今回はキャブスの2022/23年のシーズンの振り返りと、2023年のオフシーズンについて調べていきたいと思います。
シーズン前のトレードについて
今シーズンの躍進は何といってもドノバン・ミッチェルをトレードで獲得したことが発端でした。そのジャズとのトレードの内容は以下の通りです。
- キャブス獲得:ドノバン・ミッチェル
- ジャズ獲得:コリン・セクストン、ラウリ・マルッカネン、オチャイ・アバジ、2025 年、2027 年、2029 年の1巡目指名権、2026 年と 2028 年の1巡目指名権の交換権とのトレードで獲得
1巡目指名権3本とは勝負に出たと思いましたが、シーズンが終わってみればWIN-WINなトレードだったのではないでしょうか?しかしトレード後にジャズのエースに成長したマルッカネンには驚かされましたね。
シーズン最終成績とプレーオフの結果について
キャブスはレギュラーシーズンを51勝31敗のイースト4位でプレーオフに進出しましたが、残念ながらファーストラウンドで対戦した5位のニックスに1勝4敗で敗れてシーズンを終えました。
ファーストラウンド敗退とはいえ、今シーズンはプレーオフに進出したことこそが大きな収穫と考えていいと思います。
キャブスのロスターの契約状況について
2023/24シーズンにキャブスの完全補償の契約下にいる選手は、ドノバン・ミッチェル、ダリアス・ガーランド、エバン・モブリー、ジャレット・アレン、アイザック・オコロ、ディーン・ウェイド、リッキー・ルビオがおり、チームサラリーもラグジュアリータックスを下回っています。主力が若手中心で、まさにこれからというチームです。このオフにキャブスが決断しなければならない選手はキャリス・ルバートくらいです。
今シーズンのルバートは、主にベンチからの出場で個人スタッツこそ下がったものの、キャブスの貴重な戦力のひとつでした。本人も再契約を望んでいる模様ですので、問題なく契約が交わされるでしょう。
ロスターのバランスが良い状態ですので、トレードで大物を狙うよりはFAでチームに必要な選手獲得に堅実に動くものと思われます。
2023年オフシーズンの今後の展望
- チームケミストリーのさらなる構築
- キャリス・ルバートとの再契約
- 2023年のドラフト指名権について
- FA獲得候補
①については今のロスターで経験を積んでいくことが何よりです。
②のルバートとの再契約も恐らく問題なく交わされるとみられます。
③の2023年のドラフト指名権は1巡目をルバート獲得のためにペイサーズに放出しているためにありません。そうなると2巡目指名権(tankathonは49位あたりと予想)をどうするかですが、ガードにミッチェルとガーランド、ビッグマンにモブリーとアレンがいるのでウィングを狙うのを推奨しているメディアが多いです。とはいえ2巡目のウィングの選手を今から予想してもまったくあてにならないので今回は触れないでおきます。
そうなると④のFA獲得候補については、やはりウィングの選手中心になり、現段階ではグリズリーズのディロン・ブルックス、ペリカンズのジョシュ・リチャードソン、サンズのトーリー・クレイグ、バックスのジェイ・クラウダー、ホーネッツのケリー・ウーブレイJr、シクサーズのジェイレン・マクダニエルズなどの名前が挙がっています。
こうして見るとこのオフはFAのウィングの選手が豊富です。そしてチームと何らかのトラブルなどの噂の多かったクセが強めの選手が多いです。この中なら性格的にも実力的にも評判の良いジョシュ・リチャードソンを推したいですね。
というわけで今回はこの辺で終わりにしたいと思います。一時、ブログの運営がストップしてしまいましたが、原因は登録していたクレジットカードが古いもので、更新するのを忘れていたためでした。結構焦りました。それではまた更新します。ありがとうございました。