「ヒートがクリスチャン・ウッドをトレードで狙っているらしい」という記事を最近よく目にします。
今回はこの記事を深掘ってみようと思います。
このネタについてはブリーチャーリポートのジェイク・フィッシャー氏がコメントしたことが発端だそうです。
フィッシャー氏は、ヒートがクリスチャン・ウッドのために用意すると言われているトレードアセットはダンカン・ロビンソンを中心としたものと予想しています。
しかしこのトレードが成立する可能性は低いように思います。理由はロケッツがダンカン・ロビンソンを必要としてるように思えないためです。
そもそもこの2人のトレードが噂になるのはサラリーが類似しているためです。↓
なるほど確かに似ていますね。ダンカン・ロビンソンの契約が2025/26シーズンまでなのは再建中のロケッツにはちょっと重たいのでは?という印象を受けます。
このトレード成立の可能性を高めるためにはヒートが用意できるトレードアセット次第ということになりますが、ヒートの選手でロケッツが今すぐ欲しい選手はというと、タイラー・ヒーローくらいです。
ヒートがヒーローを出すわけがないのでこのトレードの成立の可能性は限りなく低そうです。
一応ヒートがウッドのために用意できるとされるトレードの内容を見てみると、
- ヒート獲得:クリスチャン・ウッド
- ロケッツ獲得:ダンカン・ロビンソン、KZ・オクパラ、2024年1巡目指名権、2026年1巡目指名権
ロケッツからすればタイラー・ヒーローは獲れないものの、1巡目指名権を2本もらえるので前向きに検討できそうですね。ただしマイアミの1巡目なので下位指名にはなりそうです。
もしヒートにクリスチャン・ウッドが加わった場合の予想スターティングメンバーは、
カイル・ラウリー、ジミー・バトラー、PJ・タッカー、クリスチャン・ウッド、バム・アデバヨになるでしょうか。
もしくはタッカーがベンチに回ってビンセント、マーティン、ストゥルースあたりがスターターとして起用されるかもしれません。いずれにせよフロントコートの選手層はだいぶ補強されますね。
しかしそもそもこれを言ったら元も子もないですが、ヒートはダンカン・ロビンソン出さないだろうと思っています。
確かに今シーズンのシュート成功率は昨シーズンより下回っていますが、プレーオフのスリーポイント成功率が39.3%のシューターってなかなかいないですし。
結局最後に今回のブログそのものをひっくり返すようなことを言ってしまいましたが、ヒートにはダンカン・ロビンソンが必要だと思っています。
というわけで今回はこの辺で終わりにします。今回は更新が遅れてしまいましたが、次は早めに更新できそうです。いつも読んでくださってありがとうございます。また参考にしたサイトのリンクを貼っておきます。興味のある方はどうぞ。
https://www.nbaanalysis.net/2022/01/29/nba-trade-rumors-miami-heat-houston-rockets-christian-wood/