今回はサンダーがキングスのマービン・バグリーをトレードで獲得するという噂について調べていこうと思います。
さっそく噂のトレード内容を確認してみましょう。
サンダー ↔ キングスのトレード
- サンダー獲得:マービン・バグリーⅢ
- キングス獲得:2021年1巡目18位指名権(マイアミ経由)、2021年2巡目34位指名権
サンダーの2021年の指名権の保有状況は1巡目3本、2巡目3本。このうちの18位と34位でバグリーを獲ろうということらしいのですが・・バグリーの価値がだいぶ下がってますね。
次にバグリーの最近の成績を振り返っていきましょう。
マービン・バグリーの成績と契約内容について
バグリーは2018年のドラフト2位でキングスが指名した選手で、2020/21シーズンは平均14.1得点、7.4リバウンドのスタッツを残しています。数字自体は悪くないと思いますが、この年は他のルーキーが当たり年だったため、今のところバグリーを2位で指名したことは失敗とみなされています。
キングスがもしバグリーじゃなくてドンチッチやトレイ・ヤング、ジャレンジャクソンJr、シェイ・ギルジャス・アレクサンダーなどを指名していたら・・・ついそう思ってしまいます。
そのくらい評価が低くなってしまったバグリーですが、主な原因はプロ入りしてから度重なるケガに悩まされているためです。これまで3シーズンで118試合しか試合に出ていないのではチームとしても使いづらいです。
続いてバグリーの契約内容ですが、ルーキー契約とはいえドラフト2位の選手なのでサラリーは高めです。ただ、トレード先がチームサラリーに余裕があるサンダーなら(2021/22シーズンのサンダーのチームサラリーはリーグで3番目に低い約6,253万ドル)バグリーを受け入れることに問題はありません。
続いてキングスのドラフト指名権と誰を指名するかというニュースを確認してみましょう。
キングスの指名権について
ここに今回のトレードが成立したら18位と31位が加わることになります。
キングスの主力選手の契約状況をみるとディアロン・フォックス、タイリース・ハリバートン、バディ・ヒールド、ハリソン・バーンズ、リション・ホームズなどがいますが、このうちフォックスとハリバートン以外はトレード対象とも言われています。
バディ・ヒールドがレイカーズにトレードされるという噂では見返りにモントレズ・ハレルやカイル・クーズマが含まれると言われています。そうなると本当に誰を指名するか予想が難しいですね。
キングスの指名候補
ブリーチャーリポートでは、ジョナサン・クミンガ(SF)、フランツ・ワグナー(SF)、モーゼス・ムーディー(SG)、キーオン・ジョンソン(SG)などのウィングの選手を中心に予想しています。
この予想ではヒールドやバーンズがいなくなることを想定しているようです。
もしリション・ホームズやマービン・バグリーがチームを出て行ってしまう場合を想定すると、テキサス大のカイ・ジョーンズが候補の筆頭になるようです。
カイ・ジョーンズはテキサス大の2年生で2001年1月生まれの20歳。211㎝のディフェンス型センターです。
このジョーンズに関しては複数のチームが獲得に興味を持っていて、確認できる中でもスパーズ、ホーネッツ、グリズリーズ、サンダー、マジックなど競合相手がたくさんいます。
指名順位でみるとスパーズが12位、ホーネッツ11位、グリズリーズ10位、サンダー6位16位18位、マジック5位8位。
9位指名権を持つキングスが本気でカイ・ジョーンズを獲得したいなら、キングスよりも先に指名できるサンダーやマジックとドラフト後にトレードなんてことが起こるかもしれません。
今回はこれで終わりにします。最後まで読んでくださってありがとうございました。今回も参考にしたサイトや関連するブログのリンクを貼っておきます。
https://theadmiral50.net/nba/2021-06-29-oklahoma-city-thunder
https://theadmiral50.net/nba/2021-06-11-montrezl-harrell
https://theadmiral50.net/nba/2021-06-05-buddy-hield
https://theadmiral50.net/nba/2021-02-09-celtics-harrison-barnes
https://theadmiral50.net/nba/2020-21-nba-trade