正直なところベン・シモンズのトレードの話はもういいかな?という気分ですが、偶然見つけた『fadeawayworld.net』のトレード案はけっこう良いかもと思ったので検証してみようと思います。
これです↓
https://fadeawayworld.net/nba-trade-rumors/5-nba-trades-that-fans-would-love-to-see
トレードを行なう場合、両チームにとってWIN-WINになることが理想ですが、このトレードは両チームにとってそうなりそうじゃないかな?と思っています。
キャブスがトレードを行なうべき理由
まずはキャブスがトレードを行なう理由についてです。
キャブスはシーズン早々にコリン・セクストン、最近になってリッキー・ルビオがケガで全休になりました。さらにダリアス・ガーランドがリーグが定める安全衛生プロトコルに入ってしばらく数試合欠場することになっています。
COVID-19(新型コロナウイルス)の検査で陽性反応が出た選手の隔離期間は、その選手が無症状でほかの検査条件を満たしている限り、6日間とされている。 出典:NBA.com
この規定によればガーランドはすぐに戻ってくるはずですし、最近キャブスはレイカーズからラジョン・ロンドをトレードで獲得したとの発表もあったので、チームの今シーズンにかける想いの強さを感じます。
さらに言えばセクストンとキャブスは今後の契約を巡って上手くいっていませんでしたし、不良債権になっていたケビン・ラブを動かせます。ラブの2年6,020万ドルを動かせるのはキャブスの今後にとって大きなメリットがあります。
確かにここ数試合のケビン・ラブの活躍は素晴らしく、直近の5試合で平均24.9得点、9.4リバウンド、FG成功率51.4%、3P成功率50.0%というオールスター選手級のスタッツを記録しています。
この活躍が続くのならチームはラブとの関係を続けるでしょうし、やはり放出しようということになっても高い価値があるとみなされてチームにとって有利な交渉をすることができます。
問題があるとしたらベン・シモンズのコンディションでしょうか。すぐにトップフォームとはいかないまでも、プレーできる状態にあるのかすらわかりません。そこが気になります。
シクサーズがトレードを行なうべき理由
シクサーズはとにかくベン・シモンズを動かせる。これに尽きます。今シーズンまったく試合に出ていないシモンズですが、ディフェンスを含めたプレーメイキングの才能がオールスター級なのは間違いないですし、まだまだ成長が見込める選手です。
チームとしてはできるだけ高く売りたいはずですが、なかなか交渉がまとまりません。
このトレードが成立した場合、シクサーズは今シーズンまったく試合に出ていないシモンズの代わりにケビン・ラブとセディ・オスマンを獲得できます。
さらにケガ明けとはいえ、セクストンと2022年の1巡目指名権ももらえます。
この1巡目指名権は今後シクサーズがトレードを行なう場合に有利な交渉をすることができます。もともとシクサーズが保持している1巡目指名権と合わせてトレードアップしたり、実力のある選手をトレードで獲得する際に使えるからです。
また、ラブとオスマンがシクサーズのロスターに加わると、今シーズンまったく試合に出ていないシモンズよりも単純にチーム力がアップすることになります。
シモンズよりもスリーが得意な2人が加わればオフェンスでエンビードのスペースを作れますし、そういった面ではシモンズよりも相性は良いはずです。(もちろんベン・シモンズがシクサーズに残ってプレーするのならそれに越したことはないのですが・・・)
と、今回は久しぶりにベン・シモンズ関連を取り上げてみました。早くまとまらないかなぁと思ってますが、今のキャブスとなら良い内容になりそうだと思いました。
懸念材料があるとすれば、シモンズがすぐにプレーできるようにトレーニングしてるのか?という問題と、選手として成長したいという向上心があるのか?ということです。
ベン・シモンズは私生活が派手なことが分かっていますし、バスケよりも私生活を優先するタイプの性格なら、チームとしては早く放出すべきでしょう。
ベン・シモンズについては本当にどうなのか分からなくなってきました。なのでしばらくシモンズのことは考えないことにします。
今回はこの辺で終わりにしようと思います。最後まで読んでくださってありがとうございました。また更新します。