アンドレ・ドラモンドのトレード先候補(2021年2月5日現在)

今回はキャバリアーズのアンドレ・ドラモンドのトレードの噂を追っていきます。キャブスにはハーデンのトレードによってネッツからジャレット・アレンが加わったことによって、元々放出路線が濃厚とみられていたドラモンドのトレード話がより現実味を増してきています。

2021年2月4日現在、確認できるドラモンド獲得の噂があるチームは、クリッパーズ、マーベリックス、ブレイザーズ、セルティックス、ホーネッツ、ラプターズです。

ドラモンドをチームに加えたいチームの課題は、

  • 「ディフェンスで苦労している」→ ディフェンスレーティングが低い(※以下DFRTG)
  • 「リバウンドが獲れない」→ リバウンドを獲れる選手が欲しい(※REB%)
  • 「被FG成功率が高い」 → 相手のFG%を抑えたい(※全体の被FG%)
  • 「ペイントエリアの被FG%が高い」 → ペイントエリアの被FG%

などの理由が考えられます。今回は前述した4つの切り口で、どこのチームがドラモンドを必要としているのかを探っていきます。下に今回参考にした2つの『clutchpoints』の記事のリンクを貼っておきます。

https://clutchpoints.com/3-dark-horse-trade-destinations-for-andre-drummond/

https://clutchpoints.com/3-teams-desperate-need-andre-drummond-trade/

クリッパーズの場合(2021年2月5日現在)

  • DFRTG → 109.5(12位/30位)
  • REB% → 51.4本(8位/30位)
  • 全体の被FG% → 46.4%(21位/30位)
  • ペイントエリアの被FG% → 43.2%(15位/30位)

クリッパーズはオフにイバカを加えてペイント内のディフェンスを強化しただけでなく、ベンチにはズバッツも控えているため、今すぐドラモンドが必要かというと疑問が残ります。

またドラモンド獲得のために同額程度の選手を捻出するには、ベバリー、ルー・ウィリアムズ、ズバッツ、テレンス・マンあたりを放出する必要があるため、あまり現実的ではありません。

確かにアンソニー・デービスやヨキッチなどをマッチアップするためにドラモンドを加えてペイント内のディフェンスを強化したいのも分かりますが、優先度は低い気がします。

マーベリックスの場合

  • DFRTG → 111.1(19位/30位)
  • REB% → 47.6本(28位/30位)
  • 全体の被FG% → 46.9%(30位/30位)
  • ペイントエリアの被FG% → 41.0%(10位/30位)

クリッパーズよりはマブスの方が数字で見る限りではドラモンドは獲得はアリです。ディフェンスリバウンドをしっかり獲ってくれる選手がいればオフェンスにも相乗効果が生まれそうです。

トレードするにはジェームズ・ジョンソン(1,600万ドル)+ドワイト・パウエルまたはマキシ・クリバーが放出候補になるようです。

ブレイザーズの場合

  • DFRTG → 116.0(28位/30位)
  • REB% → 49.1本(20位/30位)
  • 全体の被FG% → 46.6%(28位/30位)
  • ペイントエリアの被FG% → 45.6%(26位/30位)

ブレイザーズもディフェンスとリバウンドで苦労しているのでドラモンド加入はアリだと思います。しかもヌルキッチやコリンズ不在の状況なら積極的に動くかもしれません。

気になるトレードパッケージは、そのケガの多いヌルキッチ+コリンズ+ナシール・リトル+2巡目指名権になるとのことです。でもこれは出し過ぎな印象ですね。

セルティックスの場合

  • DFRTG → 109.2(10位/30位)
  • REB% → 51.1本(10位/30位)
  • 全体の被FG% → 46.5%(26位/30位)
  • ペイントエリアの被FG% → 43.6%(19位/30位)

セルティックスはトリスタン・トンプソンに加えてさらにドラモンドを獲得できれば、エンビードやアデバヨ対策になるという見立てがあるようです。

もし実現した場合、ディフェンスの得意なスマート、テイタム、ジェイレン・ブラウンにドラモンドが加わるという興味深いラインナップが完成します。

トレードするには指名権を放出することになりそうです。

ホーネッツの場合

  • DFRTG → 110.0(15位/30位)
  • REB% → 49.0本(21位/30位)
  • 全体の被FG% → 46.1%(11位/30位)
  • ペイントエリアの被FG% → 44.2%(23位/30位)

ホーネッツにはビヨンボとゼラー以外はアンダーサイズな選手が多いため、ドラモンドが1人加われば上のステージを目指せそうです。

ラプターズの場合

  • DFRTG → 110.0(14位/30位)
  • REB% → 49.2本(18位/30位)
  • 全体の被FG% → 46.0%(9位/30位)
  • ペイントエリアの被FG% → 39.0%(5位/30位)

ラプターズはオフにイバカやガソルが抜けた穴をまだカバーしきれずに苦しいシーズンを送っています。オフに獲得したアーロン・ベインズもチームにフィットしているとはいえず、苦しい台所事情です。

ドラモンド獲得のためのトレードがどんなパッケージになるのかは分かりませんが、渡邊選手にはラプターズで本契約を結んでほしいですね。

今回は字ばっかりになってしまいました。読みにくかったかとは思いますが、最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。

https://theadmiral50.net/nba/2021-02-01-jj-redick-trade

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