010年2月 ニックスにトレーシー・マグレディを放出。
ニックスからはジョーダン・ヒル、ジャレット・ジェフリーズ、2011年と2012年のドラフト1巡回指名権を獲得。
- 2010年7月 ルイス・スコラ、カイル・ラウリーをそれぞれFAで獲得
- 2010年ドラフト1巡目14位 パトリック・パターソン
- 2011年ドラフト1巡目14位 マーカス・モリス
- 2011年ドラフト1巡目23位 ニコラ・ミロティッチを指名
※その後ウルブス→ブルズに交渉権が移ってミロティッチはブルズと契約。
- 2011年ドラフト2巡目38位 チャンドラー・パーソンズ
2012年~2016年までのドラフト&トレード
ここからロケッツは大きな賭けに出ます。サンダーとの契約に折り合いがつかなかったハーデンを獲得したからです。
- 2012年オフシーズン ジェームズ・ハーデンをサンダーからトレードで獲得
ロケッツが獲得した選手は、
- ジェームズ・ハーデン
- コール・オルドリッチ
- ラザー・ヘイワード
- ディカーン・クック
サンダーに放出した選手と指名権は、
- 2012年1巡目12位で指名したジェレミー・ラム
- ケビン・マーティン
- 2013年ドラフト1巡目指名権(ダラス・マーベリックスが保持していたもの)
- 2013年ドラフト1巡目指名権(トロント・ラプターズが保持していたもの)後にスティーブン・アダムズになる
- 2013年ドラフト2巡目指名権(シャーロット・ボブキャッツが保持していたもの)を放出。
- 2012年7月 オマール・アシクと3年2,510万ドルで契約
- 2012年7月 ラプターズとのトレードでギャリー・フォーブズと2013年1巡目指名権を獲得 ※代わりにカイル・ラウリーを放出
- 2012年ドラフト1巡目18位 テレンス・ジョーンズ
- 2013年ドラフト2巡目34位 アイザイア・カナン
- 2014年7月 トレバー・アリーザ、アロンゾ・ジー、スコッティ・ホプソンをトレードで獲得
- 2014年ドラフト1巡目25位 クリント・カペラ、2巡目42位 ニック・ジョンソン
- 2014年12月 ジョシュ・スミスと契約
- 2015年ドラフト1巡目18位 サム・デッカー、2巡目32位 モントレズ・ハレル
- 2016年7月 エリック・ゴードン、ライアン・アンダーソンをFAで獲得
- 2016年ドラフト2巡目37位 チナヌ・オヌアク、43位 ジョウ・チー
2017年~2020年 マイク・ダントーニ時代のドラフト&トレード
- 2017年6月 クリス・ポールをクリッパーズからトレードで獲得。
ロケッツが獲得したのはクリス・ポールのみ
クリッパーズに放出した選手と指名権などは、
- パトリック・ビバリー
- サム・デッカー
- モントレズ・ハレル
- ルー・ウィリアムズ
- ダラン・ヒルヤード
- デアンドレ・リギンズ
- カイル・ウィルトジュー
- 2018年1巡目指名権
- 金銭
- 2017年7月 P・J・タッカーと4年3,200万ドルで契約。
- 2017年7月 ジェームズ・ハーデンと6年2憶2,800万ドルで契約延長。
- 2017年ドラフト2巡目43位 アイザイア・ハーテンシュタイン
- 2018年7月 クリス・ポールと4年1憶6,000万ドルで契約。
- 2018年8月 カーメロ・アンソニーと1年240万ドルで契約
- 2018年ドラフト2巡目46位 デアンソニー・メルトン
- 2018年12月 オースティン・リバースと契約
- 2019年6月 ダニエル・ハウス・Jrと3年1,110万ドルで契約延長。
- 2019年7月 ラッセル・ウェストブルックをトレードで獲得。
シーズン開幕前にサンダーとの大型トレードが成立しました。
ロケッツが獲得したのはラッセル・ウェストブルックのみ。
サンダーに放出したのは、
- クリス・ポール
- 2024年1巡目指名権
- 2026年1巡目指名権
- 2012年と2025年の2巡目指名権の交換権
- 2020年2月 ロバート・コビントン、ジョーダン・ベル、2020年2巡目指名権(ウォーリアーズ)獲得
ロケッツが放出したのは、
- クリント・カペラ
- ジェラルド・グリーン
- ネネ
- 2020年1巡目指名権
まとめ
ここまでダリル・モーリーがロケッツ時代に行なったドラフトとトレード情報を追ってみましたが、他にもカバーできていないトレード情報は恐らくあると思いますので、思い出したら追記していこうと思っています。
今回も最後まで見ていただいてありがとうございました。