今回はユタ・ジャズのガード、ジョーダン・クラークソンのトレード情報を追ってみようと思います。
クラークソンは2023年1月14日現在、1 試合平均20.7得点、4.0リバウンド、4.4アシストという好調を維持し、チームを22勝23敗のウェスタンカンファレンス8位に導く原動力となっています。
シーズン前のミッチェル、ゴベアのトレードで下位に沈むと思われたジャズですが、クラークソンやマルカネンなどの活躍もあって、大方の予想に反して現在プレーオフを狙える高位置にいます。
NBA記者のマーク・スタイン氏によれば、クラークソンはシーズン後にプレイヤーオプションを破棄してFAになる可能性が高いだろうと伝えています。
そうなるとFAで出て行かれる前に2月9日のトレードデッドラインで放出という可能性が出てきました。
それでは現在確認できるクラークソンのトレード情報を確認してみましょう。
クラークソンのトレード情報
クラークソンのトレード情報で確認できたのは、ウィザーズ、ブルズ、ニックスの3チームでした。まずはウィザーズから確認していきましょう。
クラークソンがウィザーズに行く代わりに、ジャズがモンテ・モリス(PG)、ジョニー・デイビス(SG/SF)、1巡目指名権2本を受け取るという内容です。
今シーズンのサラリーを見ると、クラークソン(1,334万ドル)に対して、モリス(912万ドル)、デイビス(481万ドル)なのでサラリー的には問題ないですけど、1巡目指名権2本はウィザーズが出し過ぎてるという印象があります。
続いてブルズです。
ブルズの名前が挙がっている原因は、ジャズのダニー・エインジGMがブルズのパトリック・ウィリアムズに関心があるとの情報があるためです。
パトリック・ウィリアムズは、2020年のドラフト4位指名のフォワードでまだ21歳。期待されている若手ですが、ルーキーシーズンをケガの為たった5試合しか出られないといったアクシデントを乗り越えて、今シーズンは42試合にすべてスタメンで出場しています。
これまで1試合平均10.0得点、4.1リバウンド、1.3アシスト、3P成功率41.1%というスタッツを残しています。ちなみに今シーズンのサラリーは777万ドルで、ルーキー契約が2024/25シーズンまで続きます。
パトリック・ウィリアムズもチームの役割が変わって、ジャズに移籍すればもっとショットを打つ機会が増えそうです。これから伸びる可能性は高いですね。
最後はニックスとのトレード情報を見てみましょう。
ニックスからデリック・ローズ(1,452万ドル)と2023年の1巡目指名権がジャズに動いて、ニックスにクラークソンが行くという内容です。
ローズは今シーズン出場機会が少ないですし、次のシーズンがチームオプションというのも動かしやすい理由のひとつですね。
現在ニックスは、24勝19敗でイースト6位のプレーオフ圏内ですから、クラークソンを獲得して戦力アップを図りたいというのも理にかなっています。ローズが13分くらいしか試合に出られていないのが少し寂しいですね。ローズにはキャブスのリッキー・ルビオのようにチームに必要とされる選手になって欲しいですね。
まとめ
というわけで今回はジョーダン・クラークソンのトレード情報を追ってみました。実際のところクラークソンがトレードされる可能性は高いように感じます。
ジャズとしてはクラークソンの代わりに将来の1巡目指名権や、噂が本当ならパトリック・ウィリアムズのような若手選手と交換したいところでしょう。
いずれにせよトレードとなれば当事者になる選手達が幸せになるような結果を望むばかりです。
今回はこの辺で終わりにしたいと思います。最後まで読んで下さった方、どうもありがとうございました。また更新します。
今回参考にしたサイトと関連するブログのリンクを貼っておきますので興味のある方はどうぞ。
https://wizofawes.com/2023/01/08/washington-wizards-trade-jazz/