ヌルキッチのトレード先候補について

ブレイザーズの成績について

まだシーズン序盤ですが今シーズンのブレイザーズ、どうなんでしょう。

2021年11月4日現在で8試合を消化して3勝5敗。ウェスタンカンファレンス11位という成績です。

オフェンシブレーティングは109.9でリーグ9位ディフェンシブレーティング108.8の21位ネットレーティング1.1の9位で、ディフェンス面に不安を抱えてはいるものの、いまいち勝ちきれない状況が続いています。

勝ちきれない理由の一つにエースのリラードのシューティングスランプが挙げられますが、これは今シーズンからボールが変わったことが原因と考えられ、リーグ内でも同じような問題を抱えた選手が数名います。

リラードのシュートタッチについてはそれほど心配していませんが、もしこのまま負けが先行するようならシーズン中のトレードもあり得ます。

そこで動かす選手は誰なのか?というと現地メディアの間ではヌルキッチの名前が真っ先に挙がっています。

ヌルキッチの今シーズンの成績について

NBA.com

8試合すべてでスターターを務め、平均25.6分の出場で11.3得点、11.6リバウンドのダブルダブルのスタッツを残しています。

オンコート/オフコートのスタッツもオフェンシブレーティング110.0ディフェンシブレーティング103.2の好スタッツを残しています。

チームがリラードとマッカラムはトレードしないとのコメントを残していることから、どうしても他の選手にトレードの噂が集中しがちです。

ヌルキッチはケガさえしなければリーグでも有数の優良物件です。しかも1年1,200万ドルの破格中の破格の契約なので欲しいというチームはたくさんあるはずです。

そこでヌルキッチとのトレードの噂を探してみたところ、ペイサーズのマイルズ・ターナーとロケッツのクリスチャン・ウッドの名前がリストアップされていました。

それぞれ獲得可能か考えていきます。

マイルズ・ターナーについて

NBA.com

ペイサーズのマイルズ・ターナーもトレードの噂が絶えない選手です。

チームの調子がいまいちでもこれだけの個人スタッツを残している25歳の若手ビッグマンは他に思いつきません。

しかもターナーの契約は2年3,600万ドル(1,800万ドルの2年契約)。その活躍を考えると破格なものなので、是非獲得したいというチームはブレイザーズ以外にもたくさんいるはずです。

正直なところヌルキッチとの1:1トレードは難しいと思いますし、ペイサーズも簡単に手放すとは考えにくいです。

それでもnbaanalysis.netにブレイザーズとペイサーズのトレード案を見つけたので確認してみましょう。

nbaanalysis.net

ペイサーズがターナーを手放す可能性があるとしたら、現在ケガで休んでいるTJ・ウォーレンとルバートの今後に契約次第になると思います。ウォーレンの契約は今シーズン限りです。もしウォーレンやルバートとの長期契約が高額なものになるとしたら、ターナーの放出もあるかもしれません。

https://www.nbaanalysis.net/2021/11/01/nba-rumors-portland-trail-blazers-pacers-trade-sends-myles-turner-to-portland/

クリスチャン・ウッドについて

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クリスチャン・ウッドもよくトレードの噂がある選手です。

チームが再建中で、しかもウッドの契約が2年約2,798万ドル(1年目1,366万ドル、2年目1,431万ドル)ということもあって人気が集中しています。

しかしターナーよりはウッドの方が放出の可能性は高いかもしれません。理由はチームの主軸になるジェイレン・グリーン、ケビン・ポーターJr、ディショーン・テイトなどが非常に若く、彼らの成長とウッドの全盛期がかみ合わない可能性があるためです。

もちろんウッドも現在26歳の若さなのでロケッツの将来の構想に入っていると考えられます。しかしさらに若返りを目指して、ウッドと将来の指名権を交換することも充分に考えられます。

ブレイザーズに話を戻しますが、ブレイザーズがウッドを獲得できればチームのオフェンス力がさらに上がる可能性が高く、そういった意味でとても魅力的な選手です。

またnbaanalysis.netで見つけたトレード案を確認してみます。

nbaanalysis.net

ペイサーズとのトレードよりもこっちの方が1巡目指名権が2本も付くので可能性がありそうですね。

このトレードが成立したら、リラード、マッカラム、パウエル、コヴィントン、ウッドのラインナップになり、より機動力のあるチームになりそうです。

ウッドを獲得するために将来の1巡目指名権を出すことになるので、今シーズンのプレーオフで良い成績を残せないと、現体制は維持できなくなる可能性が高いです。

そういった意味では指名権を出さずにヌルキッチよりもパウエルをサイズのあるウィングに交換した方が良いようにも思います。

https://www.nbaanalysis.net/2021/11/02/nba-rumors-rockets-blazers-trade-involves-christian-wood/

まとめ

これまでヌルキッチのトレードの噂を追ってきましたが、ブレイザーズの不調が続くようならこれは不回避になると思います。リラードが他のチームに行くのはあまり見たくないので攻めたトレードは起きてほしくないと思っています。

今回はこの辺で終わりにします。最後まで読んでくださってありがとうございます。また更新します。

https://theadmiral50.net/nba/2021-22-9-15-blazers

https://theadmiral50.net/nba/2021-08-25-pacers

https://theadmiral50.net/nba/2021-09-04-rockets

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