クリッパーズがジョン・ウォールを獲得するのでは?という噂は今シーズンはじめくらいからずっとありましたが、ここにきて具体的なトレード案が出てきたので確認してみましょう。
ニュースソースはfadeawayworld.netからです。↓
クリッパーズがジョン・ウォール獲得のために用意するトレード案
- クリッパーズ獲得:ジョン・ウォール
- ロケッツ獲得:エリック・ブレッドソー、サージ・イバカ、マーカス・モリス
クリッパーズが優勝するための最後のピースとしてウォールを獲得しようとすると、現在考えられるのはブレッドソー+イバカ+モリスになるとのことです。
懸念材料はウォールのケガしやすい体質と現在のコンディション、そしてサラリーです。今回はそれぞれのサラリーを確認してみましょう。
サラリー比較
※ウォールの2022/23シーズンが青字になっているのはプレイヤーオプションのためです。
2021/22シーズンのブレッドソー+イバカ+モリスのサラリーを合わせると、約4,300万ドルほどになってウォールとちょうど釣り合います。
しかもその後のブレッドソーの1年とモリスの2年のサラリーを合わせても約5,200万ドルほどになって、これもちょうどいい感じです。
問題はこうして苦労して獲得したウォールがちゃんと活躍できるか?ということと、来シーズンのクリッパーズのチームサラリーです。
クリッパーズの2022/23シーズン以降のチームサラリー問題
ポール・ジョージ(4,200万ドル)、カワイ・レナード(4,200万ドル)、ジョン・ウォール(4,700万ドル)の3人で1憶3,100万ドルにもなってしまうので、今シーズンのレイカーズとほぼ同じ状況になってしまいます。
この3人のスターを集めて作ったチームは、優勝以外は失敗とみなされてしまうので大変危険です。
しかもこの3人、近年ではケガが多くなってきているので、NBA史上最もケガのにおいのするビッグスリーになってしまう可能性があります。
健康体なら楽しみなチームですが、3人の近年のコンディションやイメージ、サラリーを考慮すると、クリッパーズはウォール獲得には動かない方がいいと思います。
優勝のために賭けに出るとしてもウォールとウェストブルックの今の契約はやはり手を出しづらいですね。
というわけで今回はこの辺で終わりにします。最後まで読んでくださってありがとうございました。