クリッパーズがターゲットにするポイントガードは誰か?

プレーオフではナゲッツ相手に3勝1敗から逆転されるという屈辱を味わったクリッパーズですが、素人目にもチームケミストリーが上手くいっていないことが伝わってきました。

このチームが豊富なタレント力を存分に機能させるためには、チームをまとめるキャプテンシーのある選手や得点力のある選手を気持ちよくプレイさせるプレイメーカータイプの選手が必要だと感じました。

というわけで今回は「クリッパーズがオフシーズンにターゲットにしているというポイントガードが誰なのか」というテーマで書いていきます。

clutchpoints.comによると、マジックのⅮ・J・オーガスティン、レイカーズのラジョン・ロンド、ピストンズのデリック・ローズをターゲットにしているという記事が出ていたり、clipperholics.comではペリカンズのジュルー・ホリデーの名前を挙げています。

では早速それらの記事を追ってみましょう。

Ⅾ・J・オーガスティンの場合

マジックのⅮ・J・オーガスティンの2019/20シーズンは57試合に出場して、平均10・5得点、2.1リバウンド、4.6アシストを記録しています。

オーガスティンは派手な選手ではありませんが、このオフシーズンにFAになることからクリッパーズは低リスクで獲得できるベテランポイントガードとしてターゲットにすべきと言えます。

また2012/13シーズンにはペイサーズ時代のポール・ジョージとも一緒にプレーしたことがあるというアドバンテージがあるため、連携面での不安もあまりありません。

昨シーズンのサラリーも750万ドルだったので、獲得するリスクは低いので追ってみるといいですね。

ラジョン・ロンドの場合

ロンドはレイカーズで優勝したばかりなので、よほどのことがない限りは(チームに不満があるなど)、レイカーズと再契約するものと見られています。

それでもロンドがレナードとポール・ジョージと共闘することを選んだ場合は、プレイメーカーとしてチームを機能させることが大いに期待できます。

ロンドがレイカーズを出ていく可能性があるとすれば、レイカーズがADやKCP、エイブリー・ブラッドリー、マギー達との再契約によって金銭的に雇えないという問題が発生した場合です。

ロンドも35歳のベテランなので今後ケガだったりパフォーマンスの低下という問題も出てきます。ただ、純粋にロンドがレナードやジョージらを動かしている姿は見てみたいですね。

デリック・ローズの場合

ピストンズとまだ契約が残っている(950万ドル)ローズを獲得するためには、トレードでの獲得しか方法がありませんが、クリッパーズには1巡目のドラフト指名権がほとんどありません。

レナードとジョージを残したままでトレードできる選手は、パトリック・べバリー(1,333万ドル)、ルー・ウィリアムズ(800万ドル)、ジャマイカル・グリーン(500万ドル)、ランドリー・シャメット(200万ドル)、イビチャ・ズバッツ(700万ドル)などがいますが、正直ローズが獲れる気がしませんし、獲れたとしてもクリッパーズのロスターが薄くなってしまうので成立してもしなくてもあまり良いトレードにはならない気がします。

ジュルー・ホリデーの場合

USA TODAY Sports

ジュルー・ホリデーを獲得する場合はトレードになりますが、3つのプランがあります。

プラン1

クリッパーズがハレルと再契約をしたうえでルーとシャメットをパッケージ化したらというプランです。悪くない気もしますがホリデーには他のチームの方がペリカンズにとって魅力的なオファーがありそうなので若干このパッケージは弱い印象を受けます。

プラン2

このパッケージも金銭面では釣り合いがとれているものの、ベテランが多めなため実現の可能性は低い感じがします。ただペリカンズにはべバリーのような勝利へのマインドの高い選手が希少なため、トレードが成立したら、ザイオン、イングラムなどの若手を精神的に引っ張ってくれそうです。

プラン3 ポール・ジョージと交換
出典:(Photo by Kevin C. Cox/Getty Images)

こうなるとレナードをエースにしてホリデーと組ませるということになって、せっかくポール・ジョージを獲得するために指名権を大量に放出した意味がなくなってしまいます。

ペリカンズにとっては一番魅力的なトレードかもしれませんが、クリッパーズにとってはあまり意味がないように思えます。

まとめ

これまでクリッパーズがオフに獲得するべきポイントガードを追ってきましたが、レナードとジョージのデュオにプレイメークできるポイントガードが加わるという図式でなければ、パワーダウンしてしまうのであまり意味がありません。

個人的にはロンドのようなタイプが良いと思っていますが、実際のところロンドはレイカーズに残る可能性が高いので、ややリスクはありますがトレードでローズを加えることができたら、なかなか面白いことになりそうなので観てみたいです。

今回も最後まで読んでくださってありがとうございました。

今回参考にしたサイトのリンクです。↓

https://clutchpoints.com/3-best-point-guard-options-for-clippers-to-support-kawhi-leonard/

https://clipperholics.com/2020/11/06/la-clippers-jrue-holiday-trade-likely-wont-happen/

https://clipperholics.com/2020/11/05/la-clippers-3-possible-trade-routes-get-jrue-holiday/

https://theadmiral50.net/nba/jrue-holiday-warriors-trade

https://theadmiral50.net/nba/jrue-holiday-trade

https://theadmiral50.net/nba/2020-10-27-derrick-rose-home-to-the-bulls

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