今回は2020/21シーズンに50-40-90クラブを達成しそうな選手を取り上げたいと思います。
50-40-90クラブについては以下の説明の通り。シュートのエリート達のことであり、過去にNBAで8人とWNBAで1人しか達成していない大記録です。ナッシュの4回達成は凄まじい記録です。
50-40-90クラブ(50-40-90 club)は、NBAにおいて、シーズン成功率で50%以上のフィールドゴール・40%以上のスリーポイントフィールドゴール・90%以上のフリースローを全て記録した選手の集団である。出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
達成者について詳しく知りたい方は以下のリンクをご覧ください。↓
https://ja.wikipedia.org/wiki/50-40-90%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%83%96
さらにこの資格を得るためにはそれぞれの項目で以下の規定数を超えなければなりません。
- フィールドゴール成功数300本以上
- スリーポイント成功数82本以上
- フリースロー成功数125本以上
ちなみのこの規定については以下のリンク先で確認できます。↓
https://www.nba.com/stats/help/statminimums/
今シーズンは短縮シーズンなのでこの成功数の規定に違いがあるかもしれません。
それでは2021年4月13日の時点で達成できそう、またはシュート成功数の規定を超えている選手は6人です。順番に紹介していきます。
カイリー・アービング ※最終成績更新
- 4月13日:フィールドゴール成功率51.4%(FG成功数404本)、スリーポイント成功率39.8%(3P成功数106本)、フリースロー成功率90.7%(FT成功数136本)
- 最終成績:フィールドゴール成功率50.6%(FG成功数549本)、スリーポイント成功率40.2%(3P成功数152本)、フリースロー成功率92.2%(FT成功数201本)
全ての基準をクリアした9人目の選手になりました。素晴らしい記録です。
カワイ・レナード ※最終成績更新
- 4月13日:フィールドゴール成功率51.5%(FGM425)、3P39.5%(3P成功数88本)、フリースロー成功率87.8%(FT成功数230本)
- 最終成績:フィールドゴール成功率51.2%(FG成功数465本)、スリーポイント成功率39.8%(3P成功数101本)、フリースロー成功率88.5%(FT成功数261本)
ステフィン・カリー ※最終成績更新
- 4月13日:フィールドゴール成功率48.3%(FG成功数445本)、スリーポイント成功率41.2%(3P成功数214本)、フリースロー成功率92.4%(FT成功数242本)
- 最終成績:フィールドゴール成功率48.2%(FG成功数658本)、スリーポイント成功率42.1%(3P成功数337本)、フリースロー成功率91.6%(FT成功数362本)
クリス・ミドルトン ※最終成績更新
- 4月13日:フィールドゴール成功率48.2%(FG成功数384本)、スリーポイント成功率43.5%(3P成功数111本)、フリースロー成功率88.6%(FT成功数155本)
- 最終成績:フィールドゴール成功率47.6%(FG成功数511本)、スリーポイント成功率41.4%(3P成功数151本)、フリースロー成功率89.8%(FT成功数212本)
トバイアス・ハリス ※最終成績更新
- 4月13日:フィールドゴール成功率52.0%(FG成功数374本)、スリーポイント成功率40.1%(3P成功数67本)、フリースロー成功率88.9%(FT成功数152本)
- 最終成績:フィールドゴール成功率51.2%(FG成功数473本)、スリーポイント成功率39.4%(3P成功数82本)、フリースロー成功率89.2%(FT成功数182本)
ポール・ジョージ ※最終成績更新
- 4月13日:フィールドゴール成功率47.7%(FG成功数333本)、スリーポイント成功率43.8%(3P成功数133本)、フリースロー成功率89.4%(FT成功数144本)
- 最終成績:フィールドゴール成功率46.7%(FG成功数445本)、スリーポイント成功率41.1%(3P成功数171本)、フリースロー成功率86.8%(FT成功数198本)
まとめ
この中ではアービングが一番届く可能性が高いですね。次いでフィールドゴール成功率があと少しのカリー。トバイアス・ハリスはスリーポイント成功数があと15本決めるのと、フリースロー成功率が1.1%上げられるか。といったところでしょうか。
と、4月13日に書いていたのですが本当にアービングが達成しました。
ネッツはハーデンがボールハンドラーやゲームメイクを引き受けてくれるので、アービングはスコアリングに集中できるという点で有利です。
カリーはチーム状況の関係で難しそうです。レナードとポール・ジョージはロンド加入でこれから成功率が上がる可能性があります。
この記録を達成する選手が現れるかという視点でもシーズン終了まで楽しめますね。