セルティックスのゴードン・ヘイワードは複数のチームから獲得に向けてターゲットにされているとの噂があります。
いま名前が挙がっているだけでも、シクサーズ、ブレイザーズ、ペイサーズがありますが、中でもペイサーズが一番の取引先ではないか?との見方が有力なようです。
というわけで今回は、ゴードン・ヘイワードが何故FAのターゲットになるのか?ということと、名前の挙がっているそれぞれのチームのトレード相手は誰になるのか?というテーマを追っていこうと思います。
ヘイワードがターゲットになる理由
ヘイワードは2020/21シーズンに3,420万ドルのプレイヤーオプションの契約を保持していて、恐らくその金額を破棄してまでチームから出ていこうとはしないだろうとみられています。
しかし、セルティックスに移籍してからのヘイワードはケガによる不運があったものの、金額に見合った活躍ができていません。
また活躍が期待された2020年のプレーオフでも5試合にしか出場しなかったこともあって、今後本来のプレーを取り戻すことも考えられますが、ヘイワードを放出してその見返りにチームを強化する方法を採用する可能性は充分に考えられます。
ではヘイワードの獲得を目指しているチームを確認していきます。
シクサーズの場合
この写真のようにヘイワードとホーフォードをトレードしたいと考えているのは、恐らくシクサーズだけでしょう。
理由はホーフォードの残り3年8,100万ドルという契約をセルティックスが受け入れるはずがないからです。
もしホーフォードを受け入れるのなら、シクサーズからそれ相応の見返りを得られなければ実現しないでしょう。
とはいえシクサーズにはセルティックスを満足させるだけの駒がありません。要求されるとしたらエンビードかシモンズになると思いますが、それも現実には考えにくいので、ヘイワードとホーフォードのトレードは実現しないものと予想します。
ブレイザーズの場合
ヘイワードを獲得するためにブレイザーズが用意できる選手はザック・コリンズを中心としたパッケージになるようです。
ブレイザーズからは、トレバー・アリーザ、ロドニーフッド、ザック・コリンズの3人をパッケージにしてヘイワードと交換するという話です。
フッドはケガ明けで活躍できるかが未知数で、コリンズも将来有望なビッグマンですがやはりケガが心配です。
またブレイザーズはリラード、マッカラムに次ぐ3人目のスターの獲得を目指していることからもヘイワードの獲得は理にかなっています。これは先程のシクサーズよりも実現する可能性が高いと考えられます。
ペイサーズの場合
これまでシクサーズ、ブレイザーズのヘイワード獲得の噂を順に追ってきましたが、ペイサーズが一番実現する可能性が高いとみている専門家が多いようです。
理由としては第一にヘイワードがインディアナ出身で、さらに地元のバトラー大出身であることが挙げられます。
つまりキャリアの内、一度は地元でプレーしたいという選手の気持ちを考えれば、それだけでも実現する可能性が高いことが伺えます。
それではセルティックスが見返りに誰を求めるかですが、これはマイルズ・ターナー一択です。
セルティックスの唯一の弱点と言ってもいいのが、インサイトの駒不足、脆弱さです。
プレーオフではタイスやロバート・ウィリアムズⅢ、カンターをローテーションして上手く戦っていましたが、一番の補強ポイントになることは明らかです。
ただし、ターナーを獲得するにはヘイワード1人というわけにはいかないので、指名権や他の選手の放出が必要です。
幸いセルティックスには2020年の指名権が4本(14位、26位、30位、47位)あります。
これらと他の選手を上手くパッケージ化してトレードを実現させることができれば、両チームにとってメリットのある結果になるでしょう。
まとめ
今回はヘイワードを獲得すると噂のある3チームを追ってみましたが、地元出身のスターを獲得したいペイサーズが一番可能性があるのではないでしょうか?
セルティックスの2020年のドラフト指名権4本も交渉するにあたっては大きなアドバンテージになります。
まだ噂の範疇を出ませんが今後の動きが楽しみです。
今回も最後まで読んでくださってありがとうございました。
今回参考にしたサイトです。
https://theadmiral50.net/nba/2020-10-07-celtics-moves-boston
https://theadmiral50.net/nba/2020-10-22-3team-trade
https://theadmiral50.net/nba/boston-celtics-member
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