ウィザーズはシーズン序盤を3勝10敗と苦しんでいますが、それによって、ブラッドリー・ビールのトレードの噂はさらに加速してきています。
ケガ人やコロナウィルスの影響もあって、ウィザーズのチーム状況はなかなか好転していません。1月27日に行われたロケッツ戦では試合中にうなだれる?苦悩するビールの姿が印象的でした。
Bradley Beal was going through it on the bench. pic.twitter.com/OFLbkdbVMe
— Bleacher Report (@BleacherReport) January 27, 2021
こんなチーム状況なら早くビールを勝てるチームにトレードしてほしいとすら思うようになってきました。そこで今回はブラッドリー・ビールのトレード先と噂されるチームと、そのトレードパッケージの内容を追いかけていくことにしました。
ナゲッツの場合
はじめはブリーチャーリポートの記事からです。
- ナゲッツ獲得:ブラッドリー・ビール
- ウィザーズ獲得:マイケル・ポーター・Jr、ゲイリー・ハリス、ボル・ボル、2021年1巡目指名権
ナゲッツからすればビールを獲得るつことで、ヨキッチ、マレーとのビッグ3を形成することができます。長期的に考えるとマイケル・ポーター・Jrをキープしたいところでしょうが、今年優勝を狙う場合はビールの獲得に動くことも充分に考えられます。
ウィザーズはマイケル・ポーター・Jr中心のチーム作りに舵を切ることができるだけでなく、八村やアヴディア、ボル・ボルといった若くて潜在能力の高いロスターを形成することができます。
シクサーズの場合
- シクサーズ獲得:ブラッドリー・ビール
- ウィザーズ獲得:ベン・シモンズ、2021年1巡目指名権、2023年1巡目指名権(トップ10保護)
今シーズン好調なシクサーズがシモンズを放出するとは思えませんが、今後もシモンズのシューティングエリアが広がらない(スリーを打たない)となると放出もあり得ない話ではありません。
それとシモンズ放出の意図はサラリーを抑えるという意味合いもあるようで、ビールの残り3年1憶ドルとシモンズの残り4年1憶2,992万ドルと比べると、シクサーズからすれば約3,000万ドルほどの節約になります。そういった意味での放出なら理解できないこともありませんが、現状では実現しなさそうなトレードという印象があります。
ペリカンズの場合
- ペリカンズ獲得:ブラッドリー・ビール
- ウィザーズ獲得:ロンゾ・ボール、J・J・レディック、2021年1巡目指名権、2022年の1巡目指名権の交換権、2023年1巡目指名権、2024年の1巡目指名権の交換権
ペリカンズはザイオン、イングラム、ビールという強力なビッグ3を形成することができます。
ウィザーズはロンゾ・ボールや将来の指名権を大量に獲得することができて、再建に入るにしても短い期間で済むようになるかもしれません。
ここまでがブリーチャーリポートの記事でした。
続いて、ヒートがビール獲得を狙うのでは?という噂について現在挙がっている記事を検証してみます。
ヒートの場合
- ヒート獲得:ブラッドリー・ビール
- ウィザーズ獲得:2025年1巡目指名権、2027年1巡目指名権、タイラー・ヒーロー、ダンカン・ロビンソン、プレシャス・アチウワの内の誰か
このトレード話の出所は写真の通りclutchpoints.comからです。ケンドリック・ナンも含まれていいかもしれません。
ヒートは昨シーズンにファイナルまで進出したチームなので、ヒーローやダンカン・ロビンソンを放出するとは正直思えません。ただ、今シーズンか来シーズンに勝負をかけるという意味なら分からない話でもないですね。
今回も最後まで読んで頂いてありがとうございました。関連するブログのリンクを貼っておきますので興味のある方はご覧ください。
https://theadmiral50.net/nba/2020-21-nba-trade
https://theadmiral50.net/nba/2020-12-15-2020-21-heat
https://theadmiral50.net/nba/2020-12-11-2020-21-nuggets
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https://theadmiral50.net/nba/2020-11-29-2020-21-sixers
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