ブルックリン・ネッツがジョー・ハリスのトレードに耳を傾けているという噂が流れています。
今回はそんなジョー・ハリスの今シーズンの活躍と、実際にどんなトレードの案件があるのか調べていきます。
ジョー・ハリスの今シーズンのスタッツについて
今シーズンのハリスは左足首を手術した影響で14試合しか出場していませんが、スリーポイント成功率は46.6%の高水準でした。
キャリア通算でも43.9%の高い数字を残していますし、現役選手の中でも屈指の3&Ⅾタイプの選手と言えます。
そんなハリスなので当然評価も高く、現在は昨シーズンのオフに交わした4年7,500万ドルの契約の2年目で残り3年約5,592万ドルの契約が残っています。
決して安くはないですが、ネッツがトレードで動かせる選手はデュラントとハーデンは残るでしょうから、ハリスとアービングくらいです。
そうなるとプレーできるか分からないアービングよりもハリスを中心としたトレードの方が話がまとまりやすいというのも理解できます。
ハリスとトレードできる選手にはどんな選手がいるか?
ブリーチャーレポートによれば、候補はペイサーズの3人。
- ドマンタス・サボニス:残り3年5,640万ドル
- マイルズ・ターナー:残り2年3,600万ドル
- キャリス・ルバート:残り約2年3,626万ドル
この中だとハリスと役割やポジションが被るのはルバートですが、ハリスを出してルバートを連れ戻すという動きはあまり賢いと思えません。
そうなるとターナーかサボニスに絞られますが、ちょうどnbaanalysis.netにターナーとハリスのトレード案を見つけました。
- ネッツ獲得: マイルズ・ターナー、トーリー・クレイグ
- ペイサーズ獲得: ジョー・ハリス、ニコラス・クラクストン
そもそもですが、ネッツは今シーズン20勝8敗でイースト1位と好調です。アービングが試合に出場できるとしたら、わざわざハリスをトレードする必要があるのか?という疑念が沸きます。
逆にペイサーズは再建に向かっているという噂なので、ターナーを出すとしたらより多くの見返りが欲しいはずです。
それが30歳のハリスとクラクストンでいいのか?と思います。
確かに今シーズンのペイサーズはスリーポイント成功率がリーグ26位の32.6%と苦しい状況です。ハリスを獲得することでスリーポイントの問題は改善されるかもしれませんが、本当に再建する気なら1巡目指名権か、もっと若い選手を選びたいところです。
とはいえネッツが若手ビッグマンがどうしても欲しいと思っていたらターナーは理想的な選手になるはずなので何とも言えません。
個人的にはトレードデッドラインまではまだ時間があるので、アービングがプレーできるようになるのを待ってみるのもいいかな?と思います。
今シーズンはオルドリッジが好調ですし、グリフィンも控えています。長い目で判断しなければ無理にハリスを出してまで好調なチームにテコ入れする必要はないように思います。
アービングとハリスが戻ってきたら優勝に最も近いチームになるでしょうし、どーんと構えていてもいいのでは?という心境です。
今回はこの辺で終わりにします。最後まで読んでくださってありがとうございました。また更新します。
今回参考にしたサイトのリンクと関連するブログのリンクを貼っておきます。
https://theadmiral50.net/nba/2021-12-12-tj-warren
https://theadmiral50.net/nba/2021-12-10-caris-levert
https://theadmiral50.net/nba/2021-11-04-jusuf-nurkic-trade
https://theadmiral50.net/nba/2021-10-17-magic-3-players
https://theadmiral50.net/nba/2021-10-08-kyrie-irving