シーディングゲームの76ers戦でペイサーズのTJ・ウォーレンが躍動

  • 2020年8月2日
  • 2020年10月15日
  • NBA, 選手
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ペイサーズが127対121で76ERSを破ってシーディングゲーム初戦に勝利しました。この試合で大活躍したTJ・ウォーレンはキャリアハイの53得点、スリーポイントも9/12の確率で決めました。

今回はそんなTJ・ウォーレンのこれまでのキャリアを振り返ってみたいと思います。

フェニックス・サンズ時代

  • 2014年にドラフト14位でサンズに指名されたウォーレンは、5シーズンをサンズで過ごし、レギュラーシーズン通算261試合に出場。平均27.7分で14.4得点、4.1リバウンド、1.1アシスト、0.9スティール、FG成功率49.7%、3P成功率34.0%を記録。
  • 2017年9月25日、サンズと4年5,000万ドルの延長契約。
  • 2019年のドラフト当日、サンズはウォーレンと2019年32位指名権をペイサーズに放出して金銭を得る。※3年3,500万ドルのウォーレンのキャップスペースを空けたかったサンズが、ペイサーズにトレードした。

https://nba.rakuten.co.jp/news/1217/

当時の心境を本人がインタビューで語っています。

https://larrybrownsports.com/basketball/tj-warren-blasts-suns-trading-him/519445

「トレードが間違いだったことをサンズとNBAに証明したい。ペイサーズが正しい決定をしたことを示す準備はできている」

「俺は(3,500万ドルの)金銭より価値がある。サンズの判断が間違いだったことを証明するのは自分次第だ。」

というようにかなり怒っていることが分かります。当時のトレードを行なったサンズのGMはジェームズ・ジョーンズ。ヒートとキャブズで3回優勝したあのジェームズ・ジョーンズです。

ジョーンズGMはモンティ・ウィリアムズHCやリッキー・ルビオ、ケリー・ウーブレイ・JRなどと契約を結んでいますが、ウォーレンのこのトレードは近年でも稀に見る大失敗だと酷評されています。

インディアナ・ペイサーズに移籍後

ペイサーズに移籍してからはチームの主力として61試合、32.5分に出場し、平均18.7得点、4.0リバウンド、1.4アシストを記録しています。

今日のシーディングゲーム初日、8月2日の試合ではスリーポイントを9/12本決めていますが、今シーズンは10本以上スリーを打っていないので、本当に大事な試合で一番のピークを持ってきたということになります。

https://twitter.com/i/status/1289742871353004032

ペイサーズの今後のスケジュールについて

  • 8月4日 ワシントン・ウィザーズ
  • 8月5日 オーランド・マジック
  • 8月7日 フェニックス・サンズ
  • 8月9日 ロサンゼルス・レイカーズ
  • 8月11日 マイアミ・ヒート
  • 8月13日 ヒューストン・ロケッツ
  • 8月15日 マイアミ・ヒート

8月2日現在。ペイサーズは40勝26敗で、4位のヒートに2ゲーム差、3位のセルティックスに3ゲーム差のイースト5位に着けています。

今日の試合ではブログドンがスクリメージのスパーズ戦で痛めた首の影響で欠場しましたが、代わりをアーロン・ホリデーが務めて勝利に貢献しました。

現在、足のケガでサボニスが欠場していますが、どうやら8月18日のプレーオフには間に合う予定だそうです。

https://www.yardbarker.com/nba/articles/pacers_hopeful_domantas_sabonis_can_still_play_in_resumed_season/s1_127_32464769

仮にペイサーズが3位まで順位を上げた場合、76ersとプレーオフ初戦で対戦する確率が高いです。

今日の試合を観る限りではセルティックスやヒートとファーストラウンドで当たるよりはいくらかマシな気がします。

今後のペイサーズとウォーレンの活躍が楽しみになりました。

 

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