今回は少し前になりますが、ニューオリンズ・ペリカンズのジュルー・ホリデーをウォーリアーズが獲得するのでは?という記事が出ていたので、掘り下げていきたいと思います。
ホリデーといえば、過去に2回オールディフェンシブチームに選出されるほどのリーグ屈指のディフェンダーですが、2019/20シーズンのオールディフェンシブチームの選考からは漏れてしまいました。そのことで複数の選手から不満の声が挙がっていたことを覚えている人も多いと思います。
具体的にはチームメイトのJ・J・レディックやケビン・デュラント、デイミアン・リラード、アンドレ・イグダラなどが「ホリデーは過小評価されてる」旨をTwitterなどで表明しています。
When it’s nearly unanimous amongst your peers that you are the best defensive guard in the league and you don’t make either All-Defense team…that’s a snub. @Jrue_Holiday11
— JJ Redick (@jj_redick) September 9, 2020
Beyond a snub . https://t.co/cxklDjN4tJ
— Damian Lillard (@Dame_Lillard) September 9, 2020
特にリラードはレディックのポッドキャストに参加した際に、ジュルー・ホリデーはリーグ最高のディフェンダーの一人と明言していました。
— TA (@talter) September 9, 2020
こういった現役の一流選手から評価されるジュルー・ホリデーをウォーリアーズが獲得するのではないかという記事についてNBC Sports BayareaのHaberstroh氏によると、
「リーグ屈指のペリメーターディフェンダーの一人であるホリデーは、カリーとトンプソンの隣にぴったりだと思う。」と発言しています。
ホリデーは過去3シーズンで平均19得点、5リバウンド、7アシスト以上を記録するなど、オフェンス面でも優秀な成績を収めています。
現在30歳のホリデーは今がまさに全盛期。次の2シーズンで5,000万ドルを超える契約を結んでいますが、その実力を考えると「お手頃価格」だと言えます。
ただし、カリー、トンプソン、グリーンを擁するウォーリアーズが、ホリデーを獲得することは簡単ではありません。
ESPNのTim Bontemps氏のがウォーリアーズとペリカンズのトレードの記事をアップしていました。
ウォーリアーズがトレードで使えるカードは、
- アンドリュー・ウィギンス
- ドレイモンド・グリーン
- 2020年のドラフト2位指名権
- 2021年の1巡目指名権(ウルブス経由)
などがあります。これらをすべて差し出すことはありませんが、次にペリカンズ側の視点でウォーリアーズが保持するカードで、何がホリデーと釣り合うか判断していきます。
ペリカンズにおすすめなウォーリアーズのカードは、
- アンドリュー・ウィギンス
- 2020年のドラフト2位指名権
ウィギンスについては、ウォーリアーズ移籍後にスタッツを伸ばしていて、ペリカンズの若手スターをディフェンスを中心に助けることができる選手として重宝しそうです。
またウォーリアーズにとっては重たい3年9,473万ドルというウィギンスの契約も、ペリカンズなら問題なく支払うことが可能です。
2020年のドラフト2位指名権については、再建中のペリカンズとしては魅力的なカードです。
まとめ
これまでホリデーが選手として過小評価されているという件と、ウォーリアーズがホリデーを獲得するのではないか?という噂を追ってみました。
ウォーリアーズは優勝争いとキャップスペースの確保のためにウィギンスやグリーンを放出することが噂され、ペリカンズはホリデーで上位指名権や実力のある選手を獲得したいというWIN-WINな関係のトレードになりそうです。
実際にこのトレードが実現するかは別にして、ジュルー・ホリデーが優勝争いできるチームに移籍してプレーオフで活躍する姿が見たいと強く思いました。
今回参考にしたサイトのリンクです。
https://clutchpoints.com/pelicans-news-jj-redick-speaks-out-on-jrue-holiday-all-defensive-team-snub/
https://theadmiral50.net/nba/warriors-2nd-picks
ペリカンズのホリデーのグッズはレアアイテムになるかもしれません。↓
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