デニス・シュルーダーの移籍先はブルズかニックスか?

このオフシーズン注目のFA選手の1人であるデニス・シュルーダーですが、移籍先にはブルズかニックスの名前が挙がっています

今回はそんなデニス・シュルーダーの移籍先候補であるブルズとニックスが彼をターゲットにしている理由を調べていこうと思います。

その前に近年のシュルーダーの成績を確認しておきましょう。

シュルーダーの主要スタッツ

出典:NBA.com

シュルーダーの過去3シーズンのスタッツを拾ってきました。

2020/21シーズンはレイカーズのスターターとして61試合に出場、平均15.4得点、3.5リバウンド、5.8アシストのスタッツを残しています。

レイカーズは人気チームが故に注目度が高いため、もしかしたらそういった意味でシュルーダーは期待されたパフォーマンスを発揮できなかったのかもしれません。

レイカーズでなければ及第点の活躍だと思いますが、チームやファンからの期待に応えられなかったため、レイカーズとの契約延長はないものと見られています。

問題はシュルーダーの契約金の高さも影響しているようです。

シュルーダーの契約金について

はじめに確認しておきますが、シュルーダーはレイカーズの4年8,400万ドルの契約延長オファーを断っています

そして最近囁かれている噂では、1憶ドル~1憶2,000万ドル相当の契約を望んでいるとの報道がありました。

1憶ドルというと4年契約なら1シーズン2,500万ドルくらいで、5年契約なら2,000万ドルくらいになる計算です。それが高いのか安いのかは何とも言えませんが、今のレイカーズにとっては高いのでしょう。

レイカーズがシュルーダーとの契約を見送る場合、FAでロンゾ・ボール、カイル・ラウリー、トレードでやケンバ・ウォーカーなどを追うとみられています。

レイカーズと延長しないとなるといよいよ無制限のFAになって、各チームのシュルーダー争奪戦がスタートするというわけですね。

やっとここからが本題のブルズとニックスがシュルーダーを狙う理由について語っていきます。

ブルズがシュルーダーを狙う理由

2020/21シーズンはイースタンカンファレンス11位の31勝41敗で終えたブルズですが、昨シーズンはシーズン中に大型トレードを敢行して、来シーズンこそはプレーオフ進出を果たしたいところです。

ところがチームのポイントガードはというと、コビー・ホワイトがケガのため開幕に間に合わない。トーマス・サトランスキーもバックアッパーとしては優秀ですがスターターとしてはやや役不足なため補強は必須です。

そこで獲得候補にデニス・シュルーダーの名前が挙がっているというわけです。

幸いブルズはチームサラリーもレイカーズよりは余裕があるので、シュルーダーとの契約も可能です。

その場合有効な手段のひとつに、ラウリ・マルッカネンをサイン&トレードで放出するというものがあります。

出場機会を失いつつあるマルッカネンをトレードできれば、ブーチェビッチ獲得のために放出した指名権や現在手薄なバックコート陣の補強にも充てられます。

少し話が逸れましたが以上がブルズがシュルーダーを狙う理由になります。

ニックスがシュルーダーを狙う理由

ニックスはレギュラーシーズンを大躍進の4位で終えたものの、プレーオフでは1勝4敗で1回戦を敗退しています。

それでもチーム状況は上向きで、このオフシーズンの補強が上手くいけばさらに上位進出も期待できます。

ニックスのロスターで特に補強が必要なポジションがポイントガード。そこでやはり名前が挙がっているがシュルーダーというわけです。

ニックスは2021/22シーズンのチームサラリーが全30チーム中1番目に低い、約5,000万ドルほどで余裕があります。そういった意味ではブルズ以上の契約をシュルーダーとの交渉で提示することができます。

ただしニックスがこのオフシーズンに狙うポイントガードのリストはかなり賑やかになっていて、シュルーダーの他にも現在確認できるだけでも、クリス・ポールデイミアン・リラードカイル・ラウリーロンゾ・ボールコリン・セクストンスペンサー・ディンウィディー・・・などとにかくポイントガードを探してることがよく分かります。

この中だとリラードはトレードで獲得しなければならないのであまり現実的ではないですし、ロンゾ・ボールセクストンディンウィディーあたりがシュルーダーの競合相手になりそうです。

クリス・ポールはニックスの球団社長のレオン・ローズとの関係性が深いため、クリス・ポールの加入もないとは言い切れないですが、恐らくはサンズと延長するのではないでしょうか。

まとめ

ここまでブルズとニックスがシュルーダーを狙っている理由を調べてみましたが、両チームとも可能性はありそうです。

シュルーダーは来年で28歳なので大型契約を結ぶなら今回が一番のチャンスになるでしょう。願わくばお金よりも本人が一番活躍できる場所を選んでほしいものです。

今回はこの辺で終わりにします。最後まで読んでくださってありがとうございました。

今回参考にしたサイトのリンクと関連するブログのリンクを貼っておきます。

https://nba.nbcsports.com/2021/06/30/rumor-dennis-schroder-looking-for-100-120-million-contract/

https://theadmiral50.net/nba/2021-06-26-spencer-dinwiddie

https://theadmiral50.net/nba/2021-06-23-collin-sexton

https://theadmiral50.net/nba/2021-05-18-knicks-trade

https://theadmiral50.net/nba/2021-04-28-knicks-2021-offseason

https://theadmiral50.net/nba/2021-07-07-new-york-knicks-trade

https://theadmiral50.net/nba/2020-21-nba-trade



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