今回はシックスマン賞のオッズを確認してみます。
https://www.vegasinsider.com/nba/odds/sixth-man/
4月20日発表のオッズでは1位ジョーダン・クラークソン(ジャズ)、2位ジョー・イングルス(ジャズ)、3位ジャレン・ブランソン(マブス)、4位モントレズ・ハレル(レイカーズ)、5位クリス・ブーシェイ(ラプターズ)と続いています。
特に興味深いのはジャズから1位2位が続いていることです。
シックスマン賞の選出方法については、Wikipediaから引用します。↓
ナショナルバスケットボール協会のシックスマンオブザイヤー賞は、年間で全米プロバスケットボール協会ので、与えられた(NBA)賞1982-1983シーズンのNBAチームのためにリーグの最高性能プレイヤーは、代替(またはとしてベンチをオフに来へのシックスマン)。米国およびカナダ全土からのスポーツライターおよび放送局のパネルが受信者に投票します。
各審査員は、1位、2位、3位の選考に投票します。各1位の投票は5ポイントの価値があります。2位の投票はそれぞれ3ポイントの価値があります。そして、3位の投票はそれぞれ1ポイントの価値があります。1位の投票数に関係なく、合計ポイントが最も高いプレーヤーが賞を獲得します。出典:Wikipedia
過去の受賞についてはこちらです。↓
https://www.sportsbettingdime.com/nba/sixth-man-year-odds/
過去の受賞者の傾向については、何と言っても10年で5回もクリッパーズから選出されていることです。それでも今シーズンはジャズのクラークソンが受賞する可能性が高いようです。
今回はクラークソンとイングルスの2人に絞って、この賞レースをどちらが制するのかスタッツを見ながら追っていきたいと思います。
シックスマン賞というくらいなので、ベンチから出場する機会や時間が長いことが条件になります。そういった側面では圧倒的にクラークソンが有利です。
ベンチ出場の回数での比較
スターターの回数がクラークソン1回に対してイングルスは17回。両選手に受賞資格はあるものの、クラークソンの方がよりシックスマン的な出場の仕方をしています。
もうこうなるとシックスマン賞レースはクラークソンで決まりかな?とも思いますが、もう少し深掘りしてみましょう。
オンコート・オフコートのスタッツ比較
この比較で見るとイングルスの方がチームに貢献している印象を受けます。特にイングルスが出場している時間とベンチにいる時間を表わすネットレーティングで大きな違いがあることが分かります。
クラークソンとイングルスのチームでの役割が全く違うので比較するのは難しいのですが、クラークソンは主にセカンドユニットのオフェンス時のファーストオプションであるのに対して、イングルスはそのセカンドユニットのつなぎ役のような役割を務めています。
次はジャズが今シーズン最も長い時間プレーさせているラインナップと、2番目のクラークソンとイングルスが一緒に出場していたラインナップのスタッツを比較してみます。
ジャズの出場ラインナップ比較
これはジャズの一番多いラインナップと2番目を比較したもので、クラークソンとイングルスは2番目のラインナップに含まれています。
興味深いのはどちらにもゴベアが含まれているのにも関わらず、2番目の方が1試合あたりのペースがかなり速い点です。これはクラークソンを活かした速いペースでのオフェンスシステムを採っていることと、それをコンリーやイングルスがアシストで支えていることが分かります。
ジャズでクラークソンに多くアシストしてる選手は1位がコンリーの44本、2位がイングルスの28本ということがそれを表わしています。
少し話が逸れましたが今シーズンのシックスマン賞に話を戻すと、恐らくはベンチ出場の機会が最も多いクラークソンが受賞することになるでしょう。
ただ、それを支えるイングルスにももっと注目してほしいと切に感じています。
今回はここで終わりにしようと思います。次はもっと早く更新できるようにアンテナを張っていきます。最後まで読んでくださってありがとうございました。
https://theadmiral50.net/nba/2020-21-nba-trade
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ブログを書くときに参考にしている本や単純に好きなもののリストです。興味がある方は覗いてみてください。↓
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