マジックのテレンス・ロスは今シーズン中にトレードされるだろうとみられています。今回はそんなテレンス・ロスをセルティックスが獲得することになったらどんな効果が期待できるか?という視点で見ていこうと思います。
セルティックスの今シーズンの成績について
今シーズンのセルティックスは、2021年11月11日の時点で5勝6敗のイースト11位という位置に着けています。これは所属する選手のタレント性を考えるといまいちな成績です。
原因は色々あると思いますが、得点力不足が最たるものだと思います。今シーズンのセルティックスはオフェンスレーティングがリーグ23位の104.6です。これはセルティックスのセカンドユニットの得点力不足が一番の原因です。ちなみにディフェンスレーティングは104.8でリーグ10位です。
このデータはセルティックスの主要選手が試合に出ていない時間のオフェンスレーティングとディフェンスレーティング、ネットレーティングを表わしたものです。
ネットレーティングの差が大きい順に上からマーカス・スマート、ジェイソン・テイタム、ロバート・ウィリアムズⅢ、ジェイレン・ブラウン、デニス・シュルーダーと続きます。
チームのオフェンスレーティングが104.6、ディフェンスレーティングが104.8ということを考えると、チームが一部の選手に頼りすぎていることが分かります。
これはセルティックスのベンチメンバーの得点力不足によるところが大きいです。今シーズンのセルティックスが勝ちきれない原因のひとつにベンチメンバーの得点力不足だとしたら、補強ポイントはシックスマン的な役割で得点を量産できる選手ということになります。
そこでリストアップされているのがテレンス・ロスということになります。
テレンス・ロスの今シーズンのスタッツと特徴について
今シーズンの成績はというと・・ちょっと微妙な感じです。ただし昨シーズンのスタッツを見ると、ベンチから30分に満たない出場時間で15.6得点という頼もしいものです。
期待するのはジャズのクラークソンのようにベンチから短時間で得点してくれることです。
今シーズンはまだ調子が上がっていませんが、どこからでも得点できる器用さは重宝するはずです。
テレンス・ロスを獲得するためのトレード案とは?
- セルティックス獲得:テレンス・ロス
- マジック獲得:アーロン・ネスミス、グラント・ウィリアムズ、2023年2巡目指名権(ブレイザーズ経由)
いつものnbaanalysis.netに出ていたパッケージですが、これで獲得できるかは分かりません。マジックからすればもっと高く売りたいでしょうし、何とも言えません。
ただしベテランで2年2,400万ドルの選手を早く出したいというのが本音でしょう。セルティックスが良い条件を提示できれば充分に起こり得そうなトレードだとは思います。
いずれにせよ、いまいち勝ちきれないセルティックスの補強は得点力のあるベンチメンバーだとしたらテレンス・ロスはそれに当てはまります。
まだシーズンは序盤なので今後どうなるかは分かりませんが、トレードデッドライン間際には何かしらの動きがあるでしょうし、本当にテレンス・ロスがセルティックスに加わるなんてこともあるかもしれません。
今後も目が離せません。今回はこの辺で終わりにします。いつも最後まで読んでくださってありがとうございます。また更新します。
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