20/21シーズン4月15日発表の最優秀守備選手賞オッズ

NBA
出典:sportando.basketball

というわけで今回は、最優秀守備選手賞(DPOY)の4月8日のオッズを確認してみました。

出典:Odds as of April 15th at DraftKings

2020-21 NBA Defensive Player of the Year Odds Tracker
Get the most recent odds to win the 2021 NBA Defensive Player of the Year. See how each player's DPOY odds have changed throughout the 2020-21 NBA season.

4月15日発表のオッズでは1位ルディ・ゴベア、2位ベン・シモンズ、3位マイルズ・ターナー、4位ヤニス・アデトクンボ、5位ジョエル・エンビードと続いています。

最優秀守備選手賞の選出方法については、

NBA最優秀守備選手賞(エヌビーエーさいゆうしゅうしゅびせんしゅしょう、NBA Defensive Player of the Year Award)は、シーズンの間に、最もディフェンス(守備)面においてチームに貢献した選手に贈られる賞。

アメリカ合衆国カナダのスポーツ記者や放送関係者らの投票によって、1番多くポイントを獲得した選手が受賞する[1][2]。投票は1人につき選手2人までであり、1位票(5ポイント)と2位票(3ポイント)によってポイントが加算されていく。出典:Wikipedia

とあります。過去の受賞についてはこちらです。↓

出典:vegasinsider.com

過去の受賞者の傾向を見ると、センターやパワーフォワードなどのフロントコートの選手が獲得しています。そうなると今シーズンのオッズで2位にポイントガードのベン・シモンズがいるのはなかなか異色です。

と、ここまでが前置きで本題に入ります。今回はこのオッズの上位5人(ゴベア、シモンズ、ターナー、ヤニス、エンビード)のディフェンシブなスタッツを確認しながら比較していこうと思います。

そもそもですがディフェンススタッツの比較って非常に難しいです。

ディフェンシブリバウンドをたくさん獲っていたとしても、チームの役割によってそれに専念する場合もありますし、同じようにブロックやスティールの能力に長けていたとしても、それがそのまま最優秀選手賞を獲得するようなディフェンダーかというと一概には言えないからです

ではディフェンシブレーティングの低い選手が優れたディフェンダーかと言うとそれはそうとも限らず、出場している時間がたまたま失点が少ない場合だってあります。

そんなディフェンスの比較についてですが、該当する選手が出場している時間とベンチにいる時間のスタッツ(オンコート・オフコートのスタッツ)を見ることで比較的正確なデータを導き出せます。

またベン・シモンズの考える「ベストディフェンダー」の条件は、リム周りのスペシャリストよりも複数のポジションをディフェンスできること。つまり、フロントコートの選手からガードの選手までをディフェンスできることを挙げています。これはマッチアップしたポジション別のディフェンススタッツを見るとそれに近いデータが導き出せます。

このベン・シモンズの考えるベストディフェンダーの条件については個人的に同意見です。それではオンコート・オフコートスタッツとベン・シモンズの提唱するベストディフェンダー、この2つの側面から検証していきます。

まず注目したいのはオフェンスレーティングとディフェンスレーティングとネットレーティング、それから『PIE』です。PIEは (Player Impact Estimate)のことで、選手の試合への貢献度を示す指標になります。

PIE式=(PTS + FGM + FTM – FGA – FTA + Deff.REB + Off.REB / 2 + AST + STL + BLK / 2 – PF – TO)/(Game.PTS + Game.FGM + Game.FTM – Game.FGA – Game.FTA + Game.Deff.REB + Game.Off.REB / 2 + Game.AST + Game.STL + Game.BLK / 2 – Game.PF – Game.TO)出典:nbastuffer.com

オンコート・オフコートのスタッツ比較

出典:NBA.com

この指標ではゴベアが圧倒的に優れているという印象を受けます。この5人の中で一番オンコートのディフェンスレーティングを大幅に下げていますし、ネットレーティングの数字も同様です。

PIEの指標ではエンビードが一番貢献していることを示しています。

マッチアップしたポジション別の被FG%比較

出典:NBA.com

ここでは被FG%とスリーポイント被FG%に注目してみます。『TIME%』はC(センター)、F(フォワード)、G(ガード)にマッチアップした割合を指しています。『SFL』はシューティングファール数のことです。

この5人の中でシモンズはガード、ヤニスはフォワード、他の3人はセンターということを考えると、シモンズはガードからフォワードにマッチアップする機会が多くなり、センターはガードと当たる機会が少なくなるという傾向があることを理解できます。

この被FG%でもゴベアが相対的に相手のFG%を下げていることが分かります。シモンズはこの5人の中でフォワードポジションのFG%とスリーポイントFG%を一番大きく下げています。

デフレクション、スティール、ブロック、タフショットを打たせた数の比較

出典:NBA.com

デフレクションはシュートブロック以外で相手のボールに触れた回数を示す指標ですが、シモンズが3.5回とこの5人の中で一番の数値です。

スティールではシモンズとターナーが1.6回で同率1位。最後にコンテステッドショット、つまり相手のシュートをタフショットにした回数では圧倒的にターナーが優れています。

また、ターナーは今シーズンのブロックリーダーで、2位がゴベアです。ブロックに行く機会が多いとどうしてもSFL=シューティングファールが増えます。タフショットにする回数が多いこともディフェンスの上手い選手の指標のひとつです。

まとめ

ここまで色々な視点から誰が最優秀守備選手賞にふさわしいかを検証してきましたが、チームの順位や出場数という観点も賞を決める上で重要になってくると思います。

そうなると今シーズンはウェスト1位のジャズに所属しているゴベアか、イースト1位のシクサーズに所属しているシモンズとエンビードが有利でしょうか。

出場試合数で考えるとどうしてもエンビードは除外されてしまいます。

またシモンズとエンビードは同じチームなので票が分かれる可能性が高いです。

今の段階ではゴベアが有利ではないでしょうか。いずれにせよこの中からオールディフェンシブチームに選ばれる選手が出ることは間違いありません。

だいぶ長くなりましたので今回はここで終わろうと思います。最後まで読んでくださってありがとうございました。

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