今回はペイサーズの2022/23年のシーズンの振り返りと2023年のオフシーズンについて調べていきます。
シーズン前のトレードと補強について
ペイサーズはセルティックスにマルコム・ブログドンをトレードで放出し、見返りとしてダニエル・タイス、アーロン・ネスミス、マリク・フィッツ、ニック・スタウスカス、ジュワン・モーガン、2023年1巡目指名権を獲得しました。※マリク・フィッツ、ニック・スタウスカス、ジュワン・モーガンは獲得後すぐに解雇
またマイルズ・ターナーと2年5,800万ドルで契約を延長し、ドラフトでは1巡目6位でベネディクト・マチュリンを指名するなど、若手中心のロスター編成に舵を切りました。
シーズン前のブログドンの放出は、改めて今シーズンはハリバートンを中心としたチーム編成への意志を感じさせるもので、実際にシーズン前の現地の評価も上々なものでした。
シーズン最終成績とトレードデッドラインの動きについて
しかしレギュラーシーズンを35勝47敗でイースト11位で終了。12月までは勝率5割をキープしていたものの、1月以降は大きく負け越し、プレーオフ進出を逃しています。
またペイサーズにはマイルズ・ターナーをトレードするという噂がはびこっていましたが、結局ターナーは残り、代わりに行なったトレードではジョーダン・ヌオラやジョージ・ヒルなどに加え、将来の2巡目指名権を3本獲得するといった堅実な補強に終わっています。
プレーオフに進めなかったものの、ハリバートンはオールスターに選出、マチュリンはオールルーキー1stチームに選出されるなど、チームの未来はポジティブなものです。
続いてはオフシーズンの展望を確認していきましょう。
2023年オフシーズンの今後の展望
- ドラフト指名権について
- バディ・ヒールドとの契約について
- トレードの噂について
①の指名権ついてですが、シーズン前に行なったトレードのおかげで今年は5本持っています。先日のドラフトロッタリーで7位が決まったばかりですが、現地では26位、29位、32位あたりがトレードされるのでは?と言われています。
ペイサーズが7位で指名しそうだと言われている選手については、ヒューストン大のジャレス・ウォーカー(PF)やビラノバ大のカム・ホイットモア(SF/PF)などが候補として名前が挙がっています。
tankathon.comだとウォーカーは5位、ホイットモアが7位と予想していますが、仮にウォーカーが7位に残っていたとして、ちょっと調べてみました。
ウォーカーは身長6フィート8インチ、ウィングスパン7フィート3インチという恵まれた体格の持ち主で、セルティックスのロバート・ウィリアムズⅢ世やオールスターフォワードのポール・ミルサップが似たタイプの選手になるようです。ジャレスなのかジェイレスなのかはわかりませんが、動画を観る限りでは好印象ですし、近い将来リムプロテクターとしての活躍が期待できます。
https://twitter.com/TheFieldOf68/status/1660724740737081349?s=20
ウォーカーの記事についてはリンクを貼っておきます。
https://lastwordonsports.com/basketball/2023/05/18/jarace-walker-2023-nba-draft-profile/
②のヒールドについては、来シーズンが4年9,400万ドルの最終年にあたるため、早急ではないもののFAで出て行かれる前に契約延長かトレードかの判断を下さなければなりません。
ヒールドほどのシューターの代わりはそうそう見つかるものでもありませんが、現在30歳のヒールドとペイサーズのコアメンバーとの年齢の開きを考えると、FA前にトレードするのがいいかもしれません。
③のトレードの噂については、やはりヒールドの名前が多く見られます。nbaanalysis.netによると、レイカーズとのトレードではヒールド↔マリク・ビーズリー+将来の1巡目指名権(2027年か2029年)というものだったり、マジックとのトレードでは、ヒールド↔ジョナサン・アイザック+2025年の1巡目指名権という記事を見つけました。
個人的な意見としては、レブロン、AD体制がそう長く続かないものと考えているので、レイカーズの指名権の方が価値が高まっているのでは?と思います。なのでもし実現するとしたらレイカーズとのトレードを推したいですね。
というわけで今回も最後まで読んで下さってありがとうございました。また更新します。