グリズリーズのヨナス・バランチュナスはこのオフシーズンに複数のチームから狙われているようです。
Bleacher Reportの記者はセルティックス、NBA Analysis Networkの記者はペリカンズがバランチュナスの獲得を提唱しています。
というわけで今回はいま現在確認できるバランチュナス獲得のためのトレードパッケージを追っていこうと思います。
Bleacher Reportのセルティックストレード案
- セルティックス獲得:ヨナス・バランチュナス
- グリズリーズ獲得:トリスタン・トンプソン、アーロン・ネスミス、2021年1巡目指名権
来シーズンのサラリーだけで見ると金額面では同じくらいです。ネスミスの数字が赤くなっているところはプレイヤーオプション。緑はクオリファイング・オファーです。
上がバランチュナス、下がトリスタン・トンプソンとアーロン・ネスミスの2020/21レギュラーシーズンの成績です。
このスタッツを見るとバランチュナスは得点とリバウンドのダブルダブルをアベレージで残しているので、どうしてもトンプソンとネスミスの2人が見劣りします。そのあたりが1巡目指名権を追加した理由なのでしょう。
ちなみに『tankathon.com』で調べてみたらセルティックスの1巡目指名権は16位になる見込みです。
続いてペリカンズのトレードパッケージを見てみましょう。
NBA Analysis Networkのペリカンズトレード案
- ペリカンズ獲得:ヨナス・バランチュナス、カイル・アンダーソン
- グリズリーズ獲得:スティーブン・アダムス、エリック・ブレッドソー、2021年1巡目指名権、2022年2巡目指名権
センター+フォワードとセンターとガードのトレードということになりますね。
上がバランチュナスとカイル・アンダーソンのレギュラーシーズンのスタッツです。2人とも今シーズンの活躍を考えるとだいぶサラリーが上がりそうです。
下はアダムズとブレッドソーです。あまり見た目のことは言いたくありませんが、アダムズはまだ27歳でしたね。
バランチュナスとアダムスを比べると、アウトサイドのあるバランチュナスのほうが現代型というか使い勝手の良い選手でしょうか。
一方のアダムスのプレースタイルはいわゆるオールドスクールタイプですが、リバウンドやスクリーナーとしての仕事をきっちりこなす職人のような選手。また相手チームの選手が倒れたときには必ず手を差し伸べるナイスガイなのでチームメイトにぜひ欲しいです。
ブレッドソーはモラントのバックアップとして考えると申し分のない補強です。
ちなみにペリカンズの2021年の指名権は10位相当になるようです。
Bleacher Reportの記事にもありましたが、個人的にはセルティックスのバランチュナスが見てみたいです。
具体的にはセルティックス時代のホーフォードのような役割をバランチュナスが務めれば、それは確かにセルティックスの底上げに繋がりそうです。
いずれにせよバランチュナスがグリズリーズから出たい場合と、グリズリーズが売りたいと思わない限りはこれらのトレードは成立しません。ただ、トレードが成立したら面白くなりそうだなと思っています。
今回はこれで終わりにします。最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。また更新します。
参考にしたサイトのリンクを貼っておきます。興味のある方はどうぞ。
https://www.inquisitr.com/6490783/celtics-could-acquire-jonas-valanciunas-for-nesmith-thompson-202
https://www.inquisitr.com/6490586/pelicans-could-acquire-jonas-valanciunas-for-eric-bledsoe-steven
https://theadmiral50.net/nba/2021-04-01-kyle-anderson
https://theadmiral50.net/nba/2021-05-27-draymond-green
https://theadmiral50.net/nba/2020-21-nba-trade
ブログを書くときに参考にしている本や単純に好きなもののリストです。興味がある方は覗いてみてください。↓
https://www.amazon.jp/hz/wishlist/ls/3FGV3I0LRXIE5?ref_=wl_share