ペイサーズのTJ・ウォーレンは左足の疲労骨折によって今シーズンは僅か4試合の出場に留まっています。そんな状況もあってオフにはトレードされるのでは?という噂も聞こえてきています。
そこで今回はTJ・ウォーレンを獲得するのでは?という噂があるチームを追っていきたいと思います。とその前にTJ・ウォーレンのサラリーをおさらいしておきましょう。
今シーズンはほとんどプレーしていませんが、ウォーレンが昨シーズンのような状態に戻ったら来シーズンの1,294万ドルという契約は破格です。この契約なら欲しいチームはたくさんあるはずです。
ウォーリアーズの場合
1チーム目はウォーリアーズです。blogdebasket.comによるとウォーリアーズはTJ・ウォーレンをターゲットにしているようですが、カリー、トンプソン、グリーンの3人のフランチャイズプレーヤーは動かさないと仮定すると、ウィギンズはトレード要員になるか、ウーブレイ・Jrは契約延長しないものとみなされています。
仮にウォーリアーズがTJ・ウォーレンを獲得するとなると、ウォーリアーズの来シーズンのドラフト1巡目指名権が含まれるとみられています。
ちなみに来シーズンのウォーリアーズの指名権はこちらです。
6位指名権はデアンジェロ・ラッセルを放出したときのもので、17位はもともとウォーリアーズが保持しているものです。
ペイサーズがマイルズ・ターナーを諦めるようなことになると、ワイズマンをトレードに要求するかもしれませんが、正直まだ何もわからないというのが現状です。ただ、TJ・ウォーレンのサラリーはウォーリアーズにとって魅力的に見えます。
マーベリックスの場合
マブスはレディックとティム・ハーダウェイJrとの契約が切れ、またプレイヤーオプションのジョシュ・リチャードソンもチームからいなくなる可能性があるため、ウィングの選手、つまりTJ・ウォーレンを狙いに行く可能性があります。
もしウォーレン加入となればドンチッチ、ポルジンギスとのトリオは非常に強力です。nbaanalysis.netによれば、これを実現させるためには2人くらいの若手と将来のドラフト指名権を放出することになるだろうとの見立てです。
ちなみにダラスには2021年の指名権を持っていないので(ポルジンギスとレディックを獲得するときに放出している)、オフシーズンにトレードで獲得しない限り、2022年以降のものが含まれます。
ブレイザーズの場合
ブレイザーズはノーマン・パウエルがFAで出ていった場合にTJ・ウォーレン獲得に動けます。もしウォーレンが加わればリラード、マッカラムに次ぐ得点源になって、パウエルよりもサイズアップできてディフェンスの向上も期待できます。
またブレイザーズはTJ・ウォーレンとほぼ同じサラリーのヌルキッチ、コビントン、デリック・ジョーンズJr、ザック・コリンズなどのいずれかをトレードの駒にすることもできます。
ちなみにブレイザーズも2021年の指名権をトレードで放出して持っていないのでトレードに来シーズンの指名権を含ませることができません。
セルティックスの場合
セルティックスがウォーレンを獲得する場合、すでにテイタムとブラウンがいるのでウィングの選手ばかりになってしまう印象があります。
またボールシェアの問題も出てくるのでシックスマン的に贅沢に起用する場合も考えられます。
セルティックスでTJ・ウォーレンとサラリーが同じくらいの選手はマーカス・スマートになりますが、さすがにスマートを放出することはないように思います。
現実的にはトリスタン・トンプソンや他の選手を何人か放出することになるのではないでしょうか。ちなみにセルティックスの2021年の指名権はもともと保持している16位と47位になります。
とここまでTJ・ウォーレンのトレード先候補を追ってきましたが、今回はここで終わりにしようと思います。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
https://theadmiral50.net/nba/2020-21-nba-trade
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