はじめに
プレイイントーナメントで敗れたトロント・ラプターズですが、このオフシーズンに話題の中心になるかもしれません。
ラプターズの今シーズン終了に伴って様々な噂が飛び交っている中、一番の注目はニック・ナースHCとの契約問題でしょう。ナースHCがフロントと上手くいっていないのでは?と思わせる発言がブルズ戦のインタビューによって明らかになりました。チームの今後が不透明なものに思えてきました。
5年続いたナース体制がもし今シーズンで終わるとするなら、チームのコアメンバーであるバンブリートとシアカム、アヌノビーなどがトレード候補となる可能性が高まります。
今回はそんなトロント・ラプターズのオフシーズンの噂を探っていこうと思います。
主力選手達の契約状況について
ラプターズのコアメンバーの契約状況を確認すると、バンブリート、ゲイリー・トレントJrがプレイヤーオプションの権利を有しており、来シーズンオフにはアヌノビーも同じ状況になります。
つまりオフシーズンにバンブリートとトレントJr、さらにヤコブ・パートルとの契約交渉に臨まなければなりません。
そして次のシーズンにはシアカム、アヌノビー、さらにルーキー契約3年目になるスコッティ・バーンズとの契約交渉が待っているため、今シーズンのオフの交渉は非常に重要です。場合によっては一気に再建に舵を切ることになるかもしれません。
主力選手の年齢について
- パスカル・シアカム(29歳)
- フレッド・バンブリート(29歳)
- ゲイリー・トレントJr(24歳)
- OG・アヌノビー(25歳)
- ヤコブ・パートル(27歳)
- スコッティ・バーンズ(21歳)
こうして見てみると、バーンズ中心のチーム編成にしていく場合、シアカムとバンブリートのタイムテーブルが微妙に合わないようにも思えてきます。
そう考えるとシアカムとバンブリート、もしくはアヌノビーやパートルがトレードされる可能性は確かにありそうです。
トレード市場ではOG・アヌノビーが1番人気か?
ラプターズの選手のトレードの噂を探してみると、アヌノビーの情報が一番多いことが分かりました。
これまでに明らかになっている情報では、トレードデッドラインでペイサーズがトレードでの獲得を打診したようです。
具体的なトレードオファーかどうかは分かりませんが、clutchpoints.comによると、ゴガ・ビタゼ、クリス・デゥアルテ、2023年のCLE 1巡目指名権、2023年のBOSの1巡目指名権、2024年のINDの1巡目指名権(ドラフトロッタリー保護付き)をペイサーズにオファーしたとのことです。https://clutchpoints.com/og-anunoby-pacers-offer-raptors-2023-nba-trade-deadline
もちろんこのときは成立しませんでしたが、ラプターズがアヌノビーをトレードする方針になったら、将来の1巡目指名権3本は魅力的です。
まとめ
プレーオフに進めなかったチームにはすぐにこういった噂が広がるのがNBAのドライな部分であり、それが面白さのひとつでもあります。
バーンズとアヌノビーはポジションこそ被るものの、年齢的にもプレースタイル的にも共存できるとは思います。今後チームがナースHCやチームの今後についてじっくり方向性を決めることになるので、それまで待つことにしましょう。
これを書いている日が4月15日なので、明日からいよいよプレーオフが始まりますね。時間を作りつつ、また更新したいと思います。最後まで読んで下さってありがとうございます。