2022/23シーズン開幕前のロスターをドラフトやFA、トレードなどの情報と一緒にまとめていきたいと思います。
新加入(FA&トレード・ドラフト・契約延長)
- ケビン・ノックス(ピストンズ):ウォリアーズ、ピストンズ、ブレイザーズ、ホークスの4チーム間トレードでピストンズから獲得
- 2026年2巡目指名権:(ウォリアーズからグリズリーズ経由で31~42位プロテクト付き)4チーム間トレードで獲得
- 2028年2巡目指名権:(ウォリアーズ)4チーム間トレードで獲得
- 2023年、2024年、2025年の2巡目指名権(ホークス):4チーム間トレードで獲得
- キャム・レディッシュ(シクサーズ):ブレイザーズ、シクサーズ、ニックス、ホーネッツの4チーム間トレードで獲得
- マティス・サイブル(シクサーズ):4チーム間トレードで獲得
- ライアン・アーチディアコノ:4チーム間トレードで獲得
- 2023年1巡目指名権::※14位以内の場合は代わりに2巡目指名権2本に変わる
- デイミアン・リラード:2年1憶2,200万ドルで契約延長
- アンファニー・サイモンズ:4年1憶ドルで契約延長
- ユスフ・ヌルキッチ:4年7,000万ドルで契約延長
- ゲイリー・ペイトンⅡ世(ウォーリアーズ):3年2,800万ドルで契約
- ドリュー・ユーバンクス:1年190万ドルで契約延長
- ナシール・リトル:4年2,800万ドルで契約延長
- ジェレミー・グラント:2022年2巡目36位指名権、2025年1巡目指名権(バックス経由)、 2025年2巡目指名権 、2026年2巡目指名権とのトレードでピストンズから獲得
- 2022年2巡目46位指名権:2022年2巡目36位指名権、2025年1巡目指名権(バックス経由)、 2025年2巡目指名権 、2026年2巡目指名権とのトレードでピストンズから獲得
- シェイドン・シャープ(SG):2022年1巡目7位指名
- ジャバリ・ウォーカー(PF・SF)2022年2巡目57位指名
- ノーベル・ペッレ:Exhibit 10 契約
- アイザイア・ミラー:Exhibit 10 契約
- ジャレッド・ローデン:Exhibit 10 契約
※ルーキー
昨シーズンはリラードが試合に出られない期間にサイモンズの台頭という嬉しい誤算がありました。
結果的にチームはプレーオフを逃してしまったものの、FAでペイトン、トレードでグラント獲得という、久々に良いオフシーズンを送ることができました。
退団、指名権放出
- ゲイリー・ペイトンⅡ世:ウォリアーズ、ピストンズ、ブレイザーズ、ホークスの4チーム間トレードでウォリアーズに放出
- ジョシュ・ハート:ブレイザーズ、シクサーズ、ニックス、ホーネッツの4チーム間トレードでニックスに放出
- 2025年1巡目指名権(バックス経由):ジェレミー・グラント、2022年2巡目46位指名権とのトレードでピストンズに放出
- 2022年2巡目36位指名権:ジェレミー・グラント、2022年2巡目46位指名権とのトレードでピストンズに放出
- 2025年2巡目指名権:ジェレミー・グラント、2022年2巡目46位指名権とのトレードでピストンズに放出
- 2026年2巡目指名権:ジェレミー・グラント、2022年2巡目46位指名権とのトレードでピストンズに放出
- エリック・ブレッドソー:解雇
- CJ・エレビー:FAでティンバーウルブズと契約
- ジョー・イングルス:バックスと1年650万ドルで契約
- ディディ・ルザダ:解雇
グラントを獲るために1巡目指名権×1本、2巡目指名権×3本を出したわけですが、正直だいぶ安く手に入れられたという印象を受けました。
グラントを欲しいチームは他にもたくさんあったはずですが、最終的に出身地であるポートランドを選んだというのには納得です。また、オリンピック代表でリラードと一緒にプレーしていたことも決めてとなったことでしょう。
最新ロスター(随時更新)
- PG:デイミアン・リラード
- SG:アンファニー・サイモンズ
- SF:
ジョシュ・ハート、キャム・レディッシュ - PF:ジェレミー・グラント
- C:ユスフ・ヌルキッチ
ベンチ
- PG:アイザイア・ミラー
- SG:シェイドン・シャープ、キーオン・ジョンソン、マティス・サイブル、
ゲイリー・ペイトンⅡ世 - SF:ナシール・リトル、ジャスティス・ウィンスロー、ジャレッド・ローデン、ケビン・ノックス
- PF:グレッグ・ブラウン、トレンドン・ワトフォード、ジャバリ・ウォーカー
- C:ドリュー・ユーバンクス、ノーベル・ペッレ
長年チームを支えたマッカラムを放出し、いよいよ再建期に入ったかと思いましたが、戦力はむしろ昨シーズンよりも充実しています。
昨シーズンまではディフェンスに課題があったロスターでしたが、グラント、ペイトン、ジョシュ・ハートを加えたことでその心配はだいぶ解消された印象を受けます。
懸念材料があるとすれば、ビッグマンの選手層がやや薄いことでしょうか。
個人的にはFA市場にまだ残っているラマーカス・オルドリッジをロスターに加えて欲しいと思っています。オルドリッジはチームのレジェンドですし、いずれはチームの殿堂入りする選手です。ディフェンス面での貢献は難しいかもしれませんが、オフェンス面ではまだまだ活躍できるはずです。
トレードデッドライン後について
ジョシュ・ハートとゲイリー・ペイトンⅡ世の放出によって、レディッシュ、サイブル、そして5本の2巡目指名権を獲得し、来期以降の再建に向けて動きました。しかし、当然この動きに対してエースのリラードは良く思っていない様子で、不満をあらわにしています。あまり考えられませんが、リラードをトレードするなんてことも今後起こるかもしれません。フロントは責任重大です。