2022/23シーズン中盤のジョン・コリンズのトレード先候補

ホークスのジョン・コリンズには今シーズンもトレードの噂が絶えません。今シーズンのホークスはシーズン前にスパーズからマレーを大型トレードで獲得し、チームの飛躍が期待されましたが、37試合を終えた段階で17勝20敗のイースタンカンファレンス9位にいます。

この状況を生んだ一番の原因は、カペラ12試合、コリンズ8試合、ハンター7試合、ボグダノビッチ23試合などの主力がケガによって離脱したことだと考えられますが、他にもトレイ・ヤングとマクミランHCの不仲の噂も囁かれています。

ともかくこのままではプレーオフを逃しかねないため、トレードデッドラインまでにホークスも何かしらの変化が必要になってくるはずで、そのトレードによる変化の筆頭に名前が挙がっているのがジョン・コリンズになるようです。

前置きが長くなってしまいましたが、早速ジョン・コリンズの今シーズンの成績と問題点、それからトレードの噂を追っていこうと思います。

2022/23シーズンのジョン・コリンズのスタッツ

出典:nba.com

ちょっと見えにくいかもしれませんが、昨シーズンと比較して平均得点が3.3下がっています。大きな原因は3P%が22.6%なことでしょう。シュート試投数も若干下がってはいるものの、問題はシュート成功率の減少にあるようです。それではもう少し突っ込んで見ていきたいと思います。

出典:nba.com

これはコリンズの今シーズンと昨シーズンのスリーポイントのスタッツを比較したものです。上が今シーズン、下が昨シーズンですね。というよりも下の方が分かりやすいので下を見てみましょう。

出典:sportingnews.com

コーナースリーはそもそも試投数が少ないのであまり参考にしない方がいいかもしれません。今シーズン問題なのはコリンズが本来ガードの選手がシュートする機会の多いエリアにいることです。

ヤングに加えてマレーが加わったことによって、オフェンス時に彼らのスペースを作るためやキックアウトパスに備えるためか、ポジショニングが昨シーズンと違っているように見えます。

つまり、今シーズンのコリンズの不調は、不得意な位置や距離でのスリーをこれまでよりも打たなければならなくなった。または主力選手のケガによる離脱やケミストリー不足。これらが原因と考えられます。

とはいえ、5年1憶2,500万ドルの大型契約を交わしている選手としてはちょっと物足りない印象を受けます。

コリンズのトレードの噂について

コリンズのトレードの噂は様々ですが、今回はヒートとペイサーズの情報を確認してみましょう。

ヒートとのトレードの場合

  • ヒート獲得:ジョン・コリンズ
  • ホークス獲得:ダンカン・ロビンソン、ケイレブ・マーティン、2023年1巡目指名権

コリンズの2026年までの契約もなかなか重たいですが、ダンカン・ロビンソンも同じく2026年まで契約が保証されています。ホークスにはコリンズよりもダンカン・ロビンソンの方がフィットしそうな感じもしますが、どうでしょうね。

ペイサーズとのトレードの場合

  • ペイサーズ獲得:ジョン・コリンズ
  • ホークス獲得:バディ・ヒールド

もしこのトレードが成立した場合、コリンズはハリバートンからのパスの恩恵を受けるでしょうし、ホークスもヒールドの契約が2023年で終わることから、今後の選手補強において柔軟になれます。

まとめ

これまでジョン・コリンズの今シーズンのスタッツとトレードの噂を追ってみましたが、ホークスの問題点のひとつにトレイ・ヤングの不調も影響していることにも触れておきます。

ヤングは3P%が昨シーズンと比べてー7.2%の31%まで下がっています。ホークスはマレーを獲得したことでシーズン序盤こそ上手くいっていましたが、昨シーズンから続くディフェンス面の問題点は解消されていません。

コリンズを放出してヒールドを獲得となると、その問題点がさらに顕著に表れそうです。いずれにせよコリンズ放出の可能性は濃厚と考えられているので今後も目が離せません。

今回はだいぶ更新までに間が空いてしまいましたが、今月は時間が作れそうなのでマメに更新していきたいと思います。いつも最後まで読んで下さっている方、ありがとうございます。今回参考にしたサイトのリンクを貼っておきます。

https://nbaanalysis.net/

2022/23ホークス最新ロスター

ホークスのオフシーズンについて調べてみた

ここ数年で買ってよかったもの(12月13日更新)

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